- P-コア&E-コアを採用した省エネの12コア20スレッドCPU
- Ryzen 7 5800Xを上回る性能ながら、搭載モデルの価格は割安
- RTX 3080 Ti~RTX 3050のラインナップに搭載
設計を一新して大幅にパワーアップ!第12世代ハイスペックCPUの本命ともいえる、Core i7-12700のスペックとおすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Core i7-12700のスペックまとめ
CPUの仕様と実際の性能をまとめました。
Core i7-12700の仕様
Core i7-12700K | Core i7-12700 | Core i5-12400 | Core i7-11700 | Core i5-11400 | Ryzen 7 5800X | |
コードネーム | Alder Lake-S | Alder Lake-S | Alder Lake-S | Rocket Lake-S | Rocket Lake-S | Vermeer |
プロセスルール | 10nm | 10nm | 10nm | 14nm++ | 14nm++ | 7nm |
コア数 | 12(P8+E4) | 12(P8+E4) | 6 | 8 | 6 | 8 |
スレッド数 | 20(P16+E4) | 20(P16+E4) | 12 | 16 | 12 | 16 |
動作クロック | 3.6GHz | 2.1GHz | 2.5GHz | 2.5GHz | 2.5GHz | 3.8GHz |
最大クロック | 4.9GHz | 4.8GHz | 4.4GHz | 4.9GHz | 4.4GHz | 4.7GHz |
倍率ロックフリー | 〇 | ー | ー | ー | ー | 〇 |
L3キャッシュ | 25MB | 25MB | 18MB | 16MB | 12MB | 32MB |
対応メモリー | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR4 -3200 DDR4-2933 2ch | DDR4 -3200 DDR4-2933 2ch | DDR4-3200 2ch |
内蔵GPU | UHD 770 | UHD 770 | UHD 730 | UHD 750 | UHD 730 | ー |
TDP | 125W | 65W | 65W | 65W | 65W | 105W |
TDP(PL2) | 241W | 180W | 117W | 224W | 154W | ー |
※Core i7-12700Fは、内蔵グラフィック非搭載バージョンで、性能はCore i7-12700と同等です。
第12世代Coreシリーズとなる”Alder Lake-S”は、前世代から大幅に進化。ポイントは下記の5点で、特に2~4番目が目玉メニューとなります。
- 製造プロセスが14nmから10nm(Intel 7)に微細化
- 性質の異なる2タイプのCPUコア(P-コア&E-コア)を採用
- メモリがDDR5規格に対応
- PCI Express 5.0に対応
- 内蔵グラフィック機能がIris Xe Graphicsベースの”UHD 770”にグレードアップ
まず、CPUコアは、処理性能重視の”P-コア(Performance)”と電力効率重視の”E-コア(Efficient)”の2タイプを搭載。高負荷の作業はP-コアに、軽作業はE-コアにタスクを割り振り、場合によっては両者を併用することで、ケースバイケースで効率よくタスクを処理できるのが強みです。
なお、タスクの割り当ては、Windows 11のタスクスケジューラで最適化されるため、フルに性能を引き出すにはWindows 11が必要になります。もちろん、コアそのものの性能も上がり、メインとなるP-コアは約19%性能が向上。コア・スレッド数の増加も相まって、前世代から大幅に性能が向上しています。
そして、メモリとPCIe Expressは、いずれも最新規格に刷新。DDR5メモリは、現行のDDR4メモリに比べ約1.5倍の帯域幅を持ち、処理速度がさらに向上します。
また、PCIe Expressは5.0は、現行のPCIe 4.0に比べ2倍の帯域幅を持ち、グラフィクスやSSDの性能をさらに引き上げることが期待されます。ただし、現状はPCIe 4.0対応デバイスがようやく普及し始めたレベルなので、PCIe 5.0が本領発揮するのは、しばらく後になりそうです。。
Core i7-12700の性能をチェック
Core i7-12700は、P-コア8+E-コア4の全12コア構成で、単純にコア数だけ比較すると、前世代のCore i7-11700から1.5倍となっています。なお、P-コアのみマルチスレッドに対応しているため、12コア20スレッド構成となります。
ちなみに、”Kシリーズ”のCPUではないため、PL(Power Limit)の設定は常識的。PL1が65W、PL2が180Wに設定されており、発熱や消費電力はCore i7-12700Kに比べ控えめです。
動作も従来通りで、CPUの温度や電源に余裕があるときは、PL2まで消費電力を引き上げて高クロックで性能を引き出します。一方、マザーボードで設定された時間が経過するか、CPU温度などが条件を満たさなくなると、PL1の消費電力に収まるようにクロックやコア電圧を落とし、安定した動作を実現しています。
なお、ライバルはAMDの第4世代8コア16スレッドCPU・Ryzen 7 5800Xとなります。以下、Windows 11・RTX 3090・16GBメモリ(DDR4-3200/Core i9-12900KのみDDR5-6000)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。
CINEBENCH R23
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR23ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
