デルの”Alienware”は最上位のゲーミングブランドで、他社ではお目にかかれない、SF風のユニークなモデルを展開しています。
国内BTOメーカーと同じく、カスタマイズにも対応しているので、CPUからストレージにいたるまで自分好みの一台に仕上げることができるのもポイント。ただし、ユニークな反面、国内BTOに比べやや高め。普通のゲーミングPCでは満足できない方におすすめです。
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Alienware Aurora R15
初期構成 | Alienware Aurora R15(AMD) | Alienware Aurora R15(インテル) |
カラー | ダークサイドオブザムーン(グレー) | ・ルナライト(ホワイト) ・ダークサイドオブザムーン(グレー) |
サイズ | ・W225×D529×H510mm(オプションカバー無し) ・W225×D589×H510mm(オプションカバーあり) | |
拡張ベイ | 3.5インチベイ×1、2.5インチベイ×1 | |
OS | Windows 11 Home(64ビット) | |
CPU | ・Ryzen 9 7950X ・Ryzen 9 7900X ・Ryzen 7 7700X | ・Core i9-13900KF ・Core i7-13700KF ・Core i5-13600KF |
メモリ | 16GB(8GB×2、DDR5-4800) | |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe) | |
グラフィクス | ・RTX 4090 ・RTX 4080 ・RTX 3080(VRAM 10GB) ・RTX 3070 ・RTX 3060 Ti ・RTX 3060 | ・RTX 4090 ・RTX 4080 ・RTX 3080(VRAM 10GB) ・RTX 3070 ・RTX 3060 Ti ・RTX 3060 ・RTX 3050 |
チップセット | B650 チップセット | Z690 チップセット |
光学ドライブ | ー | |
Wi-Fi+Bluetooth | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax+BT 5.3 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax+BT 5.2 |
電源 | 1350W(80PLUS PLATINUM) | |
価格(クーポン利用) | 284,980円⇒270,680円(税・送料込)~ | 260,979円⇒256,479円(税・送料込)~ |
進化したSF風ケース
筐体は前モデルをそのまま引き継いでおり、台形ボディにラウンドフォルムのフロントマスクが目を引く、宇宙船さながらの強烈なデザインとなっています。
ハニカム構造を取り入れたユニークなデザインも相まって、他社とは一線を画すケースに仕上がっています。
オプションのケーブルカバーを使えば、デザインに一体感を持たせることができます。反面、ケーブルの抜き差しが面倒になるので、これは好み次第といったところです。
もちろん、トレンドをバッチリ押さえており、クリアサイドパネルを標準装備。機能面でのメリットこそありませんが、内部が見えるとやはりワクワクしますね。ゲーミングモデルなので、こういった遊び心は大事です。
なお、新モデルでは冷却に力を入れており、サイドパネルの下半分を通気口にし、熱くなりがちなグラボをしっかり冷やします。
ボディのサイズですが、なんと奥行きと高さは50cmオーバー!フルタワーケースの大きさとなっており、設置スペースには注意が必要です。
ちなみにカラバリは、いつものダークサイドオブザムーンとルナライトの2色が用意されています。ホワイト系はかなり珍しく、カラバリで選ぶのもあり。
インテルのCPU搭載モデルでは2色とも選択できますが、AMDのCPU搭載モデルではダークサイドオブザムーンのみ選択可能です。
基本に忠実な内部設計
内部構造は、オーソドックスな電源下置き配置となっています。
フロントから吸気し、天板と背面から排気する、王道のエアフローを構築しています。フロントパネルがハニカム状になることにより、吸気面積が広くなっているのもポイントです。
拡張性ですが、3.5インチベイは上部に1基、2.5インチベイが下部に1基、あわせて2基装備しています。巨大にボディに見合わない少なさですが、最近のケースでは拡張ベイが少ないものが多く、これもトレンド通りといった感じですね。
AMD&インテル製CPU搭載


CPUは、インテルの”第13世代Coreシリーズ”&AMDの”Ryzen 7000シリーズ”を搭載しています。以下定番のベンチマークテスト”CINEBENCH R23”で性能を軽くチェックしてみましょう。
CPUの基本性能・ゲーミング性能ともに、インテルの第13世代Coreシリーズが有利。
CPUコアは、処理性能重視の”P-コア(Performance)”と電力効率重視の”E-コア(Efficient)”の2タイプを搭載。高負荷の作業はP-コアに、軽作業はE-コアにタスクを割り振り、場合によっては両者を併用することで、ケースバイケースで効率よくタスクを処理できるのが強みです。
さらに、第13世代ではE-コアを追加し、さらにパワーアップ。同じグレードでマルチ性能を比較してみると、Core i5-13600KはRyzen 5 7600Xよりも約55%、Core i7-13700KはRyzen 7 7700Xよりも約43%、Core i9-13900KはRyzen 9 7900Xよりも約32%高くなっています。
なお、搭載モデルの価格は、性能が高い分インテルのほうが割高。価格の安さが魅力のRyzenシリーズですが、性能そのものは十分高く、予算重視ならおすすめです。
2タイプのCPUクーラー
CPUクーラーは、大型の24cmラジエーターを装備した水冷式CPUクーラーを標準搭載しています。空冷式に比べ冷却性能が圧倒的に高く、長時間安定して冷却できる優れものです。
ちなみに、前モデルでは小型の14cmラジエーターを装備していたのですが、発熱の高いインテルCPUには力不足だったので、これはうれしい改善ポイントですね。
※標準の水冷式CPUクーラー
なお、クーラーは2タイプ用意されており、”Alienware Cryo-tech Edition CPUクーラー”がオプションで用意されています。
通常タイプとは異なり、水冷ヘッドが光るほか、冷却性能が高くなっているとのこと。ただし、ラジエーターサイズは同じ24cmということで、基本的には標準のままでOK。見栄え重視ならカスタマイズもありといったところです。
実機レビューはこちら(第12世代Core搭載モデル)

RTX 4000シリーズ搭載
グラボは、RTX 4090~RTX 3060まで選択可能です。ただし、ウルトラハイエンドモデルなので、上位クラスのグラボを搭載したモデルを選びたいところ。
グラボの性能をサクッとまとめると以下のような感じです。詳しい性能については各ページを参照してください。
