RX 6600 XT搭載おすすめゲーミングPC コスパ良好!WQHDでのゲーミングにも対応したミドルクラスモデル

  • RTX 3060をやや上回る性能で、WQHDでのゲーミングにも対応
  • DXR性能は低く、DLSSにも非対応
  • 搭載パソコンの予算目安は14~18万円台

AMDのミドルクラスグラボ・RX 6600 XTが登場。RTX 3060のライバルモデルの実力と、おすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。

 

RX 6600 XTのスペックまとめ

RX 6600 XTの仕様

 RX 6700 XTRX 6600 XTRTX 3070RTX 3060
コアNavi 22(RDNA 2)Navi 23 XT(RDNA 2)GA104(Ampere)GA106(Ampere)
プロセスルール7nm7nm8nm8nm
シェーダプロセッサ数2560基2048基5888基3584基
レイトレーシングユニット数 
40基32基46基28基
Tensorコア数
184基112基
動作クロック1500MHz1320MHz
ゲームクロック2424MHz2359MHz1725MHz1777MHz
ブーストクロック1725MHz1777MHz
ブースト最大クロック2581MHz2589MHz
メモリークロック16GHz16GHz14GHz15GHz
メモリータイプGDDR6GDDR6GDDR6GDDR6
メモリーインターフェース192bit128bit256bit192bit
メモリーバス幅
384GB/s256GB/s448GB/s360GB/s
メモリー搭載量16GB8GB8GB12GB
TDP230W160W220W170W
PCI Express4.04.04.04.0
外部電源8ピン+6ピン8ピン12ピン8ピン

RX 6600 XTでは、新規に開発された”Navi 23 XT”を採用。上位のRX 6700 XTで採用する”Navi 22”のデチューン版ということで、性能の要となるシェーダプロセッサ数は、RX 6700 XTの8割となっています。

また、RX 6600 XTもRX 6700 XTと同様に、リアルタイムレイトレーシングを処理する”Ray Accelerator”を搭載しており、こちらもRX 6700 XTの8割となっています。ただし、RTX 3000シリーズに比べると性能は低く、Tensorコアを搭載していないため、DLSS対応ゲームでフレームレートを底上げできないのがネック

グラフィックメモリは、現在主流のGDDR6規格で、容量は8GBとしっかりポイントを押さえています。ただし、メモリーインターフェースは128bitに絞られ、帯域幅も256GB/sと狭め。ライバルのRTX 3060にも差をつけられており、メモリ周りはミドルクラスそのものといった感じです。

ポジションとしては、フルHD&高リフレッシュレートでのゲーミングに最適なグラボとのことですが、まさにその通りのスペックですね。

 

ベンチマーク

Ryzen 9 5900X・16GBメモリ(DDR4-3200)の組み合わせで実際の性能をチェックしてみましょう。

3DMark

おなじみのベンチマークソフトです。

まずDirectX11をベースにしたFire Strikeからチェックしてみると、RX 6600 XTはRX 6700 XTよりも約24~30%ほどスコアが低くなっています。一方、ライバルのRTX 3060との性能差は約27~37%と、かなり大きめの差をつけています。

 

次にDirectX12をベースにしたTime Spyをチェック。

このテストでもRX 6600 XTとRX 6700 XTとの差が大きく、約31~33%となっています。シェーダプロセッサ数はRX 6700 XTの8割ですが、実際には30%前後の差がつきます。

なお、このテストではGeForce系が強く、RTX 3060との性能差は約10~14%まで小さくなっています。

 

最後はDXR(リアルタイムレイトレーシング)性能を測定するPort Royalをチェック。

RX 6600 XTのレイトレーシングユニットも、RX 6700 XTの8割ですが、両者の差は約29%となり、上のテストとほぼ同じ傾向です。

なお、DXRはやはりイマイチで、RTX 3060に逆転を許し、 約13%差がついています。レイトレーシングについては、まだまだ発展途上といったところ。

 

FF14暁月のフィナーレ

続いて実際のゲームでチェックしていきますが、まずはおなじみのMMORPGゲームから。スコア8000以上で平均60fpsをキープできるようになります。

 

GeForce系が有利のゲームなので、Radeon系のスコアの伸びはイマイチですね。

RX 6600 XTとRX 6700 XTの差は、フルHDこそ約9%程度ですが、WQHDでは約24%、4Kでは約38%まで開き、VRAMの影響がもろに出ている感じですね。ミドルクラスらしく、スコア8000を超えるのは、WQHDまでとなります。

なお、RTX 3060がRX 6600 XTを上回りますが、最大約8%と10%以内に収まっています。

 

Apex Legends

DirectX11ベースのFPSゲームで、グラフィック負荷は割と軽め。

RX 6600 XTとRX 6700 XTとの差は、平均fpsで約23~33%差と、解像度が大きくなるにつれ大きくなります。なお、VRAMの性能差により、RTX 3060にはWQHDまでは上回りますが、4Kでは逆転されています。とはいうものの、両者の差は最大でも約6%程度と小さめです。