前世代とは比較にならないくらい性能が伸び、Core i7-12700とCore i7-11700Kを比較してみると、シングルスコアは約11%、マルチスコアは約33%と大きく差をつけています。なお、Core i7-12700KとCore i7-12700との性能差は、シングルスコアで約4%、マルチスコアで約16%となっています。
ライバルのRyzen 7 5800Xと比較してみると、シングルスコアは約17%、マルチスコアは約29%上回り、コア・スレッド数の差がきっちり出ています。どちらかというと、12コア24スレッドのRyzen 9 5900Xに近い性能で、K無しCPUでこの性能は、とてもおいしいですね。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間(秒)で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は約13%とやや控えめ。一方、Core i7-12700KとCore i7-12700との差は約13%と、コンスタントに差がついています。
なお、ライバルのRyzen 75800Xには約12%差をつけていますが、Ryzen 9 5900Xにはかないません。スレッド数が少なく、低TDPということで、さすがにRyzen 9並みとはいきませんね。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。
Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は、圧縮で約6%、展開で約17%と、テストによってまちまち。また、Core i7-12700KとCore i7-12700との差は約1~4%と僅差になっています。
一方で、Ryzenシリーズのスコアの伸びがとてもよく、Ryzen 7 5800XがCore i7-12700を逆転。ただ、その差は小さく、圧縮では約6%、展開では約4%程度です。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
上のテストから一転、Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は、約31%と大きくなります。また、Core i7-12700KとCore i7-12700との性能差も、約18%に拡大します。
もちろん、Ryzen 75800Xを上回り、約15%差をつけています。
x265&x264 Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265&x264形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
Core i7-12700は、Core i7-11700Kよりも約29%早く変換を完了しています。なお、Core i7-12700KとCore i7-12700との差は約10%となっています。
また、Ryzen 7 5800Xとの差は約16%となっており、おおむね約10~20%ほどCore i7-12700が上回っています。
x264とほぼ同じ結果となり、Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は約28%、Core i7-12700Kとの差は約9%、Ryzen 7 5800Xとの差は約11%となっています。
Rainbow Six Siege
かなり軽いため、レンダリング解像度を”100”にし、負荷を上げて測定しています。
Core i7-12700の平均fpsは、Core i7-11700から約26%と大幅に向上。Core i7-12700KとCore i7-12700は、僅差となっています。
なお、Ryzenシリーズのゲーム性能も高く、Ryzen 7 5800Xとほぼ互角です。
Far Cry 6
このゲームは第12世代インテルCPUが強く、Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は平均fpsで約27%と大きめ。またしても、Core i7-12700KとCore i7-12700は互角となっています。
もちろん、Ryzenシリーズを大きく上回り、Ryzen 7 5800Xに約25%差をつけています。
Watch Dogs Legion
Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は、平均fpsで約10%と、やや控えめ。Core i7-12700KとCore i7-12700が互角なのは、変わらずといった感じ。
なお、Ryzen 7 5800Xを上回るものの、その差は約5%と小さめ。Ryzenシリーズもゲーミング性能は高めです。
Cyberpunk 2077
ほかのゲームに比べ横並びとなっており、Core i7-12700とCore i7-11700Kとの差は、平均fpsで約2%とほぼ互角。また、Core i7-12700KとCore i7-12700の差も約2%と誤差レベルです。
なお、Ryzen 7 5800Xを上回るものの、その差は約4%と、やはり小さめです。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
コア・スレッド数が増えいるものの、TDPが低いこともあり、消費電力はCore i7-11700Kよりも約6%少なくなっています。また、Core i7-12700KとCore i7-12700の差は約13%と、性能分だけきっちり少なくなっています。
ただ、Ryzen 7 5800Xどころか、Ryzen 9 5900Xよりも消費電力が多く、約13%差をつけられています。TDP105Wの12コア24スレッドCPUよりも多いことを考えると、ワットパフォーマンスはイマイチといったところですね。
結局Core i7-12700はどうなの?
