- P-コア&E-コアを採用した12コア20スレッドCPU
- Ryzen 9 5900Xとほぼ同等の性能で、搭載モデルの価格は割安
- RTX 3090~RTX 3060のラインナップに搭載
設計を一新して大幅なパワーアップを果たした、第12世代のハイスペックCPU・Core i7-12700KのスペックとおすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Core i7-12700Kのスペックまとめ
CPUの仕様と実際の性能をまとめました。
Core i7-12700Kの仕様
Core i9-12900K | Core i7-12700K | Core i9-11900K | Core i7-11700K | Ryzen 9 5950X | Ryzen 9 5900X | |
コードネーム | Alder Lake-S | Alder Lake-S | Rocket Lake-S | Rocket Lake-S | Vermeer | Vermeer |
プロセスルール | 10nm | 10nm | 14nm++ | 14nm++ | 7nm | 7nm |
コア数 | 16(P8+E8) | 12(P8+E4) | 8 | 8 | 16 | 12 |
スレッド数 | 24(P16+E8) | 20(P16+E4) | 16 | 16 | 32 | 24 |
動作クロック | 3.2GHz | 3.6GHz | 3.5GHz | 3.6GHz | 3.4GHz | 3.7GHz |
最大クロック | 5.1GHz | 4.9GHz | 5.3Ghz | 4.9GHz | 4.9GHz | 4.8GHz |
倍率ロックフリー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
L3キャッシュ | 30MB | 25MB | 16MB | 16MB | 32MB×2 | 32MB×2 |
対応メモリー | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR4 -3200 DDR4-2933 2ch | DDR4 -3200 DDR4-2933 2ch | DDR4-3200 2ch | DDR4-3200 2ch |
内蔵GPU | UHD 770 | UHD 770 | UHD 750 | UHD 750 | ー | ー |
TDP | 125W | 125W | 125W | 125W | 105W | 105W |
TDP(PL2) | 241W | 190W | 251W | 251W | ー | ー |
※Core i7-12700KFは、内蔵グラフィック非搭載バージョンで、性能はCore i7-12700Kと同等です。
第12世代Coreシリーズとなる”Alder Lake-S”は、前世代から大幅に進化。ポイントは下記の5点で、特に2~4番目が目玉メニューとなります。
- 製造プロセスが14nmから10nm(Intel 7)に微細化
- 性質の異なる2タイプのCPUコア(P-コア&E-コア)を採用
- メモリがDDR5規格に対応
- PCI Express 5.0に対応
- 内蔵グラフィック機能がIris Xe Graphicsベースの”UHD 770”にグレードアップ
まず、CPUコアは、処理性能重視の”P-コア(Performance)”と電力効率重視の”E-コア(Efficient)”の2タイプを搭載。高負荷の作業はP-コアに、軽作業はE-コアにタスクを割り振り、場合によっては両者を併用することで、ケースバイケースで効率よくタスクを処理できるのが強みです。
なお、タスクの割り当ては、Windows 11のタスクスケジューラで最適化されるため、フルに性能を引き出すにはWindows 11が必要になります。もちろん、コアそのものの性能も上がり、メインとなるP-コアは約19%性能が向上。コア・スレッド数の増加も相まって、前世代から大幅に性能が向上しています。
そして、メモリとPCIe Expressは、いずれも最新規格に刷新。DDR5メモリは、現行のDDR4メモリに比べ約1.5倍の帯域幅を持ち、処理速度がさらに向上します。
また、PCIe Expressは5.0は、現行のPCIe 4.0に比べ2倍の帯域幅を持ち、グラフィクスやSSDの性能をさらに引き上げることが期待されます。ただし、現状はPCIe 4.0対応デバイスがようやく普及し始めたレベルなので、PCIe 5.0が本領発揮するのは、しばらく後になりそうです。。
Core i7-12700Kの性能をチェック
Core i7-12700Kは、P-コア8+E-コア4の全12コア構成で、単純にコア数だけ比較すると、前世代のCore i7-11700Kから1.5倍となっています。なお、P-コアのみマルチスレッドに対応しているため、12コア20スレッド構成となります。
CPUの動作で念頭に入れておきたいのが”Power Limit(PL)”です。Core i7-12700KはTDPこそ125Wですが、PL1・PL2ともに190Wと、高めの数値が設定されています。PL1でリミットをかけるべきところが、190Wと規格外なので、事実上リミット無しのCPUということになるわけですね。
