- E-コアを追加した10コア16スレッドCPU
- Core i5-12400から20~30%パワーアップ
- RTX 4070 Ti~GTX 1660 SUPERのラインナップに搭載
E-コアを追加して大きく性能が向上した、第13世代のミドルクラスCPU・Core i5-13400のスペックとおすすめBTOパソコンをチェックしてみましょう。
Core i5-13400のスペックまとめ
CPUの仕様と実際の性能をまとめました。
Core i5-13400の仕様
Core i7-13700K | Core i5-13600K | Core i5-13400 | Core i5-12600K | Core i5-12400 | Ryzen 5 7600X | |
コードネーム | Raptor Lake-S | Raptor Lake-S | Raptor Lake-S | Alder Lake-S | Alder Lake-S | Raphael |
プロセスルール | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 10nm | 5nm |
CPUコア総数 | 16 | 14 | 10 | 10 | 6 | 6 |
CPU P-コア数 | 8 | 6 | 6 | 6 | ー | ー |
CPU E-コア数 | 8 | 8 | 4 | 4 | ー | ー |
スレッド数 | 24(P16+E8) | 20(P12+E8) | 16(P12+E4) | 16(P12+E4) | 12 | 12 |
動作クロック | P:3.4GHz E:2.5GHz | P:3.5GHz E:2.6GHz | P:2.5GHz E:1.8GHz | P:3.7GHz E:2.8GHz | 2.5GHz | 4.7GHz |
最大クロック | P:5.4GHz E:4.2GHz | P:5.1GHz E:3.9GHz | P:4.6GHz E:3.3GHz | P:4.9GHz E:3.6GHz | 4.4GHz | 5.3GHz |
倍率ロックフリー | 〇 | 〇 | ー | 〇 | ー | 〇 |
L3キャッシュ | 30MB | 24MB | 20MB | 20MB | 18MB | 32MB |
対応メモリー | DDR5-5600 DDR4-3200 2ch | DDR5-5600 DDR4-3200 2ch | DDR5-4800 DDR4-3200 2ch | DDR5 -4800 DDR4-3200 2ch | DDR5 -4800 DDR4-3200 2ch | DDR5-5200 2ch |
内蔵GPU | UHD 770 | UHD 770 | UHD 730 | UHD 770 | UHD 730 | AMD Radeon Graphics |
TDP | 125W | 125W | 65W | 125W | 65W | 105W |
MAX TDP | 253W | 181W | 148W | 150W | 117W | 142W |
※Core i5-13400Fは、内蔵グラフィック非搭載バージョンで、性能はCore i5-13400と同等です。
第13世代Coreシリーズは、第12世代Coreシリーズをベースにした改良版となります。
製造プロセス含め基本的な設計は変わらず、処理性能重視の”P-コア(Performance)”と電力効率重視の”E-コア(Efficient)”のWコア構成を踏襲しています。高負荷の作業はP-コアに、軽作業はE-コアにタスクを割り振り、場合によっては両者を併用することで、ケースバイケースで効率よくタスクを処理できるのが強みです。
ついに第13世代では、すべてのCore i5でE-コアを搭載。バックグラウンドで動くOSや各種プログラムの動作にP-コアのリソースを割く必要がなくなるので、さらなるパフォーマンスの向上が期待できます。
そのほかの変更点として、動作クロックの引き上げがあります。第12世代Coreシリーズからの改良で、同じコア電圧ならより高い動作クロックで動作できるようになっています。
それ以外にも、キャッシュの増量やメモリクロックの引き上げなど、前世代からしっかり強化されています。中でもキャッシュの増量はゲーム性能の向上につながるので、ゲーマーには特にうれしいポイントですね。
2タイプのCore i5
第13世代Core i5の補足として、最新の”Raptor Lake-S”をベースにしたCPUと、前世代の”Alder Lake-S”をベースにしたCPUがある点に注意。
- Raptor Lake-S:Core i5-13600K
- Alder Lake-S:Core i5-13600・Core i5-13500・Core i5-13400
まとめるとこのようになり、最上位のCore i5-13600KのみRaptor Lake-Sをベースにしており、Core i5-13600以下はAlder Lake-Sをベースにしています。
上のイメージはCore i5-13400ですが、コアあたりのL2キャッシュが、Alder Lake-Sと同じ1.25MB(Core i5-13600Kは2MB)となっていることがわかります。また、メモリの規格も前世代と変わらず、Core i5-13600以下のCPUは、いわば第12世代Core i5の強化バージョンということができますね。
Core i5-13400の性能をチェック
Core i5-13400はP-コア6+E-コア4の全10コア構成で、P-コアのみマルチスレッドに対応しているため、トータルでは10コア16スレッド構成となります。
中身はAlder Lake-Sということで、Core i5-12600Kの低クロック版といったところですね。
なお、ライバルはAMDの第5世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 57600Xとなります。以下、Windows 11・RTX 4090・16GBメモリ(DDR4-3200&DDR5-6000)の組み合わせでベンチマークをチェックしてみましょう。
CINEBENCH R23
毎度おなじみ3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。最新となるR23ではよりマルチコアに最適化された、重量級のテストとなっています。
