大御所FPSゲーム・Call of Dutyの最新作ですね。舞台は第二次世界大戦となり、2017年に発売された”Call of Duty : WWII”から実に4年ぶり。内容は、メインストーリーとなるキャンペーンモード・マルチプレイモード・ゾンビモードのおなじみ三本立てです。
ゲームモードは、いつものドミネーション・チームデスマッチ・Kill Confirmedに加え、パトロールを追加。一定コースを動くパトロールポイントを確保するのが目標となりますが、移動し続けるので、攻守にわたって臨機応変な対応が求められます。
また、本作ではプレイ可能人数が3つの区分に分けられ、最大48人(24対24)で息つく暇のない、大規模戦闘を楽しむことができます。テンポのいい銃撃戦や、武器カスタマイズの広さも前作からしっかり引き継いでおり、FPSゲーマーならまずプレイしておきたいところです。
Call of Duty : Vanguardの推奨スペック
推奨スペックやベンチマーク結果をまとめました。
動作環境
必要 | 推奨 (高設定&60fps) | 優位 (高fps) | ウルトラRTX (4K&高fps) | |
OS | Windows 10 64bit・Windows 11 64bit(最新アップデート) | |||
CPU | インテル Core i3-4340 AMD FX-6300 | インテル Core i5-2500K AMD Ryzen 5 1600X | インテル Core i7-8700K AMD Ryzen 7 1800X | インテル Core i9-9900K AMD Ryzen 9 3900X |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB | 16GB |
グラボ | Geforce GTX 960 Radeon RX 470 | Geforce GTX 1060 Radeon RX 580 | Geforce RTX 2070 Geforce RTX 3060 Ti Radeon RX 5700 XT | Geforce RTX 2070 Geforce RTX 3080 Radeon RX 6800 XT |
VRAM | 2GB | 4GB | 8GB | 10GB |
容量 | 36GB | 61GB |
高設定で平均60fpsをキープするくらいなら、一昔前のミドルクラスグラボでも対応可能です。ただし、高リフレッシュレートであればハードルが一気に上がり、RTX 3060 Tiなどアッパーミドルクラスモデルが必要になります。
4Kは負荷が非常に高くなり、高リフレッシュレートともなると、RTX 3080などハイエンドクラスのモデルが必要となります。ちなみに、RTX 2070の性能は、RTX 3060 Ti以下なので、選択肢にはなりえないですね。記載ミスか何かでしょうか?
なお、CPUはだいぶ前のものが記載されていますが、基本的にCore i5-11400などの6コア12スレッドCPUで十分。高解像度ならCore i7-11700など8コア16スレッドCPUが必要になる感じです。メモリは推奨設定で12GBとなっており、16GBは必須です。
fps計測テスト【DirectX 12】
この通り、テクスチャをはじめ影の品質などを細かく設定することが可能です。
下記条件で平均&最低fpsを測定しました。
スペック:Ryzen 9 5900X、16GBメモリ(DDR4-3200)
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、ウルトラ・DLSS&FSR”バランス重視”
プレイモード:マルチプレイ
平均(最低)fps | 4K | WQHD | フルHD |
RX 6900 XT | 76(61)fps | 131(100)fps | 163(134)fps |
RTX 3080 Ti | 71(53)fps | 116(90)fps | 155(127)fps |
RTX 3080 | 63(47)fps | 107(83)fps | 144(118)fps |
RX 6800 XT | 71(57)fps | 126(97)fps | 156(129)fps |
RTX 3070 Ti | 50(38)fps | 88(72)fps | 117(97)fps |
RTX 3070 | 46(35)fps | 84(68)fps | 112(93)fps |
RX 6700 XT | 47(35)fps | 81(66)fps | 115(93)fps |
RTX 3060 Ti | 40(30)fps | 73(60)fps | 101(83)fps |
RTX 3060 | 33(22)fps | 57(46)fps | 79(65)fps |
RX 6600 XT | 38(27)fps | 70(50)fps | 96(76)fps |
GTX 1660 SUPER | 18(12)fps | 34(26)fps | 47(35)fps |
フルHDではGTX 1660 SUPERでも平均60fpsに届かず、4KではRTX 3080でも平均60fpsを少し超えるレベルと、fpsがイマイチ伸びず、どうにもDLSSやFSR前提を前提にしているような感じがしますね。
ただ、フルHDではRTX 3060 Ti以上を選べば、まず間違いありません。
fps計測テスト【DLSS&FSR】
DLSS&FSR(FidelityFX Super Resolution)を有効にして平均&最低fpsを測定しました。
どちらも、低い描写負荷で高い解像度を表現する機能で、通常モードよりもfpsが向上します。なお、DLSSは”Tensorコア”が必要になるため、GeForceのRTXシリーズが必要になります。一方、FSRは汎用性が高く、Radeonのほか、GeForce GTXシリーズでも有効にできます。
平均(最低)fps | 4K | WQHD | フルHD |
RX 6900 XT | 109(87)fps | 159(132)fps | 190(161)fps |
RTX 3080 Ti | 108(86)fps | 159(134)fps | 186(157)fps |
RTX 3080 | 96(76)fps | 146(123)fps | 173(146)fps |
RX 6800 XT | 102(82)fps | 153(127)fps | 182(154)fps |
RTX 3070 Ti | 81(63)fps | 113(95)fps | 144(124)fps |
RTX 3070 | 75(59)fps | 107(90)fps | 138(119)fps |
RX 6700 XT | 67(53)fps | 107(85)fps | 135(115)fps |
RTX 3060 Ti | 65(50)fps | 94(79)fps | 124(107)fps |
RTX 3060 | 53(43)fps | 84(72)fps | 107(92)fps |
RX 6600 XT | 53(41)fps | 85(70)fps | 114(94)fps |
GTX 1660 SUPER | 27(19)fps | 47(36)fps | 66(57)fps |
解像度が高くなるにつれ効果が大きくなる傾向ですね。フルHDでは最大約40%fpsが向上し、平均100fps以上は当たり前。また、GTX 1660 SUPERでは平均60fps台に乗り、推奨環境に近いパフォーマンスを発揮します。
WQHDでは上げ幅が最大約47%になり、RTX 3060 Tiクラスでも平均100fps近くをキープすることも可能です。できれば、平均100fpsを超えるRTX 3070がおすすめ。なお、144Hzなどの高速ディスプレイを生かすには、RTX 3080以上が必要となります。
4Kではfpsが落ち込むものの、RTX 3080以上なら平均100fps前後をキープでき、これも推奨環境通りといったところです。
最適なCPU・VRAM・メモリは?