RX 6600 XT・RTX 3060ともに4Kでも平均60fpsを超えますが、リフレッシュレート重視ならWQHD、144Hzディスプレイなどをしっかり生かすのであれば、フルHDまで落とす必要があります。あくまでもミドルクラスなので、高解像度でリフレッシュレートを稼ぐのはやや厳しいですね。

 

Borderlands 3

DirectX12ベースの超重量級FPSゲームです。

RX 6600 XTとRX 6700 XTの差はコンスタントに大きく、平均fpsは約38~43%差となります。

なお、RTX 3060よりも高いfpsをマークしていますが、最大約9%と、やはり10%内に収まっています。ともあれ、特に重いゲームともなると、フルHDまでがせいぜいです。

 

Watch Dogs Legion

DirectX12をベースにした、超重量級のTPSゲームで、DXRに対応しています。

RX 6600 XTとRX 6700 XTでは、高解像度で非常に大きな差がつき、フルHD&WQHDでは約22~25%なのが、4Kともなると約60%にまで拡大します。VRAMがボトルネックになり、4Kではフレームレートがほとんど伸びません。

そのためRTX 3060に対しては、WQHDまで上回るものの、4Kでは見事に逆転され、Apex Legendsと同じような傾向となっています。

 

こちらはDXRモードにした際の結果で、設定は”最高”で計測しています。

DXRモードは特に負荷が高いので、RX 6600 XTとRX 6700 XTとの差が顕著に大きくなり、フルHDの時点で約58%、4Kでは2.5倍もの差がつきます。

なお、DXRに弱いので、どの解像度でもRTX 3060を下回り、その差は4Kでは2倍にもなります。いずれにせよ、ミドルクラスにはとにかく荷が重いゲームですね。

 

BIOHAZARD VILLAGE

DirectX12ベースの重量級TPSゲームですね。設定は”最高”で計測しています。

割と軽めのレイトレーシングということで、フルHDであれば平均60fpsをキープすることができますが、WQHD以上ではフレームレートが激しく落ち込んでしまいます。RX 6700 XTとの差は、フルHDで約49%ですが、WQHDでは2倍以上離され、VRAM&DXR性能の低さが見事に出ていますね。

なお、DXRということで、RTX 3060はRX 6600 XTをコンスタントに上回っており、WQHDでも平均60fpsをキープできます。

 

消費電力

Time Spy実行時の消費電力を計測しました。

RX 6600 XTとRX 6700 XTとの消費電力の差は約19%で、順当に消費電力が減っています。なお、RTX 3060とはほぼ互角となっています。

 

結局RX 6600 XTはどうなの?

RX 6600 XTの性能は、RX 6700 XTの約70~80%といったところで、ライバルのRTX 3060よりもやや性能が高め。WQHDまでのゲーミングに対応できますが、フレームレートを重視するならフルHDまで落とす必要があり、ミドルクラスモデルらしい性能となっています。

ただし、DXR性能がネックで、軽めのものでもフルHDがやっと。DXR性能が高く、DLSSも使えるRTX 3060に比べ、どうにも見劣りしてしまいます。

とはいうものの、搭載モデルの価格は14~18万円台と、RTX 3060よりも割安なのは魅力的。フルHDをメインにしつつ、WQHDでもゲーミングを楽しみたいのであれば、まずおすすめです。

 

RX 6600 XT搭載のおすすめゲーミングPC

 icon-info-circle モデルの構成・価格は日々変動するので、参考までにご覧ください。

 GALLERIA/ガレリア XA7C-66XT(ドスパラ)

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-11700
■チップセット:H570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RX 6600 XT
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■価格:184,980円(税込)~

パフォーマンス重視の高性能モデル

インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i7-11700とRX 6600 XTを搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。

大容量の16GBメモリに超大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。

曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。ワンランク上のミドルクラスモデルとしておすすめ。

 

おすすめカスタマイズ

基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

 LEVEL-M056-iX4-DSX(パソコン工房)

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i5-10400
■チップセット:B560チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RX 6600 XT
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:500W(80PLUS BRONZE)
■価格:143,980円(税込)~

Core i5搭載の格安モデル

インテルの第10世代6コア12スレッドCPU・Core i5-10400とRX 6600 XTを搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミニタワーモデル。

大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。価格は14万円台とかなり安く、とにかく予算重視の方におすすめ。

ワンランク上のCPU・Ryzen 5 5600X搭載モデルはこちら>>>LEVEL-M0B5-R56X-DSX icon-external-link 

 

おすすめカスタマイズ

基本的カスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、とても便利。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

 GALLERIA/ガレリア RM5R-66XT 3600搭載(ドスパラ)

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 5 3600
■チップセット:A520チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RX 6600 XT
■ストレージ:SSD 500GB(PCie NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■価格:150,980円(税込)~

高機能ケース採用の低価格モデル

AMDの第3世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 3600とRX 6600 XTを搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミニタワーモデル。

大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。

曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。予算重視でケースのクオリティにもこだわりたい方におすすめ。

ワンランク上のRyzen 5 5600X搭載モデルはこちら>>>GALLERIA RM5R-66XT 5600X搭載 icon-external-link 

 

おすすめカスタマイズ

基本的カスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、とても便利。

 icon-check-circle ドスパラのおすすめカスタマイズを徹底解説

 

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