フロンティアのおすすめカスタマイズを、かんたんなパーツの説明とともにご紹介。自分好みの一台に仕上げて、快適なゲームライフを楽しみましょう。
カスタマイズ方法はとてもかんたん!
各モデルにある【カスタマイズ・お見積り】ボタンを押すと、上のイメージのようなカスタマイズ画面に切り替わります。メモリやSSDなど、各項目で構成を変更できるようになっているので、好みの内容にクリックして変更するだけ。ちなみに、保証やオフィスソフトもこの画面で変更します。
デスクトップ・ノート共通カスタマイズ
デスクトップとノートパソコンの共通カスタマイズをまとめました。
メモリ
例えるのであれば「デスク」です。ゲームやインターネットブラウザを実際に動かすスペースですね。デスクが広ければ広いほど、つまりメモリの容量が大きければ大きいほど一度にできる作業量が増えます。
メモリが足りないとゲームを動かそうとしても、メモリ不足で動作しなくなってしまいます。最近ではメモリをガッツリ使うゲームが増えており、できれば16GBを積むようにしましょう。なお、FRONTIERは16GBを標準搭載しているため、基本的にカスタマイズ不要です。
・32GB(16GB×2) PC4-25600(DDR4-3200) DDR4 SDRAM
・64GB(16GB×4) PC4-25600(DDR4-3200) DDR4 SDRAM
⇒なお、ゲーム+配信や4Kの動画編集であれば、32GBがおすすめ。さらに、3DCGの制作や3D CADなどヘビーな作業でも使うなら64GBがおすすめです。
ストレージ
例えるのであれば「本棚/収納スペース」です。Windowsやゲーム、データ類などを入れておく場所です。
種類は”HDD(ハードディスク)”と”SSD”の2タイプがあります。ハードディスクは聞いたことがあるのではないでしょうか。
■HDD
容量が大きい
価格が安い
データの転送速度が遅い
■SSD
データの転送速度がかなり速い
容量が少ない
HDDに比べるとやや割高
最近ではSSDの価格がだいぶ安くなり、大容量SSDを搭載したモデルが主流となっています。今ではHDDオンリーのモデルはまず見かけません。
なお、SSD+HDDデュアルストレージ構成にすると、OS(Windows)やゲームなど処理スピードを求められるものは高速のSSDに、画像や動画類などかさばるデータ類は容量の多いHDDに入れるといった使い分けができ、SSD単体構成よりも便利です。
■SSD
512(480)GBは必須で、1TBあるとより安心
ちなみに最近のオンライゲームのクライアント(ゲーム本体のデータ)は50GB~級のものがざらです。容量が大きければ大きいほど、複数のオンラインゲームを楽しむことができます。
■HDD
編集用途なら2TB以上がおすすめ
写真や動画をほとんど保存しないということであれば、500GBや1TBでもOKです。 動画や画像編集でも使うなら、素材データが多くなるので、2TB以上入れておくと安心。
SSD
SSDには、通常の”SATAⅢ SSD”と”NVMe SSD”の2タイプが用意され、FRONTIERではNVMeタイプを標準装備しています。
NVMeタイプのSSDは、通常タイプよりも4~5倍ほど速く、画像出力など大容量データの転送で時短効果を発揮します。なお、ゲームの読み込み速度や、動作の体感速度は両者でほとんど差はありません。
ちなみに、一部モデルでは3台ものストレージを搭載することができます。ゲーム用のSSDを追加してあげるとメインSSDと差別化できるので、さらに快適になります。
SSD
・【NVMe SSD】1TB SSD
・【NVMe SSD PCIe4.0】1TB Samsung PM9A1 Gen4 (読出7000MB/s,書込5100MB/s)
・【NVMe SSD PCIe4.0】1TB WD BLACK SN850 (読出7000MB/s,書込5300MB/s)
⇒Gen.4タイプのSSDは、Gen.3タイプよりも約1.5倍ほど速くなっています。体感速度は変わらないので、基本的にはGen.3タイプで十分ですが、RAW現像の機会が多い方はGen.4タイプがおすすめです。特に速度にこだわるなら、Western DigitalのBLACKシリーズがおすすめ。
ハードディスク/SSD
・【SSD】500GB Crucial製 MX500 シリーズ
・【SSD】1TB Crucial製 MX500 シリーズ
⇒SATAⅢタイプのSSDで、ゲーム用SSDとしておすすめ。安定した読み書き速度で定評のある、MX500シリーズがイチオシです。
HDD
FRONTIERでは基本的にSSDを搭載しており、HDDはデータ保存などのサブストレージという扱いになっています。基本的には1TBで十分ですが、動画や画像など、かさばるデータ類を保存するのであれば、2TB以上は欲しいところです。
・【ハードディスク】1TB S-ATA
・【ハードディスク】2TB S-ATA
・【ハードディスク】4TB S-ATA
・【高耐久仕様!WD Red HDD】2TB S-ATA
・【高耐久仕様!WD Red HDD】4TB S-ATA
・【高耐久仕様!WD Red Plus HDD】6TB S-ATA
⇒WD REDシリーズはサーバーグレードのHDDで、耐久性重視ならおすすめ。
デスクトップのみのカスタマイズ
デスクトップパソコンのみ対象のカスタマイズをまとめました。
CPU冷却グリス
グリスとは、CPUとCPUクーラー(ヒートシンク)の間に塗布するペーストのことです。熱伝導率を高め、CPUの効率的な冷却に欠かせないアイテムです。
単体での冷却効果は控えめなので、デスクトップのCPUクーラーとセットでカスタマイズしてあげましょう。
・高熱伝導率 ナノダイヤモンドグリス OC7
⇒シルバーグリスよりも熱伝導率が高いダイヤモンドグリスがおすすめ。ノーマルのものより5℃ほど温度が下がります。
CPUクーラー
