言わずと知れた大御所FPSゲーム・Call of Dutyの新作ですね。本作は2010年に発売された”Call of Duty : Black Ops”の続編で、メインストーリーとなるキャンペーンモードでは、東西冷戦時代のシリアスな雰囲気を堪能することができます。
もちろん、毎度おなじみのマルチプレイやゾンビモードもしっかり完備。特にマルチプレイは充実しており、クイックマッチに対応したルールだけで8種類、さらに特別ルールが2種類も用意され、飽きの来ない内容となっています。また、プレイヤーの耐久は低めな分、リスポーンが早いので、サクサク楽しめるのもいいですね。
一方、ゾンビモードは進行形ミッションということで、攻略手順などメンバー同士の連携が重要な要素となります。装備強化に加え、謎解き要素もあり、マルチプレイとはまた違った楽しみを味わうことができます。遊びの幅が広い、バリエーション豊富なFPSゲームとしておすすめです。
Call of Duty : Black Ops Cold Warの推奨スペック
推奨スペックやベンチマーク結果をまとめました。
動作環境
最低環境 | 推奨環境 | |
OS | Windows 7 64bit(SP1) Windows 10 64bit(Ver.1803) | Windows 10 64bit(最新アップデート) |
CPU | インテル Core i3-4340 AMD FX-6300 | インテル Core i5-2500K AMD Ryzen 5 1600X |
メモリ | 8GB | 12GB |
グラボ | Geforce GTX 670 Geforce GTX 1650 Radeon HD 7950 | Geforce GTX 970 Geforce GTX 1660 SUPER Radeon R9 390 Radeon RX 580 |
ストレージ | 50GB 175GB(すべてのゲームモード) | 175GB |
最低環境は、あくまでも最低条件ということでスルー。推奨環境では想定の解像度・設定が記載されていませんが、見るからにフルHDですね。
CPUはだいぶ前の世代ということで、条件としてはあってないようなもの。グラボはGTX 1660 SUPER、メモリは12GBと、最近のBTOのミドルクラスモデルで十分対応できる内容です。
注意すべきはストレージですね。Call of Dutyらしく容量をガッツリ使い、フルインストールで175GBも必要になります。ということで、256GBはNG、最低でも512GB以上のモデルを選ぶようにしましょう。
fps計測テスト【DirectX 12】
この通り、テクスチャをはじめ影の品質などを細かく設定することが可能です。
下記条件で平均&最低fpsを測定しました。
スペック:Core i7-10700K、16GBメモリ(DDR4-2933)
解像度:4K/WQHD/フルHD
ゲーム設定:DirectX 12、ウルトラ・DXR”最大”・DLSS”品質”
プレイモード:マルチプレイ
平均(最低)fps | 4K | WQHD | フルHD |
RTX 3090 | 92(72)fps | 153(127)fps | 208(181)fps |
RTX 3080 | 88(69)fps | 145(120)fps | 198(173)fps |
RTX 3070 | 60(45)fps | 101(82)fps | 136(114)fps |
RTX 2080 Ti | 63(47)fps | 100(80)fps | 138(118)fps |
RTX 2080 SUPER | 53(38)fps | 95(70)fps | 134(110)fps |
RTX 2070 SUPER | 44(31)fps | 81(59)fps | 113(93)fps |
RTX 2060 SUPER | 37(23)fps | 68(50)fps | 95(79)fps |
RTX 2060 | 22(19)fps | 61(45)fps | 88(73)fps |
GTX 1660 Ti | 18(16)fps | 52(37)fps | 74(62)fps |
GTX 1660 SUPER | 18(16)fps | 51(37)fps | 73(60)fps |
GTX 1660 | 16(13)fps | 46(34)fps | 63(53)fps |
推奨動作環境に偽りなしといったところで、フルHDレベルなら、GTX 1660 SUPERでも平均60fps以上をしっかりキープできます。fpsゲームなら平均100fps以上あると非常に安定するので、RTX 2070 SUPER以上が理想的ですね。
さすがに4Kレベルだとだいぶ重く、ハイエンドモデル推奨です。
fps計測テスト【DXR】
DXRを有効にして平均&最低fpsを測定しました。
平均(最低)fps | 4K | WQHD | フルHD |
RTX 3090 | 63(40)fps | 97(73)fps | 131(97)fps |
RTX 3080 | 60(38)fps | 94(70)fps | 124(91)fps |
RTX 3070 | 44(26)fps | 70(44)fps | 91(64)fps |
RTX 2080 Ti | 44(27)fps | 73(46)fps | 93(67)fps |
RTX 2080 SUPER | 35(24)fps | 58(39)fps | 87(62)fps |
RTX 2070 SUPER | 27(19)fps | 49(34)fps | 72(52)fps |
RTX 2060 SUPER | 21(18)fps | 40(29)fps | 62(46)fps |
RTX 2060 | 10(8)fps | 39(25)fps | 55(39)fps |
このゲームでは、DXR(リアルタイムレイトレーシング)に対応しており、よりリアルなグラフィック描写を実現します。
ただ、この機能はグラフィック負荷が重く、fpsが大きく低下してしまうのがネック。WQHDの時点でRTX 2080 Ti以下は軒並み平均60fpsを下回ってしまいます。が、DXRモードに加え、DLSSモードを有効にすることで、fpsを底上げすることができます。