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)を比較してみると、シングルスコアは約4%と控えめですが、マルチスコアは約36%と大きく向上し、E-コアを追加するだけでだいぶ変わりますね。なお、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は、マルチスコアで約11%となり、クロックの差がきっちり出ている感じです。
なお、Raptor Lake-SをベースにしたCore i5-13600Kはかなり性能が高く、シングルスコアで約12%、マルチスコアで約50%もの差をつけています。同じCore i5でも全くの別物です。
ライバルのRyzen 5 7600Xと比較してみると、シングルスコアこそ約8%下回り、マルチスコアは約3%上回っています。
Blender Open Data
こちらも同じく、3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するソフトです。時間(秒)で測定しているため、短いほど優秀ということになります。
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、約20%とやはり大きめ。また、Core i5-12600Kとの差は約12%、Core i5-13600Kとの差は約34%となり、特にCore i5-13600Kの性能の高さが光ります。
なお、ライバルのRyzen 5 7600Xには約9%の差をつけられています。どちらかというと、低クロックのRyzen 5 7600に近い性能です。
7-Zip
マルチスレッドに最適化したファイルの圧縮/展開ツールです。ベンチマーク機能がついており、辞書サイズ・32MBで圧縮・展開スコアを比較しました。
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、圧縮で約6%、展開で約30%となり、特に展開での差が大きめ。また、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約9%と変わらず10%前後、Core i5-13600Kとの差は46~56%とかなり大きくなっています。
なお、Ryzen 5 7600XはCore i5-13400を上回り、圧縮では約11%、展開では約30%もの差をつけています。
V-Ray Benchmark
こちらはフォトレンダリング処理性能を測定できるベンチマークソフトです。
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、約23%とコンスタントに差をつけています。また、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約11%、Core i5-13600Kとの差は約51%となり、傾向はあまり変わらず。
なお、Ryzen 5 7600Xには約7%差をつけられ、高クロック&大容量キャッシュが効いている感じです。
x265&x264 Encoder
動画エンコードのベンチマークソフトです。フルHDのテスト動画をx265&x264形式でエンコードした時間(秒)を測定しており、短いほど高速ということになります。
Core i5-13400は、Core i5-12400(DDR5-6000)よりも約18%早く変換を完了。また、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約13%、Core i5-13600Kとの差は約39%となっています。
なお、Ryzen 5 7600Xとの差は約12%となり、10%前後の差はきっちりつきますね。
x264とほぼ同じ結果ですね。
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は約19%、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約13%、Core i5-13600Kとの差は約34%、Ryzen 5 7600Xとの差は約14%となっています。
Shadow of the Tomb Raider
Core i5-13400の平均fpsは、Core i5-12400(DDR5-6000)から平均fpsで約6%とやや向上し、Core i5-12600K(DDR5-6000)に約5%差まで迫ります。Core i5-13600Kはゲームにも強く、約21%もの差をつけて圧倒しています。
なお、Ryzen 5 7600Xには及ばず、その差は約18%と大きめ。クロックとキャッシュの差できっちり差がついている感じですね。
Watch Dogs Legion
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、平均fpsで約5%と控えめですが、Core i5-12600K(DDR5-6000)に約2%差まで迫ります。Core i5-13600K(DDR5-6000)との差は、約16%と大きめです。
なお、Ryzen 5 7600Xと差は縮小するものの、約10%差をつけられています。
Cyberpunk 2077
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、平均fpsで約8%とやや拡大。Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約5%、Core i5-13600Kとの差は約21%と、ほぼほぼ傾向は変わりません。
なお、Ryzen 5 7600Xには約19%差をつけられておりり、新世代の高クロック組の強さを実感しますね。
Hitman 3
Core i5-13400とCore i5-12400(DDR5-6000)との差は、平均fpsで約3%とわずかで、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差も約3%にとどまっています。一方で、Core i5-13600Kとの差は約18%と変わらず大きめです。
一方、Ryzenシリーズのfpsがよく伸びており、Ryzen 5 7600Xとの差は約22%にまでなります。
消費電力
先の【Blender Open Data】実行時の消費電力を比較しました。
消費電力はCore i5-12400(DDR5-6000)から約18%と、性能分だけきっちり増加しています。また、Core i5-12600K(DDR5-6000)との差は約11%となり、こちらも性能通りといったところ。ガッツリ消費電力が上がったCore i7-13700に比べると、かなり常識的ですね。
なお、Ryzen 5 7600Xを約14%下回っています。
結局Core i5-13400はどうなの?