標準の小型クーラーよりも、約10~20℃ほど低く冷却できますが、最近のCPUは発熱が少なめということもあり、基本的にカスタマイズ不要。Core i7クラスで、予算に余裕があればカスタマイズするのもありというくらいです。
・AINEX サイドフローCPUクーラー SE-224-XTA
・SILVERSTONE サイドフローCPUクーラー Hydrogon D120 ARGB
⇒いずれも空冷式CPUクーラーです。シンプルなシングルタワーに4つのヒートパイプを搭載した、”SE-224-XTA”で基本的にOK。より冷却性能を重視するなら、ダブルタワータイプの”Hydrogon D120 ARGB”がおすすめ。
電源
例えるのであれば「変電所」です。コンセントから引っ張ってきた電気を各パーツで使える形式に変換し、電力を供給します。まさに大本の部分で、地味ながら重要パーツ。
ポイントは「容量(各パーツに供給できる電力の量)」と「変換効率(コンセントからの電気をどれだけロスなく変換できるか)」です。
まず容量ですが、グラボのグレードによって変わります。なお、販売モデルでは最適な容量が選択されており、特にカスタマイズする必要はありません。
・GTX 1660シリーズまで:500W
・RTX 3060~RTX 3070:700W
・RTX 3070 Ti~RTX 3090:800W
重要なのが変換効率で、これには”80PLUS認証”という規格があり、変換効率ごとに下はスタンダードから上はチタンまでの6段階でランク付けされています。上のグレードになるほど省電力・低発熱・高寿命になります。
電源のクオリティにこだわるなら、変換効率を上のグレードに変更するのがおすすめです。
・850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)
⇒カスタマイズ項目は最低限となっており、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源のみ用意されています。
光学ドライブ
デスクトップでは一部モデルを除き、光学ドライブが非搭載となっています。必要な方はカスタマイズをお忘れなく。なお、ノートはそもそも非搭載でカスタマイズできません。
ちにみに必須か?といわれると、オンラインコンテンツが充実しているので、無ければ無いで何とかなります。
DVDかブルーレイの二者択一で非常にシンプル。
・DVDマルチドライブ
・【PIONEER製】 Blu-ray Disc ドライブ (BDXL(TM) 書込対応)
その他おすすめの周辺機器
FRONTIERではマウス&キーボードが付属しないので注意!
モニター
一般モニターはFRONTIER製、ゲーミングモニターはMSI製となっています。ちなみに、モニターやマウスなどを一緒に注文しても、送料が変わらないのは◎。
■通常モニター
・FRONTIER FR2450B 23.8型 狭額縁 ワイドLED液晶モニター
・FRONTIER FR2750B 27型 狭額縁 ワイドLED液晶モニター
⇒いずれも解像度はフルHDで、発色に優れたIPSパネルを搭載。さらに、内蔵スピーカーのほか、各種ケーブルを装備しています。
■ゲーミングモニター
・MSI Optix G241 144Hz対応23.8型ゲーミング液晶ディスプレイ
・MSI Optix G272 144Hz対応27型ゲーミング液晶ディスプレイ
・MSI MAG ARTYMIS 242C 165Hz対応23.6型ゲーミング液晶ディスプレイ
・MSI Optix MAG251RX 240Hz対応24.5型ゲーミング液晶ディスプレイ
・MSI OCULUX-NXG253R 360Hz対応24.5型ゲーミング液晶ディスプレイ
⇒FPSゲームなら、まずは144Hzか165Hzは欲しいところ。いずれも解像度はフルHDで、応答速度は1msの高速仕様です。特に、240Hzと360Hzディスプレイは、G-Syncにも対応した本格派モデルとなっています。なお、各種ケーブルは付属しますが、内蔵スピーカーは搭載していません。
モニター選びはこちらをチェック
マウス
マウスもモニターと同じく、FRONTIER製のものが用意されています。
・FRONTIERゲーミングマウス GM-S1B
⇒FRONTIER謹製のゲーミングマウスです。解像度は最大10800dpiと高めで、ボタンも8個搭載しており、ゲーミングマウスのポイントはしっかり押さえています。さらに、ウエイト調整もでき、好みの重さにできるのもポイント。価格も安く、まずこのマウスから始めるのがおすすめ。
・ASUS Gaming Mouse P513 ROG KERIS WIRELESS
⇒解像度は最大16000dpiと非常に高く、79gの超軽量ボディも相まって、俊敏な操作ができます。また、7つのボタンは、カスタマイズができるようになっているのもポイント。なお、ワイヤレスタイプですが、有線接続も可能です。
キーボード
キーボードでも同じく、FRONTIER製のものが用意されています。
・Frontier KB-E3S 日本語配列ゲーミングキーボード
⇒FRONTIER謹製のゲーミングキーボードで、操作性に優れたメカニカルスイッチを採用。銀軸ということで、軽めの操作感で、スイッチ音も静かです。もちろん、フルカラーLEDを内蔵しており、とても華やか。テンキーは非搭載ですが、価格がとても安く、まずはこのキーボードから始めるのがおすすめ。
・HERMES M1A RED JPN GAMDIAS ゲーミング日本語配列キーボード(赤軸)/(青軸)
⇒テンキーを装備したゲーミングキーボード。フルカラー仕様ですが、カラー設定は最低限。静音性の高い赤軸、モデルと、スイッチ感の高い青軸モデルが用意されています。
・HERMES P1A BLUE JPN GAMDIAS ゲーミング メカニカルスイッチ採用日本語配列キーボード(青軸)
⇒上のモデルの上位バージョンで、豊富なカラー設定ができるほか、パームレストを装備しています。