ありったけのパワーをつぎ込み、そこから温度の許容範囲内で、動作クロックや電圧を調整するという、常識外れの動作をするため、消費電力と発熱が大幅に上昇しているのがネックです。
なお、ライバルはAMDの第4世代12コア24スレッドCPU・Ryzen 7 5800Xとなります。以下、Windows 11・RTX 3090・16GBメモリ(DDR4-3200/Core i9-12900KのみDDR5-6000)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。
CINEBENCH R23
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR23ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
Core i7-12700KとCore i7-11700Kを比較してみると、シングル性能は約15%、マルチ性能は約54%と大幅に向上しており、コア数1.5倍そのままという感じですね。
ライバルのRyzen 9 5900Xと比較してみると、シングル性能は約22%、マルチ性能は約11%差をつけ、見事に逆転しています。なお、8コア16スレッドのRyzen 7 5800Xとの差は約49%差となっており、もはや比べるまでもありません。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間(秒)で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は約24%になり、しっかり性能が向上しています。なお、ライバルのRyzen 9 5900Xには約7%差をつけられ、cinebenchのマルチ性能と近い結果となっています。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。
Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は、圧縮で約8%、展開で約21%とテストによってまちまち。
一方で、Ryzenシリーズのスコアの伸びがとてもよく、Ryzen 9 5900XがCore i7-12700Kを逆転し、圧縮では約25%、展開では約42%もの差をつけています。言ってしまうと、Ryzen 7 5800Xレベルですね。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
上のテストとは違い、Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は約56%となり、元通りといったところ。このテストでも、Ryzen 9 5900Xに逆転されていますが、その差は約5%と小さめ。
x265&x264 Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265&x264形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は約36%早く変換を完了しています。また、Ryzen 9 5900Xとの差はわずか1秒となっており、ほぼ互角です。
Core i7-12700KとCore i7-11700との差は、約35%とx264に近い感じですが、Ryzen 9 5900Xには約6%と若干差をつけられています。
CPUの基本性能は前世代から大きく上がっているものの、Ryzen 9 5900Xには逆転されるケースもあり、互角といったところですね。
Rainbow Six Siege
かなり軽いため、レンダリング解像度を”100”にし、負荷を上げて測定しています。
Core i7-12700Kの平均fpsは、Core i7-11700Kから約27%と大幅に向上していますが、Ryzenシリーズのゲーム性能も高く、Ryzen 9 5900Xが約3%とわずかながら上回っています。
Far Cry 6
このゲームは第12世代インテルCPUが高いパフォーマンスを発揮し、Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は平均fpsで約27%と大きく、Ryzen 9 5900Xを約22%上回っています。
Watch Dogs Legion
Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は、平均fpsで約11%と、着実にfpsが向上しています。ただ、Ryzen 9 5900Xとの差はわずか1fpsと、相変わらずほぼ互角です。
Cyberpunk 2077
このゲームはわりと横並びで、Core i7-12700KとCore i7-11700Kとの差は、平均fpsで約5%と控えめ。また、Ryzen 9 5900Xとの差も約2%となっています。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
コア・スレッド数が増えた分、消費電力も増加していますが、Core i7-11700Kから約9%にとどまっています。とはいえ、Ryzen 9 5900Xよりも約33%も多くなっており、ワットパフォーマンスでは完敗といったところですね。
一方、アイドル時の消費電力はCore i7-11700KやRyzen 9 5900Xと同等となっており、E-コアメインで省エネ。
結局Core i7-12700Kはどうなの?
