気まぐれゲーミングPC通信 【2020/7/1】 ~1年ぶりに新モデル登場!Lenovo Legion 550Pi・750i・T550iをチェック

個人的に気になるゲーミングPCやその他もろもろを紹介するコーナー。かなり久しぶりですが、約1年ぶりにレノボのゲーミングPCに新モデルが登場したので、サクッとチェックしてみましょう。

 

Lenovo Legion 550Pi

モデル詳細 icon-external-link 

”Lenovo Legion Y540”の後継となる、15インチスタンダードノートです。エントリー~ミドルクラスまで幅広くモデルが用意されています。

 

前モデル譲りのスマートなデザイン

デザインは前モデル”Legion Y540”を踏襲しており、排気グリルがヒンジからせり出した、ユニークな造形になっています。

 

直線主体のスマートなフォルムに、ラウンド形状のヒンジを組み合わせた、緩急あるデザインはそのまま、排気グリルに傾斜がつけられており、よりスピード感のあるイメージに仕上がっています。

 

底面の吸気口も変わらず、パンチ加工でとてもオシャレですね。

ちなみに、ボディのサイズはW363.1×D259.6×H23.6mmと、前モデルから若干コンパクト&スリムになっていますが、重さは約2.3kgと据え置きとなっています。

 

便利なポート配置

普段あまり気にすることがないポート配置ですが、これも前モデル譲りでとても機能的。

画像端子・電源ポート・LANポート・USB Type-Cポートが後ろ側に配置されており、マウスなどサイドの配線と干渉しにくくなっています。画像・電源・LANポートはケーブルの中でも特に太いので、配線の邪魔になりがちですが、後ろにあればそんな心配は一切ありません。

 

白色LED内蔵キーボード搭載

※実際には日本語キーボードとなっています。

15インチということで、テンキー付きのフル規格キーボードを搭載しています。

もちろんゲーミングノートらしく、バックライト付き。カラーは前モデルと同じくホワイトです。薄暗い場所で操作がしやすくなるのはもちろん、見た目も華やかになり、まさに一石二鳥ですね。

 

IPSパネル&144Hzディスプレイ搭載

フルHD解像度の15インチディスプレイには、IPSパネルを搭載。コントラストが高く発色に優れ、さらに視野角が広いので色むらも少なく、きれいな映像でゲームを楽しむことができます。エントリーモデルでIPSパネルとはかなり魅力的ですね

さらにディスプレイのベゼル(ふち)にはナローベゼルを採用しています。余分なスペースを削ることでボディがよりコンパクトに、またデザイン面でも野暮ったさが無くとてもスタイリッシュです。ボディデザインとの相性もぴったりです。

 

一部のモデルに限られますが、144Hz出力対応の高リフレッシュレートモニターを搭載しています。

144Hzディスプレイは、1秒間に描写できる回数が通常の60Hzディスプレイの2倍以上。120Hzディスプレイのさらにその上を行く滑らかさで、ゲームのプレイ精度はグッと上がります。動きの激しいFPSでは特に重宝します

 

インテル第10世代Core i7・Core i5搭載

CPUは、最新のインテル第10世代CPU・Core i7-10750H/Core i5-10300Hを搭載しています。

 

Core i7-10750Hは第9世代のCore i7-9750Hと同じく6コア12スレッドで、違いは動作クロックのみ。また、Core i5-10300Hも第9世代のCore i5-9300Hと同じく4コア8スレッドですが、やはり違いは動作クロックのみ。マイナーチェンジ版ということで、性能はほとんど変わりません

目新しさは無いものの、マルチコア・スレッドで性能そのものは高く、ゲームでは高いパフォーマンスを発揮します。

 

エントリー~ハイスペックGPU搭載

ゲーミングPCで最も重要なグラフィック機能・GPUですが、”GTX 1650・GTX 1660 Ti・RTX 2060′‘3つのグレードが用意されています。いずれもNVIDIAの最新世代で、エントリー~ハイスペッククラスのGPUとなります。

毎度おなじみのベンチマークソフト・3DMarkで性能を比較してみましょう。

 

3つの中で一番おすすめなのがGTX 1660 Tiですね。現行世代ではちょうど真ん中のポジションとなっており、フルHDでの安定感はバツグン!VRAM(グラフィックメモリ)も6GBと多めに搭載されているので、最新のゲームにもしっかり対応できます。迷ったらまずコレ。

GTX 1660 Tiの上位となるRTX 2060は、RTやDLSS機能を用いたゲームに対応できる、ハイスペッククラスのGPUです。ただ、RT性能は低めで、性能そのものもGTX 1660 Tiとあまり変わらないので、ポジションとしてはちょっと微妙な感じ。

GTX 1650は現行世代では一番下のGPUです。エントリークラスといえども、前世代のエントリーGPU・GTX 1050から大幅にパワーアップ。Fire Strikeでは約153%、Time Spyではなんと約210%にもなり、従来のゲームであれば快適に動かせる性能となっています。