6コア12スレッドCPUを入れておけばまずOKですが、fpsをしっかり引き出すなら話は別。最新世代のCPUが必要になり、Core i5-11600KやRyzen 5 5600X以上がおすすめとなります。
VRAM(グラフィックメモリ)の使用量は、容量によって変わり、6GBでは5~6GB、8GBでは7GB前後、10GBでは9~10GBと、あればあるだけきっちり使います。VRAM容量に応じてうまく調整しているようです。
メインメモリはVRAM容量によって異なりますが、それでもVRAM8GBまでなら、メインメモリも8GB台とさほど多く使いません。多くてもせいぜい9GBと、良心的です。
ともあれ、16GBメモリは必須です。
Call of Duty : VanguardのおすすめゲーミングPC
グラボには、GeForceとRadeonの2タイプがありますが、FSR&DLSSの両方に対応した”GeForce RTXシリーズ”がおすすめ。
GALLERIA/ガレリア RM5R-R36(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 5 3600
■チップセット:A520チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCie NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■価格:149,980円(税込)~
フルHDに最適な低価格のRTX 3060搭載モデル
AMDの第3世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 3600とRTX 3060を搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミニタワーモデル。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。曲線を用いた美しいケースは、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するほか、チャンバー構造や裏配線を採用するこだわりよう。見た目も華やかで、エアフローもバツグンです。
現行のゲームをプレイするなら、このクラスはまずほしいところです。
基本的カスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、とても便利。
GALLERIA/ガレリア XA7C-R37 第11世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-11700
■チップセット:H570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:249,980円(税込)~
※実機モデルではCore i7-10700を搭載しています。
リフレッシュレート重視のハイスペックモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i7-11700とRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに大型のCPUクーラーを装備しており、冷却面も万全です。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するこだわりようです。特にケースの完成度を重視する方におすすめ。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア ZA9C-R38 第11世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:329,980円(税込)~
4Kに最適なハイエンドモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。冷却能力に優れた水冷式CPUクーラーを標準搭載しており、冷却面は万全!
大容量の16GBメモリに超大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、電源は最大90%の電源変換効率を誇るゴールドクラス電源というこだわりようです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
もっと詳しく知りたい方はこちら
Call of Duty : Vanguardのおすすめゲーミングノート
Dell G15 プラチナ 5515[165Hz・RTX 3060搭載](デル)
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 165Hz
■CPU:Ryzen 7 5800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■【クーポン利用】190,980円⇒158,513円(税・送料込)~
フルHDに最適なRTX 3060搭載モデル
ノート用のAMD第5世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800HとRTX 3060を搭載した、ワンランク上のフルHD推奨モデル。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。さらに、ワンランク上の速さが魅力の165Hzディスプレイや白色LED内蔵キーボードを搭載しており、とても実用的。
さらに、このモデルはカラバリがとても豊富で、ファントムグレー・スペクターグリーンの2色が用意されています。特にグリーンは珍しい色合いで、ミリタリー風のカラバリモデルが欲しい方にもおすすめです。
デルのGシリーズはカスタマイズできません。
Lenovo Legion 760[RTX 3070搭載](レノボ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
16.0インチ WQXGA ノングレア IPS 165Hz
■CPU:Ryzen 7 5800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■【クーポン利用】332,970円⇒201,058円(税・送料込)~
※実機モデルではRTX 3080を搭載しています。本体イメージの確認におすすめ。
高解像度ディスプレイ搭載のハイスペックモデル
ノート用のAMD第5世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800HとRTX 3070を搭載した、FPSゲームに最適なハイスペックモデル。
まず、ディスプレイのクオリティが高く、サイズは一回り大きい16インチで、解像度もフルHDの上位となるWQXGA(2560×1600)となっています。さらに、高速の165Hz出力に対応するほか、G-Syncにも対応する徹底ぶり。大画面・高解像度・高速・スムーズの全てがそろった、高いクオリティを実現しています。
大容量の16GBメモリに超大容量のSSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用するこだわりよう。もちろん、キーボードはフルカラー仕様で、排気グリルとフロントにはLEDイルミネーションを内蔵しており、かなり華やか。
ワンランク上のコスパモデルとしておすすめです。
このシリーズではカスタマイズできません。
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