fps計測テスト【DXR+DLSS】
DXRに加え、DLSSを有効にして平均&最低fpsを測定しました。
平均(最低)fps | 4K | WQHD | フルHD |
RTX 3090 | 92(70)fps | 123(103)fps | 156(131)fps |
RTX 3080 | 89(67)fps | 117(98)fps | 148(125)fps |
RTX 3070 | 55(41)fps | 91(72)fps | 115(91)fps |
RTX 2080 Ti | 57(42)fps | 89(70)fps | 112(90)fps |
RTX 2080 SUPER | 50(37)fps | 82(60)fps | 108(87)fps |
RTX 2070 SUPER | 43(31)fps | 69(51)fps | 92(72)fps |
RTX 2060 SUPER | 35(27)fps | 57(42)fps | 79(61)fps |
RTX 2060 | 15(12)fps | 51(35)fps | 74(53)fps |
DLSSモードは、RTXシリーズに搭載された”Tensorコア”を活用した、AIによるアンチエイリアス機能のこと。
fpsの底上げ機能としてはとても優秀で、フルHDならRTX 2060でも平均60fpsを超えるようになります。ただし、4Kのハードルは依然高く、RTX 3080以上のハイエンドモデルは必須です。
最適なCPU・VRAM・メモリは?
CPUはあまり重要なファクターではなく、4コア8スレッドレベルでもOK。ただし、RTX 3090やRTX 3080クラスには力不足なので、インテルならCore i5-10400、AMDならRyzen 5 5600Xあたりは最低でも押さえておきたいところですね。
精密なグラフィックなのでVRAM(グラフィックメモリ)をガッツリ使い、フルHDでは約8GB、4Kでは約10GBも使います。DXRでは4Kこそ変わらないものの、フルHDでは約9GBとなり、VRAMのオーバー分を加味しても、できれば8GB以上は欲しいところです。
メインメモリはVRAM容量によって左右され、VRAMが10GB以上であれば9~10GBで済みます。が、8GB以下だと高解像度でVRAM不足になり、メインメモリに干渉。最大で11~13GBも使用してしまいます。
ともあれ、8GBでは全く足りず、16GBメモリは必須です。
Call of Duty : Black Ops Cold WarのおすすめゲーミングPC
GALLERIA/ガレリア XA7C-R37(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-10700
■チップセット:H470チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:189,980円(税込)~
WQHDまで快適にプレイできるハイスペックモデル
インテルの第10世代8コア16スレッドCPU・Core i7-10700とRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに大型のCPUクーラーを装備しており、冷却面も万全です。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するこだわりようです。特にケースの完成度を重視する方におすすめ。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア ZA9C-R38(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-10850K
■チップセット:Z490チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 3080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:229,980円(税込)~
4Kでのゲーミングに最適なハイエンドモデル
インテルの第10世代10コア20スレッドCPU・Core i9-10850KとRTX 3080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。冷却能力に優れた大型CPUクーラーを標準搭載しており、冷却面は万全!ちなみに、Core i9-10850KはCore i9-10900Kの動作クロックを下げたもので、その性能差は約5%となっています。
大容量の16GBメモリに超大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、電源は最大90%の電源変換効率を誇るゴールドクラス電源というこだわりようです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア XA7C-R70S(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-10700
■チップセット:H470チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2070 SUPER
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:129,980円(税込)~
※レビューモデルは旧筐体のモデルとなります。
WQHDまで対応可能な低価格のハイスペックモデル
インテルの第10世代8コア16スレッドCPU・Core i7-10700とRTX 2070 SUPERを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。熱いCPUなので、冷却能力に優れた大型CPUクーラーが標準搭載されているのが嬉しいですね。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用する徹底ぶり。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。ゲーミング性能重視のRTX 2070 SUPER搭載モデルとしておすすめ。