ただ、GTX 1660 Tiとの性能差は約40%と大きく、最新の重量級タイトルにはどうにもパワー不足。さらに、VRAMが4GBと少なく、ゲームによってはVRAM不足になるなど、やはりエントリークラスの域を出ない感じ

 

おすすめモデル

基本モデルは全4種類で、カスタマイズには非対応です。

毎度おなじみのEクーポンでかなり安くなっています。しかも税・送料込みなのでコスパ◎。ちなみに、Eクーポンは販売ページに記載してあります。

 icon-info-circle モデルの構成・価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

Legion 550Pi[RTX 2060搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 144Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】268,180円160,908円(税・送料込)

ノート用の第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750HとRTX 2060を搭載した、RT入門モデル。

大容量の16GBメモリに超大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常のSSDよりも4~5倍速いNVMeタイプを搭載。さらに高速の144Hzディスプレイと白色LEDキーボードもしっかり装備しています。

 

Legion 550Pi[GTX 1660 Ti搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 144Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:GTX 1660 Ti
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】243,980円136,629円(税・送料込)

上のモデルをGTX 1660 Ti&512GB SSDにしたバージョンです。フルHDでゲームを楽しむであれば、このモデルがおすすめ!

 

Legion 550Pi[GTX 1650搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:GTX 1650
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】206,580円123,948円(税・送料込)

上のモデルをGTX 1650にしたバージョンですが、ディスプレイは通常の60Hz出力となります。

 

Legion 550Pi[Core i5×GTX 1650搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS
■CPU:Core i5-10300H
■メモリ:8GB(DDR4-2933)
■グラボ:GTX 1650
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】179,080円94,912円(税・送料込)

Core i5×GTX 1650の低価格モデルです。ゲーム用ということであれば、Core i5でも十分。価格も10万円以下と非常に安く、入門用のゲーミングノートとしておすすめ

 

Lenovo Legion 750i

モデル詳細 icon-external-link 

”Lenovo Legion 550Pi”の上位モデルですね。

 

デザインは基本的に共通となっていますが、上位モデルらしくLEDイルミネーションを搭載。グリルとサイドラインが光り、いかにもゲーミングモデルらしい派手なイメージに仕上がっています。

 

サイズはW359.3×D259×H19.9mm、重さは約2.25kgとなっており、Legion 550Piよりも若干コンパクト&軽くなっているのがポイント。特に、厚さが2cm以下というのはゲーミングノートにしてはかなりスリムです。

 

ディスプレイのグレードも高く、240Hzの高リフレッシュレートディスプレイを搭載しています。144Hzディスプレイよりもさらに精度が高く、FPSゲームを極める方には特におすすめ!

 

※実際には日本語キーボードとなっています。

キーボードは同じくテンキー付きですが、フルカラー仕様となっています。本体のイルミネーションも相まって、かなりド派手な印象です。

 

性能面ですが、CPUはインテルのCore i7-10750Hのみで、Core i5は用意されていません。

 

GPUは、RTX 2080 SUPER(Max-Q)・RTX 2070 SUPER(Max-Q)・RTX 2060の3種類が用意されています。ハイスペック~ハイエンドクラスのGPUですね。

この中でのイチオシはRTX 2070(Max-Q)です。RTX 2060に対しFire Strikeでは約126%、Time Spyでは約120%と、おおむね約20%ほど性能が高く、高い安定性が要求されるFPSゲームにうってつけ。もちろん、重量級のRTでのゲーミングにも最適です。

上位のRTX 2080(Max-Q)との性能差も小さく、基本的にはRTX 2070(Max-Q)搭載モデルを選んでおけばOKですね。

 

おすすめモデル

基本モデルは全3種類で、カスタマイズには非対応です。

 icon-info-circle モデルの構成・価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

Lenovo Legion 750i[RTX 2080 SUPER搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 240Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:32GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2080 SUPER(Max-Q)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】469,480円281,688円(税・送料込)

ノート用の第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750HとRTX 2080 SUPER(Max-Q)を搭載した、FPSゲームに最適なハイスペックモデル。

超容量の32GBメモリに超大容量の1TB SSDデュアルストレージの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用するこだわりよう。さらに超高速の240Hzディスプレイを搭載する徹底ぶりです。

もちろん、キーボードはフルカラー仕様で、排気グリルとサイドにはLEDイルミネーションを内蔵しており、かなり華やか。ハイエンドモデルにふさわしいクオリティを実現しています。

 

Lenovo Legion 750i[RTX 2070 SUPER搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 240Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2070 SUPER(Max-Q)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】381,480円236,518円(税・送料込)

上のモデルのRTX 2070(Max-Q)バージョンですね。メモリが16GBですが、十分多いので全く問題なし。このシリーズではイチオシのモデルです

 

Lenovo Legion 750i[RTX 2060搭載モデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 240Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
【クーポン利用】324,280円214,025円(税・送料込)

