- 前世代から約20%性能が向上した、8コア16スレッドの高性能CPU
- ケースによってはCore i9-10900Kを超える高い性能を実現
- RTX 3090~RTX 3060のラインナップに搭載
待望の”ZEN 3”がついに登場!ワンランク上の性能へ進化した、8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800Xのスペックと、おすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Ryzen 7 5800Xのスペックまとめ
Ryzen 9 5900X | Ryzen 7 5800X | Ryzen 9 3900X | Ryzen 7 3700X | Core i7- 10700K | |
コードネーム | Vermeer | Vermeer | Matisse | Matisse | Comet Lake-S |
プロセスルール | 7nm | 7nm | 7nm | 7nm | 14nm++ |
コア/スレッド | 12/24 | 8/16 | 12/24 | 8/16 | 8/16 |
動作クロック | 3.7GHz | 3.8GHz | 3.8GHz | 3.6GHz | 3.8GHz |
最大クロック | 4.8GHz | 4.7GHz | 4.6GHz | 4.4GHz | 5.1GHz |
倍率ロックフリー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
L3キャッシュ | 32MB×2 | 32MB | 32MB×2 | 32MB | 16MB |
対応メモリー | DDR4-3200 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR4-2933 2ch |
PCIeレーン総数 | Gen.4×20 | Gen.4×20 | Gen.4×20 | Gen.4×20 | Gen.3×16 |
内蔵GPU | ー | ー | ー | ー | UHD 630 |
TDP | 105W | 105W | 105W | 65W | 125W |
大幅にパフォーマンスが向上した第3世代の”ZEN 2アーキテクチャ”を改良し、第4世代では”ZEN 3アーキテクチャ”にアップグレードされています。
まず、CPUのユニット”CCX(CPU Complex)”と、それをまとめるシリコンダイ”CCD(CPU Complex Die)”の構成が変更となっています。
従来では、4基のCPUと16MBキャッシュを一つにまとめてCCXを構成し、2基のCCXをCCDにパッケージングしていましたが、最新のRyzenではその枠組みを撤廃。8基のCPUと32MBキャッシュをひとまとめにし、1基のCCXでCCDを構成しています。
2基のCCXを一つにまとめることで、遅延がより少なくなり、性能の底上げにつながるというわけですね。
また、CPUコアそのものにもテコ入れがされ、命令実行ユニットや予測分岐、浮動小数点演算ユニットの拡張などが盛り込まれています。
そのため、IPC(クロックあたりの命令実行数)は約19%も向上し、基本性能はもちろん、ゲーミング性能もいっそう磨きがかかりました。
Ryzen 7 5800Xの性能をチェック


Ryzen 7 5800Xは先代のRyzen 7 3700Xと同じ8コア16スレッド構成で、ブーストクロックが引き上げられています。クロックが高い分TDPは105Wと高め。なお、ライバルはインテル第10世代8コア16スレッドCPU・Core i7-10700Kとなります。
以下RTX 3090・16GBメモリ(DDR4-3200)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。
CINEBENCH R20
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR20ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
この通り、前世代からシングル性能がしっかり強化されているのがわかります。Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xよりも約22%高くなり、ほぼ公称通りですね。インテルのCore i7-10700Kと比較してみても、約22%高くなっています。
もちろんマルチ性能もしっかり向上し、Ryzen 7 3700Xよりも約23%高くなっています。なお、Core i7-10700Kよりも約20%高く、10コア20スレッドのCore i9-10900Kに7%差まで迫るほど。同じ8コア16スレッドCPUとは思えない性能です。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間(秒)で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
Ryzen 7 5800XとRyzen 7 3700Xとの差は約14%と、順当に時間を短縮。Core i7-10700Kを逆転し、約10%の差をつけています。
なお、Core i9-10900Kとの差は約16%となり、上のテストに比べ差は大きめ。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。


圧縮では、Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xよりも約24%、Core i7-10700Kよりも約22%高いスコアをマークし、ついにCore i9-10900Kを逆転。約5%差をつけています。
一方、展開では、Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xよりも約19%、Core i7-10700Kよりも約31%高いスコアをマーク。Core i9-10900Kよりも低いスコアですが、それでも約3%差とほぼ誤差レベルです。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xよりも約30%、Core i7-10700Kよりも約22%高いスコアをマーク。Core i9-10900Kにも約7%差にまで迫っています。
x265 HEVC Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xよりも約17%、Core i7-10700Kよりも約16%早く変換を完了。またしてもCore i9-10900Kを追い抜き、約8%早く変換を完了しています。
Far Cry New Dawn
基本性能の高さもさることながら、Ryzen 7 5800Xはゲームに強い!
