- Core i9-12900Kをしのぐ圧倒的パフォーマンス
- Ryzen 9 7950Xは他の追随を許さない性能
- RTX 4090~RTX 3070のラインナップに搭載
ZEN 4アーキテクチャを採用したRyzen 7000シリーズがついに登場!最上位のグレードとなるRyzen 9 7950X&Ryzen 9 7900Xのスペックと、おすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Ryzen 9 7950X&Ryzen 9 7900Xのスペックまとめ
Ryzen 9 7950X | Ryzen 9 7900X | Ryzen 9 5950X | Ryzen 9 5900X | Core i9- 12900K | |
コードネーム | Raphael | Raphael | Vermeer | Vermeer | Alder Lake-S |
プロセスルール | 5nm | 5nm | 7nm | 7nm | 10nm |
CPUコア総数 | 16 | 12 | 16 | 12 | 16 |
CPU P-コア数 | ー | ー | ー | ー | 8 |
CPU E-コア数 | ー | ー | ー | ー | 8 |
CPUスレッド数 | 32 | 24 | 32 | 24 | 24(P16+E8) |
動作クロック | 4.7GHz | 4.7GHz | 3.4GHz | 3.7GHz | P:3.2GHz E:2.4GHz |
最大クロック | 5.7GHz | 5.6GHz | 4.9GHz | 4.8GHz | P:5.2GHz E:3.9GHz |
倍率ロックフリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
L3キャッシュ | 64MB | 64MB | 64MB | 64MB | 20MB |
対応メモリー | DDR5-5200 2ch | DDR5-5200 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch |
内蔵GPU | AMD Radeon Graphics | AMD Radeon Graphics | ー | ー | UHD 770 |
TDP | 170W | 170W | 105W | 105W | 125W |
MAX TDP | 230W | 230W | ー | ー | 241W |
最新世代のRyzen 7000シリーズでは、前世代の”ZEN 3アーキテクチャ”を改良した”ZEN 4アーキテクチャ”を採用しています。
改良版ということで基本的な設計は踏襲しており、CPUのユニット”CCX(CPU Complex)”は、8基のCPUと32MBキャッシュで構成されています。Ryzen 9はCPUパッケージ内に2基のCCXを搭載し、Ryzen 7以下は1基のCCXを搭載しています。
改良点としては、まず製造プロセスを7nmから5nmに微細化しています。2nm微細化することで、ダイサイズは14%小さくなる一方で、トランジスタ数は55%も増加。さらに、Ryzen 5000シリーズよりも低い電圧で駆動できるようになり、ワットパフォーマンスが向上しています。
なお、Ryzen 5000シリーズと同等の電圧で駆動すると、高い動作クロックで動作するので、Ryzen 7000シリーズでは動作クロックが大きく引き上げられているのもポイント。Ryzen 9 7950Xでは定格4.7GHz・最大5.7GHzと、インテルを上回るレベルに引き上げられ、TDPもガッツリ増加しています。
そのほか、命令実行の分岐予測やスケジューラ、浮動小数点演算ユニットなどもしっかり強化されており、IPC(クロックあたりの命令実行数)は約13%向上。基本性能はしっかり底上げされています。
そして、内蔵グラフィック・Radeon Graphicsをついに搭載。今まではGシリーズのみでしたが、全面的に採用となりました。ただし、Gシリーズとは異なり性能は最低限といったところで、映像を描写できる(4K・60fpsまで対応)というレベル。ゲームをプレイできるほどの性能はありません。
また、I/O機能も刷新され、メモリとPCIe Expressはいずれも最新規格に対応しています。メモリはDDR5規格となり、現行のDDR4メモリの約1.5倍の帯域幅で、処理性能がさらに向上。
PCIe Expressは5.0は、現行のPCIe 4.0に比べ2倍の帯域幅を持ち、グラフィクスやSSDの性能をさらに引き上げることが期待されます。ただし、現状はPCIe 3.0&PCIe 4.0対応デバイスがメインなので、PCIe 5.0が本領発揮するのはまだ先の話です。
Ryzen 9 7950X&Ryzen 9 7900Xの性能をチェック


基本的な設計は前世代と同じなので、コア・スレッド数も据え置き。Ryzen 9 7950Xは16コア32スレッド、Ryzen 9 7900Xは12コア24スレッドとなっています。なお、ライバルはインテル第12世代16コア24スレッドCPU・Core i9-12900Kです。
以下、RTX 3090・16GBメモリ(DDR5-6000&DDR4-3200)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。ちなみに、DDR5-6000の記載がない場合は、DDR4-3200となります。
CINEBENCH R23
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR23ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
前世代から大きくパワーアップし、シングルスコアは約26~27%、マルチスコアは約34~46%も向上しています。シングル性能はインテルと同レベルになり、すべてのコアがインテルでいうP-コアに相当するので、マルチ性能が格段に上がっています。
マルチスコアでCore i9-12900K(DDR5)比較してみると、Ryzen 9 7950Xは約39%、Ryzen 9 7900Xは約5%高くなっています。Ryzen 9 7950Xとはもはや比べるまでもなく、Ryzen 9 7900Xが実質的なライバルといったところですね。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間(秒)で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
前世代からさらに時間を短縮し、約26~29%と大きめの差をつけています。
Core i9-12900K(DDR5)と比較すると、Ryzen 9 7950Xは約37%、Ryzen 9 7900Xは約18%早くテストを完了。Ryzen 9 7950Xのパフォーマンスの高さは言わずもがな、Ryzen 9 7900Xとの差も大きめです。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。
前世代との差は、Ryzen 9 7950Xが約27~28%、Ryzen 9 7900Xが約17~23%と変わらず大きめ。