新設計+コア・スレッド数の増加により、性能はCore i7-11700Kよりも約20~30%向上。ライバルのRyzen7 5800Xよりも約10~20%性能が高く、価格面でも有利ということで、ハイスペックCPUならまずCore i7-12700といったところですね。
なお、上位のCore i7-12700Kとの差は約10~20%ですが、ゲーミング性能はほぼ互角ということで、とことん性能にこだわるのでなければ、Core i7-12700で十分。価格差も大きいので、なおさらです。
ちなみに、予算重視ならCore i7-11700搭載モデルがおすすめ。前世代なだけあり、だいぶリーズナブルです。
Core i7-12700搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 3080 Ti搭載モデル
RTX 3090に匹敵する性能を持つ、ド安定の4K&DXRモデル
FRGH670/WS80TI(FRONTIER)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700F
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:1000W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:329,800円(税込)~
フル装備&高コスパモデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700FとRTX 3080 Tiを搭載した、ド安定の4K&DXR性能が魅力のミドルタワーモデル。
32GBメモリに1TB SSDの超大容量構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源のほか、大型CPUクーラーを搭載しており、冷却面も万全です。
ケースの完成度も高く、見栄えのするシースルーのガラス製サイドパネルを搭載。また、フロントパネルは全面メッシュで、ケース内部もチャンバー&裏配線構造を採用しており、通気性はバツグン。もちろん、拡張性もしっかり確保されています。
RTX 3080 Ti搭載モデルで34万円台とかなり安く、コスパの高いモデルに仕上がっています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3080搭載モデル
ド安定の4K性能が魅力のモデル
FRGH670/WS1A(FRONTIER)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700F
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:32GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3080(VRAM 12GB)
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:850W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:294,800円(税込)~
先に紹介したFRONTIERのモデルをRTX 3080(VRAM 12GB)にしたバージョンです。このクラスはおおむね35万円オーバーなので、かなりお得。
RTX 3070 Ti搭載モデル
RTX 3070よりも約10%性能が高い4K推奨モデル
GALLERIA/ガレリア XA7C-R37T 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:274,980円(税込)~
※実機モデルではCore i7-11700を搭載しています。
高品質ケースを採用したコスパモデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700とRTX 3070 Tiを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源のほか、大型CPUクーラーを装備しており、冷却面も万全です。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載するこだわりよう。完成度がとても高く、トータルでのコスパに優れています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3070搭載モデル
RTX 2080 Tiに匹敵する性能の4K推奨モデル
GALLERIA/ガレリア XA7C-R36 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3070
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:269,980円(税込)~
※実機モデルではCore i7-10700を搭載しています。
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3070&ブロンズクラス電源にしたバージョンです。RTX 3070 Tiとの性能差を考えると、予算重視ならこのモデルがおすすめ。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060 Ti搭載モデル
4K入門に最適なモデル
LEVEL-R969-127-SAX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:241,980円(税込)~
低価格のコスパモデル
インテルの第12世代12コア20スレッドCPU・Core i7-12700とRTX 3060 Tiを搭載した、4K入門に最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに1TB SSDの大容量構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。さらに、大型CPUクーラーを搭載しており、冷却面も万全です。
ケースの完成度も高く、シースルーのガラス製サイドパネルを装備するほか、ケース内部は裏配線構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保されており、高いコスパを実現しています。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア XA7C-R36 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:259,980円(税込)~
※実機モデルではCore i7-10700を搭載しています。
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3060 Tiにしたバージョンで、ケースのクオリティにこだわる方におすすめです。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R969-127-RBX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:208,980円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルをRTX 3060にしたバージョンで、予算重視ならおすすめ。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア XA7C-R36 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:239,980円(税込)~
※実機モデルではRyzen 7 3700Xを搭載しています。
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3060にしたバージョンでで、ケースのクオリティにこだわる方におすすめです。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3050搭載モデル
GTX 1660 Tiと同等の性能を持つ、DXR&DLSS対応モデル
GALLERIA/ガレリア XA7C-R35 第12世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-12700
■チップセット:H670チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3050
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:209,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3050にしたバージョンです。
基本的にはカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージにすると、ゲームとデータ類の保存先を分けることができ、さらに便利になります。
【番外編】G-Master Spear Z690/D4(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-12700K
■チップセット:Z690チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 512GB(PCIe NVMe)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:264,770円(税込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、12コア20スレッドのCore i7-12700KとRTX 3060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。もちろん、CPUはアップグレードする必要があります。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは、コスパの高さで人気を誇るAsRockの【Z690 Steel Legend】を搭載。ゲーミングモデルでは何よりも安定性が重要となりますが、VRMは14電源フェーズ設計となっており、CPUに安定して電力を供給できます。
また、グラボ用のPCIeスロットは金属で補強され、破損に強くなっているほか、熱くなりがちなM.2スロットには金属のヒートシンクを標準装備する徹底ぶり。もちろん、いずれのスロットも最新の高速規格”PCIe 4.0”に対応しています。
そのほか、ゲームで安定した通信環境を実現する”Dragon 2.5Gb/s LAN”や、迫力&臨場感のあるサウンドを楽しめる”Nanimic Audio”を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
冷却の肝となるCPUクーラーは、世界屈指の空冷最強メーカー・Nocture製の【NH-U12S redux】を採用。4本のヒートパイプでしっかり熱を吸収し、12cmの大型ファンで強力に発散します。
また、電源も高品質のSilver Stone製750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
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