- 8コア16スレッドになり、Core i9-10900Kよりもパワーダウン
- ゲーミング性能は高いものの、消費電力はさらに増加
- RTX 3090~RTX 3060のラインナップに搭載
アーキテクチャ刷新でさらにパワーアップ!第11世代のハイエンドCPU・Core i9-11900KのスペックとおすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Core i9-11900Kのスペックまとめ
CPUの仕様と実際の性能をまとめました。
Core i9-11900Kの仕様
Core i9-11900K | Core i7-11700K | Core i7-11700 | Core i9-10900K | Core i7-10700K | Ryzen 9 5900X | |
コードネーム | Rocket Lake-S | Rocket Lake-S | Rocket Lake-S | Comet Lake-S | Comet Lake-S | Vermeer |
プロセスルール | 14nm++ | 14nm++ | 14nm++ | 14nm++ | 14nm++ | 7nm |
コア/スレッド | 8/16 | 8/16 | 8/16 | 10/20 | 8/16 | 12/24 |
動作クロック | 3.5GHz | 3.6GHz | 2.5GHz | 3.7GHz | 3.8GHz | 3.7GHz |
最大クロック | 5.3GHz | 5.0GHz | 4.9GHz | 5.3GHz | 5.1GHz | 4.8GHz |
倍率ロックフリー | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB | 16MB | 20MB | 16MB | 32MB×2 |
対応メモリー | DDR4-3200 2ch DDR4-2933 2ch | DDR4-3200 2ch DDR4-2933 2ch | DDR4-3200 2ch DDR4-2933 2ch | DDR4-2933 2ch | DDR4-2933 2ch | DDR4-3200 2ch |
PCIeレーン総数 | Gen.4×20 | Gen.4×20 | Gen.4×20 | Gen.3×16 | Gen.3×16 | Gen.4×20 |
内蔵GPU | UHD 750 | UHD 750 | UHD 750 | UHD 630 | UHD 630 | ー |
TDP | 125W | 125W | 65W | 125W | 125W | 105W |
※Core i9-11900KFは、内蔵グラフィック非搭載バージョンで、性能はCore i9-11900Kと同等です。
第11世代Coreシリーズとなる”Rocket Lake-S”でも、14nmの製造プロセスを継承。ルーツをたどると第7世代の”Kaby Lake”までさかのぼり、改良に改良を加えて最新世代に至ります。
第11世代の特徴は次の4点ですー
- CPUコアに”Cypress Cove”を採用
- 内蔵グラフィック機能をIris Xe Graphicsベースの”UHD 750”に刷新
- メモリコントローラーをDDR4-3200に対応
- PCI Expressを4.0に対応し、レーン数を20レーンに拡大
最大のポイントはCPUコアに”Cypress Cove”を採用したことですね。前世代に比べ、IPC(クロックあたりの命令実行数)は19%も向上。シングル性能にも磨きがかかり、ゲーミングに強いCPUとなっています。そのほか、メモリコントローラーやPCI Expressが、ライバルのRyzenシリーズと同等レベルに強化されています。
ちなみに、内蔵グラフィックの”UHD 750”は、前世代のUHD 630から演算ユニットが倍増し、約50%ほどパフォーマンスが向上しています。
Core i9-11900Kの性能をチェック
Core i9-11900Kですが、前世代のCore i9-10900Kからコア・スレッドが減り、なんと8コア16スレッドになってしまいました。IPCが向上したとはいえ、肩透かしな感じですね。
それこそ、同じく8コア16スレッドのCore i7と同じなのでは…と思うかもしれませんが、以下の自動クロックアップ機能にすべて対応しており、性能をより引き出せるようになっているのがポイントです。
- Turbo Boost Technology 2.0(TB2)
- Turbo Boost Max Technology 3.0(TBM3)
- Thermal Velocity Boost(TVB)
- Adaptive Boost Technology(ABT)
目玉は新規に追加されたABTです。TB2の上位版となる機能で、CPUコア温度と消費電力の余力に応じて、TB2最大クロックまで引き上げることができます。例えば、8コアすべてに負荷がかかっても、余力があれば、TB2の最大クロック(5.1GHz)まで全コア引き上げることができるわけですね。
極限まで性能を引き出せるという点では、Core i9が一枚上手です。
なお、ライバルはAMDの第4世代12コア24スレッドCPU・Ryzen 9 5900Xとなります。ただし、コア・スレッド数がかけ離れており、はっきり言って勝負にならず、実質的には同じく8コア16スレッドのRyzen 7 5800Xがライバルといったところです。
以下RTX 3090・16GBメモリ(DDR4-3200)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。
CINEBENCH R20
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR20ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
Core i9-10900Kと比較してみると、シングル性能は約14%向上し、IPCの分だけきっちりパワーアップしています。また、マルチ性能は約8%差まで迫っているのもポイント。コア・スレッド数は減っているものの、IPCの向上などでしっかりカバーしています。