RTX 2060を搭載したエントリーモデルです。イルミネーションにこだわりがなければ、Legion 550Piで十分ですね。240Hzディスプレイの活用も厳しいラインなのでなおさらです。

 

Lenovo Legion T550i

モデル詳細 icon-external-link 

ゲーミングデスクトップ”Legion T530”の後継モデルですね。ケースに変更が加えられたほか、搭載パーツも最新のものを搭載しています。

 

シンプル&スマートな新ケース

ケースは前モデルのマイナーチェンジ版といったところです。

 

ケースのサイズはW185×D457×H456mmと、前モデルとほぼ変わらず。スリムタワーに見えなくもないですが、ミニタワーサイズとなっています。

 

デザインはシャープ&シンプルなイメージへ進化しています。フロントパネルはパンチ加工からスリット状のデザインとなり、LEDイルミネーションは省略され、ロゴマークのみ光るようになっています。前モデルはかなりユニークでしたが、新モデルはクセが無く、使う人を選ばない万能デザインに仕上がっています。

 

そしてなんと、前モデルで一番印象的だった”取っ手”が無くなっています。あると持ち運ぶときに便利だったのですが、無くなってしまったのは残念。ケース後部のせりあがった部分に取っ手のレベルを合わせていたのですが、デザイン的にも、どうにも中途半端な感じ。

 

ちなみに拡張性ですが、3.5インチベイが2基用意されています。あくまでも最低限の数ですが、拡張するなら大容量のHDDなり入れてあげればいいので、特に気にする必要もないでしょう。価格もかなり安くなってますから。

なお、光学ドライブは新モデルでは省略されています

 

 

インテル第10世代Core i7・Core i5搭載

CPUは、最新のインテル第10世代CPU・Core i7-10700/Core i5-10400を搭載しています。

 

基本的には6コア12スレッドのCore i5-10400でも十分すぎる性能ですが、8コア以上に最適化されたゲームも増えてきているので、とことん性能にこだわるなら8コア16スレッドのCore i7-10700がおすすめです。Core i7はCore i5よりも約15%ほど性能が高く、動画や画像編集などにも最適。

 

エントリー~ハイスペックグラボ搭載

ゲーミングPCで最も重要なグラボには、”GTX 1650 SUPER・GTX 1660 SUPER・RTX 2060・RTX 2070 SUPER’‘4つのグレードが用意されています。いずれもNVIDIAの最新世代で、エントリー~ハイスペッククラスのグラボとなります。

 

かんたんにまとめてみると次のような感じ。詳しくはグラボ別のページでチェックしてみてください。

中でもおすすめなのがGTX 1660 SUPERとRTX 2070 SUPERですね

GTX 1660 SUPERはフルHDで非常に高いパフォーマンスを発揮し、安定感バツグン。ゲーミングPCならまず選びたいグラボです。RTX 2070 SUPERはRTX 2080とほぼ同等の性能で、4Kでのゲーミングに最適。RT性能も高く、RTXシリーズ一押しのグラボとなっています。

 

おすすめモデル

基本モデルは全5種類で、カスタマイズには非対応です。

 icon-info-circle モデルの価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

Lenovo Legion T550i[RTX 2070 SUPER搭載]

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-10700
■チップセット:B460チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2070 SUPER
■ストレージ:SSD 512GB+HDD 2TB
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
【クーポン利用】295,680円153,754円(税・送料込)

第9世代の8コア16スレッドCPU・Core i7-10700とRTX 2070 SUPERを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミニタワーモデル。

大容量の16GBメモリに大容量デュアルストレージの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。税・送料込みで15万円台はとても安く、RTX 2070 SUPER搭載モデルではダークホース的モデルです。

 

Lenovo Legion T550i[RTX 2060搭載]

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-10700
■チップセット:B460チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 2TB
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
【クーポン利用】240,680円132,374円(税・送料込)

上のモデルのRTX 2060バージョンですが、SSDの容量が256GBと少ないのがネック。最近では100GBオーバーのゲームが多く、256GBだとすぐに容量不足になってしまいます。今なら最低でも512GBくらいは欲しいところ

 

Lenovo Legion T550i[GTX 1660 SUPER搭載]

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-10700
■チップセット:B460チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:GTX 1660 SUPER
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 2TB
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
【クーポン利用】223,080円116,002円(税・送料込)

GTX 1660 SUPERを搭載したモデルですが、こちらもSSDの容量が256GBと少なめ。

 

Lenovo Legion T530[Core i5・GTX 1650 SUPER搭載]

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i5-10400
■チップセット:B460チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラボ:GTX 1650 SUPER
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
■電源:400W(80PLUS BRONZE)
【クーポン利用】160,380円81,794円(税・送料込)

Core i5とGTX 1650 SUPERを搭載したエントリーモデル。メモリは8GBでSSDも256GBと最低限ではありますが、あくまでもエントリークラスのモデルなので、軽めのゲーム専用として割り切ってしまうのもあり

 

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