Core i9-12900K(DDR5)との差はテスト形式で大きく異なり、圧縮ではCore i9-12900K×DDR5メモリの組み合わせが効果を発揮し、Ryzen 9 7900Xをわずかながら上回っています。一方、Ryzen 9 7950Xは他を圧倒し、Core i9-12900K(DDR5)に約22%の差をつけています。
展開ではRyzenの独り勝ちといったところで、Core i9-12900K(DDR5)でも全く歯が立たず、Ryzen 9 7950XにWスコアをつけられ、Ryzen 9 7900Xにも約38%差をつけられています。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
前世代との差は約32~47%となり、Ryzen 9 7950Xの伸びしろがかなり大きくなっています。
Core i9-12900K(DDR5)と比較すると、Ryzen 9 7950Xは約56%、Ryzen 9 7900Xは約17%上回っています。Ryzen 9 7950Xはもう異次元レベルの性能ですね。
x265&x264 Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265&x264形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
前世代との差は約23~25%と、時短効果はさらにアップ。いずれもCore i9-12900K(DDR5)よりも早く変換を完了し、Ryzen 9 7950Xは約25%、Ryzen 9 7900Xは約8%の差をつけています。
こちらもx264とほぼ同じような傾向ですね。Core i9-12900K(DDR5)を上回るパフォーマンスで、Ryzen 9 7950Xは約28%、Ryzen 9 7900Xは約7%早く変換を完了しています。
Shadow of the Tomb Raider
シングル性能が強化されているので、ゲーミング性能もしっかり向上。前世代と比較して平均fpsは約6~7%向上し、Core i9-12900K(DDR5)とほぼ同等のパフォーマンスを発揮します。
Watch Dogs Legion
このゲームではfpsが大幅に向上しており、平均fpsは前世代よりも約21~24%も上がっています。Core i9-12900K(DDR5)はさらにその上を行きますが、その差は約3%とかなり小さめ。
ちなみに、8コア16スレッドのRyzen 7 7700Xもゲーミング性能がとても高いので、ゲーム目的なら無理にRyzen 9を選ぶ必要はありません。
Cyberpunk 2077
前世代から平均fpsは約11~12%向上していますが、このゲームではインテル系のCPUが強く、Core i9-12900K(DDR5)に約16~17%差をつけられています。
ちなみに、このゲームではDDR5メモリの効果が大きく、Core i9-12900K(DDR5)はDDR4よりも約8%高いfpsをマークしています。新規格のDDR5ですが、今のところ効果を発揮する場面は限られているので、今のところ特にこだわる必要はないですね。
Tiny Tina’s Wonderlands
基本的には前世代よりもゲーミング性能は向上しているものの、このゲームではCPUがボトルネックとなり、結果はほとんど変わりません。CPUへの負荷が非常に高いゲームでは、解像度が低いほどfpsに差が出にくくなります。
ゲーミング性能もインテルと同等レベルにパワーアップしていますが、インテルCPUに最適化されたゲームも多く、ゲーム用途ならインテルCPUのほうが無難ですね。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
動作クロックを大きく引き上げているので、消費電力もきっちり増加。前世代と比較してRyzen 9 7900Xは約25%、Ryzen 9 7950Xともなると約61%も増えています。
Ryzen 9 7950Xが増えすぎなのは否めませんが、Core i9-12900K(DDR5)と同等ということを考えれば、ワットパフォーマンスは良好と言えますね。
Ryzen 9 7950X&Ryzen 9 7900Xの性能まとめ
ZEN 3からしっかりブラッシュアップされ、最大5GHzオーバーの高い動作クロックも相まって、前世代からおおむね約20~30%の性能向上を実現。Ryzen 9 7900XはCore i9-12900Kを上回り、Ryzen 9 7950Xは他のCPUを寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
ただし、搭載モデルの価格は非常に高いので、とことん性能にこだわるならおすすめといったところ。特にRyzen 9 7950Xはクリエイティブ用では唯一無二の存在となります。なお、ゲーム目的ならRyzen 9・Core i9でほとんど変わらないので、なおさらCore i9で十分ですね。
CPU単品ならこちらがおすすめ
Ryzen 9 7950X&Ryzen 9 7900XのおすすめゲーミングPC
RTX 4090搭載モデル
RTX 3090より最大約2倍の性能を誇るド安定の4K&RTモデル
LEVEL-R7X7-LCR79W-XL1X(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7950X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4090
■ストレージ:SSD 2TB(PCIe NVMe Gen.4)
■電源:1000W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:599,800円(税込)~
フル装備のコスパモデル
AMDの第5世代16コア32スレッドCPU・Ryzen 9 7950XとRTX 4090を搭載した、ド安定の4K&RT性能が魅力のミドルタワーモデル。
32GBメモリに2TB SSDの特盛構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用。さらに、冷却性能がとても高い水冷式CPUクーラーや、最大92%の電力変換効率を誇るプラチナクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
ケースの完成度も高く、ケース内部は裏配線&チャンバー構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、シンプルながら機能的なモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
LEVEL-R7X7-LCR79X-XLX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7900X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4090