ライバルのRyzen 9 5900Xと比較してみると、シングル性能はほぼ互角ですが、マルチ性能は約42%もの差がつき、まったく勝負にならず。Ryzen 7 5800Xと同等の性能となっており、最上位CPUにしては物足りません。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
さすがに10コア20スレッドのCore i9-11900Kには及ばないものの、両者の差は約8%と、IPCが向上した分しっかり詰めてきています。
ライバルのRyzen 9 5900Xとの差は約24%と、やはりかないませんが、Ryzen 7 5800Xを上回り、約9%差をつけています。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。
Core i9-10900Kとの差は、圧縮では約4%と小さいものの、展開では約20%と大きく差が開き、コア・スレッド数の差がもろに出てしまっています。
Ryzen 9 5900Xには圧縮で約42%、展開では約70%と異次元レベルの差となり、まったく太刀打ちできず。Ryzen 7 5800Xにも圧縮で約9%、展開では約15%差をつけられています。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
Core i9-10900Kに詰め寄ってはいるものの、約7%差をつけられ、コア・スレッド数の差を埋めることはできません。
なお、Ryzen 9 5900Xとの差は約42%と、もはや比べるまでもなし。Ryzen 7 5800Xとほぼ互角のスコアとなっています。
x265 HEVC Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
Core i9-10900Kに後塵を拝していましたが、なんと僅差まで迫っています。ただ、Ryzenシリーズはさらにその上を行き、Ryzen 9 5900Xには約27%、Ryzen 7 5800Xにも約12%差をつけられています。
基本性能については、とにかく物足りないに尽きますね。Core i9-10900Kよりも低く、Ryzen 7 5800Xとほぼ同等レベルと、ハイエンドCPUとは思えないレベルです。
Rainbow Six Siege
かなり軽いため、レンダリング解像度を”100”にし、負荷を上げて測定しています。
ゲームに強いCPUという触れ込みですが、このゲームではCore i9-11900Kほどfpsは伸びず、両者の差は平均fpsで約6%、最低fpsで約5%となっています。ただ、Core i7-11700Kを上回り、インテルCPUでは高いパフォーマンスを発揮するのは確かです。
なお、Ryzenシリーズは、基本性能だけでなく、ゲーミング性能も優秀。Ryzen 9 5900XとRyzen 7 5800Xともに、Core i9-11900Kを僅差ではありますが上回っています。
Death Stranding
上のゲームではCore i9-10900Kにに及びませんが、一転上回り、平均fpsで約6%、最低fpsで約2%差をつけ、コアの強化がパフォーマンスの向上につながっています。
ただ、やはりRyzenシリーズはその上を行き、Ryzen 9 5900Xは約7~8%、Ryzen 7 5800Xも約1~3%と控えめながら上回っています。
Borderlands 3
このゲームではCore i9-11900Kがトップに躍り出ており、Core i9-10900Kに最大約2%、Ryzen 9 5900Xに約5%、Ryzen 7 5800Xに約4~6%差をつけています。
Watch Dogs Legion
Core i9-11900Kがトップなのはこのゲームでも変わらず。Core i9-10900Kに約2~3%、Ryzen 9 5900Xに約4~7%、Ryzen 7 5800Xに約4~6%差をつけています。
ゲームによってはRyzenシリーズ超え、ハイエンドCPUのメンツはなんとか保っているといったところでしょうか。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
第10世代のCore i9は非常に消費電力が多かったのですが、第11世代ではさらに消費電力が増加しています。。Core i9-10900Kとの差は約8%程度ですが、2コア・4スレッド減ったのに増加しており、大変燃費が悪いです。グラフを見てもCore i9が突き抜けているのがわかりますね。これは恐ろしい!
一方、Ryzenシリーズは性能だけでなく省エネ性能も優秀で、Core i9-11900Kに比べ、Ryzen 9 5900Xは約29%、Ryzen 7 5800Xは約36%も低くなっています。
結局Core i9-11900Kはどうなの?
IPCの性能が向上したとはいえ、コア・スレッド数が減り、基本性能はCore i9- 10900Kよりも下がってしまったのは残念。ライバルのRyzen 9 5900Xには遠く及ばず、Ryzen 7 5800Xとほぼ同等ということで、ハイエンドCPUにしては物足りない印象ですね。
セールスポイントのゲーミング性能も、高いとはいえ他を圧倒するレベルではなく、決定力はイマイチ。そして何より、消費電力が多すぎるのが致命的で、正直おすすめできません。。
Core i9-11900K搭載モデルを選ぶなら、第12世代の12コア20スレッドCPU・Core i7-12700K搭載モデルがおすすめです。
Core i9-11900K搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 3090搭載モデル
VRAM24GB搭載!ド安定の4K&RTモデル
GALLERIA/ガレリア ZA9C-R39 第11世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3090
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:459,980円(税込)~
高品質ケースを採用したフル装備モデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3090を搭載した、ド安定の4K&RT性能が魅力のミドルタワーモデル。冷却能力に優れた水冷式CPUクーラーを標準搭載しており、冷却面は万全!