ざっくりまとめると、4KでのゲーミングならRTX 4080がまずおすすめ。RTX 3080よりも約50%も性能が高く、4Kでバツグンの安定感を発揮します。性能重視ならRTX 4090が断然おすすめですが、価格が非常に高いので、予算度外視ならありといったところですね。
また、メジャーな解像度となるフルHDなら、RTX 3060がおすすめ。最新のゲームをまんべんなくプレイでき、WQHDにも対応できます。
【各モデル共通】おすすめカスタマイズ
全てのモデルで、16GBメモリに512GB SSDの実用的な初期構成となっています。
最新のゲームは容量も大きくなっているので、SSDは1TB あると安心。また、ゲームの実況配信や動画編集でも使うなら、32GBメモリにするのがおすすめ。
・32 GB, 2 x 16GB, DDR5, 4800 MHz
・1TB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
・2TB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート) + 2TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
⇒SSDのみ増やすことができず、SSD+HDDのデュアルストレージ構成となります。
おすすめモデル
Alienware Aurora R15(インテル)[RTX 4090搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-13900KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4090
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】610,980円⇒588,980円(税・送料込)~
インテルの第13世代24コア32スレッドCPU・Core i9-13900KFとRTX 4090を搭載した、ド安定の4K性能&RT性能が魅力のフルタワーモデル。グラボの性能はRTX 3090の約2倍にもなり、4Kで無双のパフォーマンスを発揮します。
なお、CPU末尾の”F”は、内蔵グラフィック非搭載という意味で、性能はCore i9-13900Kと同等です。
Alienware Aurora R15(インテル)[RTX 3080搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-13700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】362,981円⇒344,781円(税・送料込)~
先に紹介したモデルを、インテルの第13世代16コア24スレッドCPU・Core i7-13700KFとRTX 3080(VRAM 10GB)にしたバージョンで、ワンランク上の4K性能を発揮します。予算重視の4K推奨モデルとしておすすめ。
RTX 4080搭載モデルが用意されていないので、このモデルをカスタマイズしましょう。
・NVIDIA GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X
Alienware Aurora R15(インテル)[RTX 3060搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-13700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】300,980円⇒285,880円(税・送料込)~
先に紹介したモデルをRTX 3060にしたバージョンで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。
WQHDでの安定感を重視するなら、RTX 3060 Tiへのカスタマイズがおすすめ。
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6
Alienware Aurora R15(AMD)[RTX 4090搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7950X
■チップセット:B650チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4090
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】606,980円⇒576,580円(税・送料込)~
AMDの第5世代16コア32スレッドCPU・Ryzen 9 7950XとRTX 4090を搭載した、ド安定の4K性能&RT性能が魅力のフルタワーモデル。CPUの性能はCore i9-13900Kを超えており、コスパが非常に高くなっています。RTX 4090搭載モデルならこちらがおすすめです。
Alienware Aurora R15(AMD)[RTX 3080搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 7 7700X
■チップセット:B650チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】348,980円⇒331,481円(税・送料込)~
先に紹介したモデルを、AMDの第5世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7700XとRTX 3080(VRAM 10GB)にしたバージョンで、ワンランク上の4K性能を発揮します。
RTX 4080搭載モデルが用意されていないので、このモデルをカスタマイズしましょう。なお、CPUをワンランク上のRyzen 9 7900Xにカスタマイズするなら、インテルCPU搭載モデルの方が性能・価格面でおすすめ。
・NVIDIA GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X
Alienware Aurora R15(AMD)[RTX 3060搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 7 7700X
■チップセット:B650チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:1350W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■【クーポン利用】284,980円⇒270,680円(税・送料込)~
先に紹介したモデルをRTX 3060にしたバージョンで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。
WQHDでの安定感を重視するなら、RTX 3060 Tiへのカスタマイズがおすすめ。
・NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6
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