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:1000W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:539,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルを、AMDの第5世代12コア24スレッドCPU・Ryzen 9 7900X&1TB SSDにしたバージョンです。なお、SSDは通常のGen.3タイプとなっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア UA9R-R48 7950X搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7900X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4080
■ストレージ:SSD 1TB+HDD 2TB
■電源:1000W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:579,980円(税込)~
高品質のRyzen 9 7900X搭載モデル
AMDの第5世代12コア24スレッドCPU・Ryzen 9 7900XとRTX 4080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 4080搭載モデル
RTX 3080より約50%性能が高いド安定の4K対応モデル
LEVEL-R7X7-LCR79W-VLX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7950X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4080
■ストレージ:SSD 2TB(PCIe NVMe Gen.4)
■電源:1000W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:489,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のRyzen 9 7950X搭載モデルをRTX 4080にしたバージョンで、ド安定の4K性能を発揮します。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
LEVEL-R7X7-LCR79X-VLX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7900X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:1000W(80PLUS PLATINUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:459,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のRyzen 9 7900X搭載モデルをRTX 4080にしたバージョンで、ド安定の4K性能を発揮します。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070搭載モデル
4Kでのゲーミングに最適なモデル
GALLERIA/ガレリア ZA9R-R37 7900X搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7900X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe Gen.4)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:369,980円(税込)~
高品質のRyzen 9 7900X搭載モデル
AMDの第5世代12コア24スレッドCPU・Ryzen 9 7900XとRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア UA9R-R37 7950X搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 9 7950X
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:32GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB+HDD 2TB
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:429,980円(税込)~
本格派のRyzen 9 7950X搭載モデル
上のモデルをAMDの第5世代16コア32スレッドCPU・Ryzen 9 7950Xにしたバージョン。
内容はさらに充実しており、ケースはヘアライン仕上げの美しいアルミケースを採用。さらに大容量の32GBメモリに大容量デュアルストレージを搭載する徹底ぶりで、最高峰のモデルにふさわしいクオリティとなっています。
この内容ならもはやカスタマイズ不要。ここまでやるならゲーム用のSSDを追加するのもいいでしょう。
【番外編】G-Master Spear X670A(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 7 7700X(要カスタマイズ)
■チップセット:X670Eチップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:300,970円(税・送料込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、8コア16スレッドのRyzen 7 7700XとRTX 3060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。より高い性能を求めるなら、CPU・グラボのカスタマイズがまず必要です。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは、コスパの高さで人気を誇るAsRockの【X670E Steel Legend】を搭載。ゲーミングモデルでは何よりも安定性が重要となりますが、VRMは19電源フェーズ設計となっており、CPUに安定して電力を供給できます。
また、グラボ用のPCIeスロットは金属で補強され、破損に強くなっているほか、熱くなりがちなM.2スロットには金属のヒートシンクを標準装備する徹底ぶり。もちろん、PCIe・M.2スロットは最先端の高速規格”PCIe 5.0”に対応しています。
そのほか、ゲームで安定した通信環境を実現する”Dragon 2.5Gb/s LAN”やWi-Fi 6対応の無線LANモジュールを搭載し、迫力&臨場感のあるサウンドを楽しめる”Nanimic Audio”を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
また、電源も品質の高い、Silver Stone製の750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
ゲーミングPCは高い…とお悩みの方 必見!

関連リンク
ほかのCPUもチェック
インテル製CPU
AMD製CPU
- Ryzen 9 7950X・7900X
- Ryzen 7 7700X
- Ryzen 5 7600X
あわせて知りたい
おトクなセール情報もチェック!