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用。さらに、電源は最大90%の電源変換効率を誇るゴールドクラス電源というこだわりようです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3080 Ti搭載モデル
RTX 3090に匹敵する性能を持つ、ド安定の4K&RTモデル
G-Tune HP-Z(G-Tune)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080 Ti
■ストレージ:SSD 2TB+HDD 4TB
■電源:1200W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:483,780円(税込)~
※レビューモデルではRTX 2080 Tiを搭載しています。本体イメージの確認におすすめ。
文句なしのハイエンドモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3080 Tiを搭載した、ド安定の4K&RT性能が魅力のフルタワーモデル。
32GBメモリに2TB SSD+4TB HDDの特盛仕様で、SSDは通常のSSDよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源や水冷式CPUクーラーを搭載するこだわりよう。文句なしのパーフェクト構成です。
ケースのフロント部分は強化ガラス製でとてもスタイリッシュ。ケース自体の完成度も高く、ケース内部は電源とストレージを分離配置した”チャンバー構造”になっており、エアフローがとてもスムーズです。とことんクオリティにこだわる方におすすめ。
ちなみに、G-Tuneは保証が充実しているのもポイント。G-Tuneでは延長保証が定額制で安く、例えば3年延長保証+センドバック修理保証に7,700円(税込)で加入することができます。また、24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されており、万が一でも安心。
妥協なしの本格派モデルとなっています。
このモデルこそまさにカスタマイズ不要でしょう!
RTX 3080搭載モデル
ド安定の4K性能が魅力のモデル
LEVEL-R959-LC119K-VAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS TITANIUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:325,980円(税込)~
フル装備&高コスパモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。
32GBメモリに1TB SSDの超大容量構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーや、最大94%の電力変換効率を誇るチタンクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
ケースの完成度も高く、シースルーのガラス製サイドパネルを装備するほか、ケース内部は裏配線構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、コスパの高いモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア ZA9C-R38 第11世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:329,980円(税込)~
高品質ケースを採用したフル装備モデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3080を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。冷却能力に優れた水冷式CPUクーラーを標準搭載しており、冷却面は万全!
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは爆速のPCIe Gen.4タイプを採用。さらに、電源は最大90%の電源変換効率を誇るゴールドクラス電源というこだわりようです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070 Ti搭載モデル
RTX 3070よりも約10%性能が高い4K推奨モデル
LEVEL-R959-LC119K-UAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS TITANIUM)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:282,980円(税込)~
フル装備&高コスパモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3070 Tiを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
32GBメモリに1TB SSDの超大容量構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーや、最大94%の電力変換効率を誇るチタンクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
ケースの完成度も高く、シースルーのガラス製サイドパネルを装備するほか、ケース内部は裏配線構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、コスパの高いモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070搭載モデル
RTX 2080 Tiに匹敵する性能の4K推奨モデル
LEVEL-R059-LC119K-TAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:256,980円(税込)~
低価格&高コスパモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、水冷式CPUクーラーも搭載しており、冷却面も万全です。
拡張性の高いケースは、エアフローに優れており、冷却性もバツグン。コスパに優れたハイスペックモデルとしておすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
G-GEAR GA9J-J211/T(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:299,800円(税込)~
高品質のハイグレードモデル
インテルの第11世代8コア16スレッドCPU・Core i9-11900KとRTX 3070を搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。大型のサイドフロー式CPUクーラーを搭載しており、冷却面は万全です。
32GBメモリに1TB SSDの超大容量構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、マザーボードには、軍事規格の高い耐久性を誇る【ASUS TUF GAMING Z590-PLUS】のほか、電源は最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源を搭載するこだわりよう。
前面がメッシュ加工されたケースは、通気性と冷却能力に優れ、拡張性もバツグン。トータルで高い完成度を実現しています。とことんクオリティにこだわるならおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
RTX 3060 Ti搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R059-LC119K-SAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:235,980円(税込)~
上のパソコン工房のモデルをRTX 3060 Tiにしたバージョンで、WQHDでのゲーミングに最適です。
RTX 3060搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R059-LC119K-RBX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i9-11900K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:223,980円(税込)~
同じく上のモデルをRTX 3060にしたバージョンで、WQHDでのゲーミングに最適。
【番外編】G-Master Spear Z590(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-11700K
■チップセット:Z590チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:238,050円(税込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、8コア16スレッドのCore i7-11700KとRTX 3060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。もちろん、CPUはアップグレードする必要があります。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは鉄板メーカー・ASUSの【TUF GAMING Z590-PLUS WIFI】を搭載。チョークコイルやコンデンサなど重要部品をはじめ、各パーツが軍事規格に準拠しており、とにかくタフ。
また、金属プレートで補強された拡張スロットやM.2スロットのヒートシンクを装備し、最新の無線LAN規格・Wi-Fi 6にもしっかり対応しており、完成度の高さが光ります。
冷却の肝となるCPUクーラーは、毎度おなじみクーラーマスター製の【Hyper 212EVO V2】を採用。4本のヒートパイプでしっかり熱を吸収し、12cmの大型ファンで強力に発散します。
また、電源も高品質のSilver Stone製750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
ゲーミングPCは高い…とお悩みの方 必見!

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