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xに比べ、平均fpsは約19%、最低fpsは約20%向上しています。Core i7-10700Kと互角、Core i9-10900Kの差は約2%とわずかです。「ゲームに強いインテル」ですが、そのアドバンテージもだいぶ弱くなってしまいました。
Rainbow Six Siege
かなり軽いため、レンダリング解像度を”100”にし、負荷を上げて測定しています。
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xに比べ、平均fpsは約20%、最低fpsは約16%向上。Core i7-10700Kを追い抜き、約2~6%差をつけています。
なお、Core i9-10900Kは頭一つ抜けており、Ryzen 7 5800Xよりも約3~5%高く、ゲーミングCPUとしての意地を見せたといったところでしょうか。
Borderlands 3
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xに比べ、平均fpsは約10%、最低fpsは約9%の向上とやや控えめ。それでも、Core i7-10700Kとほぼ互角、Core i9-10900Kにも約2~5%差と肉薄しています。
Watch Dogs Legion
Ryzen 7 5800XはRyzen 7 3700Xに比べ、平均fpsは約16%、最低fpsは約20%向上し、Core i7-10700K&Core i9-10900Kとほぼ同等のパフォーマンスを発揮します。
以上性能面をチェックしましたが、文句のつけようがない性能で、すごいの一言。Ryzenシリーズの進化には驚くばかりですね。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
TDPが105Wなので、消費電力は多め。とはいうものの、Ryzen 7 3700Xよりも約13%の増加にとどまり、Core i7-10700Kよりも約11%少なく、十分省エネです。
それどころか、Core i9-10900Kと同等、もしくは迫るパフォーマンスを発揮することを考えれば、ワットパフォーマンスはかなり優秀といっていいでしょう。
結局Ryzen 7 5800Xはどうなの?
シングル性能がしっかり強化され、Ryzen 7 3700X&Core i7-10700Kよりも約20%ほど性能が高くなっています。その実力はCore i9-10900Kにも迫り、ケースによっては追い抜いてしまうほど。さらに、ゲーミング性能も高く、Core i9-10900Kと同等のパフォーマンスを発揮。総合力に優れた、完成度の高いCPUに仕上がっています。
ただし、インテル第12世代の12コア20スレッドCPU・Core i7-12700Kが発売になり、状況は一転。Core i7-12700Kの性能はRyzen 7 5800Xを凌駕し、搭載モデルの価格も同等か若干高いくらいと、価格面でも有利になっており、現状ではRyzen 7 5800Xを選ぶ必要はあまりありません。
Ryzen 7 5800XのおすすめゲーミングPC
RTX 3090搭載モデル
VRAM24GB搭載!ド安定の4K&RTモデル
GALLERIA/ガレリア ZA7R-R39(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3090
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:459,980円(税込)~
高品質ケースを採用したフル装備モデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XとRTX 3090を搭載した、ド安定の4K&RT性能が魅力のミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3080 Ti搭載モデル
RTX 3090に匹敵する性能を持つ、ド安定の4K&RTモデル
G-Tune HP-A-3080Ti(G-Tune)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080 Ti
■ストレージ:SSD 1TB+HDD 4TB
■電源:1200W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:406,780円(税込)~
※レビューモデルではRTX 2080 Tiを搭載しています。本体イメージの確認におすすめ。
充実した保証&サポートが魅力のハイエンドモデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XとRTX 3080 Tiを搭載した、ド安定の4K&RT性能が魅力のフルタワーモデル。
32GBメモリに1TB SSD+4TB HDDの超特盛仕様で、SSDは通常のSSDよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源のほか、水冷式CPUクーラーを搭載するこだわりよう。文句なしのパーフェクト構成です。
ケースのフロント部分は強化ガラス製でとてもスタイリッシュ。ケース自体の完成度も高く、ケース内部は電源とストレージを分離配置した”チャンバー構造”になっており、エアフローがとてもスムーズです。とことんクオリティにこだわる方におすすめ。
ちなみに、G-Tuneは保証が充実しているのもポイント。G-Tuneでは延長保証が定額制で安く、例えば3年延長保証+センドバック修理保証に7,700円(税込)で加入することができます。また、24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されており、万が一でも安心。
妥協なしの最強モデルですね。
非常に充実しているので、カスタマイズ不要です。
RTX 3080搭載モデル
ド安定の4K性能が魅力のモデル
GALLERIA/ガレリア ZA7R-R38(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:339,980円(税込)~
高品質ケースを採用したフル装備モデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XとRTX 3080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070 Ti搭載モデル