基本的カスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、とても便利。
GALLERIA/ガレリア RM5R-G60S(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 5 3500X
■チップセット:A520チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 1660 SUPER
■ストレージ:SSD 512GB(PCie NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■価格:89,980円(税込)~
8万円台!とにかく安いミドルクラスモデル
AMDの第3世代6コアCPU・Ryzen 5 3500とGTX 1660 SUPERを搭載した、ド安定のフルHD性能が魅力のミニタワーモデル。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。曲線を用いた美しいケースは、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するほか、チャンバー構造や裏配線を採用するこだわりよう。見た目も華やかで、エアフローもバツグンです。
トータルでの完成度が高く、10万円以下のミドルクラスモデルではイチオシ。
基本的カスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、とても便利。
もっと詳しく知りたい方はこちら
Call of Duty : Black Ops Cold Warのおすすめゲーミングノート
GALLERIA/ガレリア GR2060RGF-T(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア 120Hz
■CPU:Ryzen 7 4800H
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■価格:117,980円(税込)~
フルHDならまずおすすめ
ノート用のAMD第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 4800HとRTX 2060を搭載した、DXR入門モデル。Core i7-10750Hを凌ぐ高い性能で、ゲームはもちろん、動画や画像編集でも高いパフォーマンスを発揮します。
大容量の16GBメモリに大容量SSDの充実した初期構成となっており、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプというこだわりよう。さらに、120Hzディスプレイやフルカラーキーボードなどを標準装備し、高い完成度を実現しています。
ディスプレイのリフレッシュレートがやや低めですが、性能&予算重視ならまずおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
Lenovo Legion 750i[RTX 2070 SUPER搭載モデル](レノボ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 240Hz
■CPU:Core i7-10750H
■メモリ:16GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2070 SUPER(Max-Q)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■【クーポン利用】381,480円⇒186,925円(税・送料込)~
ワンランク上の安定感を求める方におすすめ
ノート用のインテル第10世代6コア12スレッドCPU・Core i7-10750HとRTX 2070 SUPER(Max-Q)を搭載した、FPSゲームに最適なハイスペックモデル。
大容量の16GBメモリに超大容量の1TB SSDデュアルストレージの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用するこだわりよう。さらに超高速の240Hzディスプレイを搭載する徹底ぶりです。
もちろん、キーボードはフルカラー仕様で、排気グリルとサイドにはLEDイルミネーションを内蔵しており、かなり華やか。ハイエンドモデルにふさわしいクオリティを実現しています。低価格のイルミネーション搭載モデルとしておすすめ。
このシリーズではカスタマイズできません。
OMEN by HP 15-dh1000 エクストリームモデル(HP)
【スペック】
■OS:Windows 10 Pro
■ディスプレイ
15.6インチ フルHD ノングレア IPS 300Hz
■CPU:Core i9-10885H
■メモリ:32GB(DDR4-2933)
■グラボ:RTX 2080 SUPER(Max-Q)
■ストレージ:SSD 512GB+HDD 1TB
■【キャンペーンでさらにおトク】319,800円(税込)~
RTX 2080 SUPER搭載!盤石のパフォーマンスを誇るハイエンドモデル
ノート用のインテル第10世代8コア16スレッドCPU・Core i9-10885HとRTX 2080 SUPER(Max-Q)を搭載した、ド安定のDXR推奨モデル。Core i9-10885Hは8コア16スレッド構成なので、Core i7-10750Hよりも約30%性能が高くなっています。
超大容量の32GBメモリに大容量デュアルストレージの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用するこだわりよう。さらに超高速の300Hzディスプレイほか、フルカラーキーボードを搭載し、まさに死角なし。
ゲーミングノートらしいエッジのきいたスマートなデザインも魅力的で、トータルで非常に高いクオリティを実現しています。
もっと詳しく知りたい方はこちら
あわせてチェック
おトクなセール情報もチェック!