新設計+コア・スレッド数の増加により、Core i7-11700Kから大幅にパワーアップ。ライバルのRyzen 9 5900Xには、一部のテストで圧倒的な性能差をつけるものの、それ以外では互角か、逆転されることもあり、トータルで見ると性能はほぼ同等といったところですね。
ただし、搭載モデルの価格はCore i7-12700Kが割安なので、ワットパフォーマンスの悪さを抜きにしても、Ryzen 9 5900Xは選ぶまでもありません。なお、予算重視なら、Core i7-12700搭載モデルがおすすめです。
Core i7-12700K搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 3090搭載モデル
VRAM24GB搭載!ド安定の4K&RTモデル
GALLERIA/ガレリア ZA7C-R39 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3090
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:429,980円(税込)~
高機能ケースに第12世代Core i7を搭載した本格派モデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700KとRTX 3090を搭載した、ド安定の4K性能&RT性能が魅力のミドルタワーモデル。シングル性能の向上と、マルチコア・スレッド化により、第11世代CPUよりも性能が大幅に向上しています。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能に優れた水冷式CPUクーラーのほか、電源には最大90%の電力変換効率を誇る、省エネ・低発熱のゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するこだわりようで、完成度がとても高くなっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3080搭載モデル
ド安定の4K性能が魅力のモデル
LEVEL-R769-LC127K-VAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:306,700円(税込)~
フル装備のコスパモデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700KとRTX 3080(VRAM 10GB)を搭載した、ド安定の4K性能が魅力のミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、冷却性能がとても高い水冷式CPUクーラーや、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
ケースの完成度も高く、ケース内部は裏配線&チャンバー構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、シンプルながら機能的なモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア ZA7C-R38(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 10GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:329,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3080(VRAM 10GB)にしたバージョン。ケースのクオリティにこだわるならこちらがおすすめ。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070 Ti搭載モデル
RTX 3070よりも約10%性能が高い4K推奨モデル
G-GEAR GA7J-H214/ZB(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:264,999円(税込)~
フル装備のコスパモデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700KとRTX 3070 Tiを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、大型の空冷式CPUクーラーや、軍事規格の耐久性を誇るマザーボード・ASUS TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4のほか、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源を搭載する徹底ぶりです。
ケースはオーソドックスな内部構成ですが、メッシュのフロントパネルを装備しており、通気性はバツグン。予算重視ならまずおすすめです。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
LEVEL-R769-LC127K-UAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS GOLD)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:289,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルをRTX 3070 Tiにしたバージョンです。ケースのクオリティにこだわるならおすすめ。
RTX 3070搭載モデル
4Kでのゲーミングに最適なモデル
G-GEAR GA7J-H214/ZB(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:257,299円(税込)~
先に紹介したツクモのモデルをRTX 3070にしたバージョンです。予算重視ならまずおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
LEVEL-R769-LC127K-TAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:267,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルをRTX 3070&ブロンズクラス電源にしたバージョンです。ケースのクオリティにこだわるならおすすめ。
RTX 3060 Ti搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
G-GEAR GA7J-H214/ZB(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:251,799円(税込)~
先に紹介したツクモのモデルをRTX 3060 Tiにしたバージョンです。予算重視ならまずおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
LEVEL-R769-LC127K-SAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:252,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルをRTX 3060 Tiにしたバージョンです。ケースのクオリティにこだわるならおすすめ。
RTX 3060搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
G-GEAR GA7J-H214/ZB(ツクモ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700KF
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:229,799円(税込)~
先に紹介したツクモのモデルをRTX 3060にしたバージョンです。予算重視ならまずおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームは高速のSSDに、データ類はHDDに保存する使い分けができ、より便利になります。
LEVEL-R769-LC127K-RBX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■水冷式CPUクーラー搭載
■価格:239,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルをRTX 3060にしたバージョンです。ケースのクオリティにこだわるならおすすめ。
【番外編】G-Master Spear Z690/D4(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:264,770円(税込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、12コア20スレッドのCore i7-12700KとRTX 3060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。もちろん、CPUはアップグレードする必要があります。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは、コスパの高さで人気を誇るAsRockの【Z690 Steel Legend】を搭載。ゲーミングモデルでは何よりも安定性が重要となりますが、VRMは14電源フェーズ設計となっており、CPUに安定して電力を供給できます。
また、グラボ用のPCIeスロットは金属で補強され、破損に強くなっているほか、熱くなりがちなM.2スロットには金属のヒートシンクを標準装備する徹底ぶり。もちろん、いずれのスロットも最新の高速規格”PCIe 4.0”に対応しています。
そのほか、ゲームで安定した通信環境を実現する”Dragon 2.5Gb/s LAN”や、迫力&臨場感のあるサウンドを楽しめる”Nanimic Audio”を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
冷却の肝となるCPUクーラーは、世界屈指の空冷最強メーカー・Nocture製の【NH-U12S redux】を採用。4本のヒートパイプでしっかり熱を吸収し、12cmの大型ファンで強力に発散します。
また、電源も高品質のSilver Stone製750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
ゲーミングPCは高い…とお悩みの方 必見!

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