RTX 3070よりも約10%性能が高い4K推奨モデル
LEVEL-R9X6-LCR58X-UAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS TITANIUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:267,980円(税込)~
低価格&コスパモデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XとRTX 3070 Tiを搭載した、4Kでのゲーミングに最適ミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、最大94%の電力変換効率を誇るチタンクラス電源のほか、水冷式CPUクーラーを搭載する徹底ぶりで、冷却面も万全です。
ケースの完成度も高く、シースルーのガラス製サイドパネルを装備するほか、ケース内部は裏配線構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、本格的なモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
G-Tune EP-A-3070Ti(G-Tune)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080 Ti
■ストレージ:SSD 1TB+HDD 4TB
■電源:1200W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:307,780円(税込)~
※レビューモデルではRTX 2080 Tiを搭載しています。本体イメージの確認におすすめ。
保証&サポート重視ならG-Tuneがおすすめ
RTX 3080 Tiで紹介したモデルのRTX 3070 Tiバージョンで、サポート&保証重視ならおすすめです。
RTX 3070搭載モデル
4Kでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R0X5-R58X-TAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:255,880円(税込)~
低価格&コスパモデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XTとRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプというこだわりよう。さらに、大型CPUクーラーをのほか、高品質のマザーボード【ASUS X570-PRO】を搭載する凝りようです。
拡張性に優れたケースは、裏配線を採用しており、高いエアフローで冷却性はバツグン。コスパに優れたモデルに仕上がっています。
充実した初期構成なので、基本的にカスタマイズ不要。
GALLERIA/ガレリア ZA7R-R37(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:289,980円(税込)~
高品質ケースを採用したフル装備モデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XとRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060 Ti搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R9X6-LCR58X-SAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:228,980円(税込)~
低価格&コスパモデル
AMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800XTとRTX 3060 Tiを搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、水冷式CPUクーラーを搭載しており、冷却面も万全です。
ケースの完成度も高く、シースルーのガラス製サイドパネルを装備するほか、ケース内部は裏配線構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、本格的なモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R9X6-LCR58X-RBX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:217,980円(税込)~
上のモデルのRTX 3060バージョンで、WQHDでのゲーミングに最適です。
【番外編】G-Master Spear X570AⅡ(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Ryzen 7 5800X(要カスタマイズ)
■チップセット:X570チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:192,620円(税・送料込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、8コア16スレッドのRyzen 7 3700XとRTX 2060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。より高い性能を求めるなら、CPU・グラボのカスタマイズがまず必要です。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは【ASUS X570 PRO】を搭載。ATXサイズの大型のマザーボードで、拡張性に優れています。
機能面は最新のトレンドをしっかり取り入れ、PCIe Gen.4規格に対応したM.2スロット&電源周りには、大型のヒートシンク装備しており、冷却面は万全。をまた、グラボのスロットがスチール素材で補強され、グラボの自重でスロットが破損しにくくなっています。
さらに、安定性に優れたインテル製LANチップや、華やかなLEDイルミネーションを装備する充実ぶりで、必要なものは一通りそろっています。
また、電源も品質の高い、Silver Stone製の750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
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