- 8コア・ハイパースレッディング非対応ながら前世代よりもパワーアップ
- 上位のCore i7-9700Kとの性能差は小さく、基本的にはこちらでOK
- RTX 2060&GTX 1660のモデルに搭載
インテルの第9世代ハイスペックCPU・Core i7-9700搭載モデルが登場し、第8世代からの世代交代が進行中。そのスペックと、おすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Core i7-9700のスペックまとめ
Core i7-9700K | Core i7-9700 | Core i7-8700K | Core i7-8700 | |
コードネーム | Coffee Lake-S Refresh | Coffee Lake-S Refresh | Coffee Lake-S | Coffee Lake-S |
プロセスルール | 14nm++ | 14nm++ | 14nm+ | 14nm+ |
コア/スレッド | 8 | 8 | 6/12 | 6/12 |
動作クロック | 3.6GHz | 3.0GHz | 3.7GHz | 3.2GHz |
TB2.0クロック | 4.9GHz | 4.7GHz | 4.7GHz | 4.6GHz |
L3キャッシュ | 12MB | 12MB | 12MB | 12MB |
対応メモリー | DDR4-2666 2ch | DDR4-2666 2ch | DDR4-2666 2ch | DDR4-2666 2ch |
内蔵GPU | UHD 630 | UHD 630 | UHD 630 | UHD 630 |
TDP | 95W | 65W | 95W | 65W |
先にリリースされていたCore i7-9700Kのデチューン版で、動作クロックが落とされており、その分TDPも抑えられています。もちろん、K付きではないのでオーバークロックには非対応となっています。
CPUのシングル・マルチ性能を測定できるレンダリングソフト【CINEBENCH R15】で性能をチェックしてみましょう。
ハイパースレッディングには非対応ですが、物理コアが2つ増えたことにより、Core i7-8700よりも約6%と控えめながら着実にパワーアップ。Core i7-8700Kよりも高いスコアをマークしています。
上位のCore i7-9700Kとの性能差は約4%ほどと小さく、基本的にはCore i7-9700を選んでおけばOK。ちなみに、AMD製6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 3600もかなり性能が高く、予算重視であればRyzen 5を選ぶのもあり。
Core i7-9700F登場
派生モデルに”F”付きのCPU【Core i7-9700F】が登場しました。
動作・ブーストクロックなど基本的な仕様は共通ですが、内蔵GPU非搭載となっています。違いはそれだけなので、Core i7-9700と同等のパフォーマンスを発揮します。
Core i7-9700のおすすめゲーミングPC
GTX 1660搭載モデル
フルHDでのゲーミングに最適なモデル
G-GEAR GA7J-C194/T(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-9700
■チップセット:H370チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラボ:GTX 1660
■ストレージ:SSD 240GB
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■価格:114,800円(税別)~
シンプルな低価格モデル
インテルの第9世代8コアCPU・Core i7-9700とGTX 1660を搭載した、フルHDでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
8GBメモリにSSDのみのシンプルな初期構成ですが、最近のゲームはメモリをガッツリ使い、ゲームそのものの容量も増えているため、しっかりカスタマイズするのがおすすめ。
16GBメモリ&500GB SSDにするのがおすすめ。HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、より便利になります。
RTX 2060搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
G-GEAR GA7J-D194/T(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-9700
■チップセット:H370チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-2666)
■グラボ:RTX 2060
■ストレージ:SSD 240GB+HDD 1TB
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■価格:134,800円(税別)~
ポイントをおさえたRTX 2060搭載モデル
インテルの第9世代8コアCPU・Core i7-9700とRTX 2060を搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
大容量の16GBメモリにデュアルストレージのポイントをおさえた初期構成となっており、特に重量級のゲームが増えてきている現状では、メモリ16GBあるのはやはり安心。前面がメッシュ加工のケースは通気性が高く、拡張性もバツグン。トータルで高いクオリティを実現しています。
最近のゲームは容量そのものが増えているため、SSDは500GBあると安心。なお、CPUの冷却性能を重視するなら、CPUクーラーをカスタマイズするのもあり。
ゲーミングPCは高い…とお悩みの方 必見!

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