E-コアを追加することにより、性能はCore i5-12400から約20~30%向上。Core i5-12600Kに迫る性能に進化しており、ゲーム用途ならCore i5-13400でまずOK。また、性能こそライバルのRyzen 5 7600Xに及ばないものの、価格面で圧倒しており、まさにミドルクラスの鉄板CPUといったところです。
なお、ゲームの実況配信や動画・画像編集でも使うなら、上位のCore i7-13700搭載モデルがおすすめ。
CPU単品ならこちらがおすすめ
Core i5-13400搭載のおすすめゲーミングPC
RTX 4070 Ti搭載モデル
【DLSS 3】4Kでのゲーミングに最適なモデル
LEVEL-R779-134-UL2X(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400
■チップセット:Z790チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 4070 Ti
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:800W(80PLUS GOLD)
■価格:264,700円(税込)~
26万円台の低価格モデル
インテルの第13世代10コア16スレッドCPU・Core i5-13400とRTX 4070 Tiを搭載した、4Kでのゲーミングに最適なミドルタワーモデル。
16GBメモリに500GB SSDの充実した初期構成となっており、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源を搭載しています。
ケースの完成度も高く、ケース内部は裏配線&チャンバー構造を採用しており、エアフローはとてもスムーズ。拡張性もしっかり確保され、シンプルながら機能的なモデルに仕上がっています。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 4070搭載モデル
【DLSS 3】4Kでのゲーミングに対応したモデル
LEVEL-M76M-134-TLX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400
■チップセット:B660チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4070
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■価格:194,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のモデルを、RTX 4070&ミニタワーケース&ブロンズクラス電源にしたバージョンで、4Kでのゲーミングに対応します。20万円台はRTX 4070搭載モデルでは底値でかなりお得。
ちなみに、ミニタワーケースの構造や拡張性は、ミドルタワーケースと共通ですが、マザーボードはコンパクトなmicroATX規格となります。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 4060 Ti搭載モデル
【DLSS 3】WQHDでのゲーミングに最適なモデル
GALLERIA/ガレリア RM5C-R46T(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4060 Ti
■ストレージ:SSD 1TB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:179,980円(税込)~
コスパに優れた高品質モデル
インテルの第13世代10コア16スレッドCPU・Core i5-13400FとRTX 4060 Tiを搭載した、WQHDでのゲーミングに最適なミニタワーモデル。16GBメモリに1TB SSDの非常に充実した初期構成で、冷却性能が高い大型空冷式CPUクーラーを搭載しています。
曲線を用いた美しいケースは、裏配線&チャンバー構造を採用することで、高いエアフローを実現。さらに、LEDイルミネーションやクリアサイドパネルを搭載しており、トータルでの完成度が高い一台に仕上がっています。
充実した内容で価格が安く、コスパが非常に優れています。
基本的にカスタマイズ不要ですが、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060 Ti搭載モデル
WQHDでのゲーミングに最適なモデル
GALLERIA/ガレリア RM5C-R36T 第13世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060 Ti
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:164,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3060 Ti&500GB SSDにしたバージョンで、WQHDでのゲーミングに最適。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 4060搭載モデル
【DLSS 3】フルHD~WQHDでのゲーミングに対応したモデル
LEVEL-M76M-134F-RLX(パソコン工房)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B660チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:700W(80PLUS BRONZE)
■価格:159,800円(税込)~
先に紹介したパソコン工房のミニタワーモデルをRTX 4060にしたバージョンで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。価格は15万円台と安く、予算重視ならまずおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GALLERIA/ガレリア RM5C-R46(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 4060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:169,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 4060にしたバージョンで、初期構成やケースのクオリティにこだわるならおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3060搭載モデル
フルHD~WQHDでのゲーミングに対応したモデル
GALLERIA/ガレリア RM5C-R36 第13世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:650W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:159,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3060にしたバージョンで、フルHD~WQHDでのゲーミングに対応します。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
RTX 3050搭載モデル
フルHDでのゲーミングに最適なモデル
GALLERIA/ガレリア RM5C-R35 第13世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:RTX 3050
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:550W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:154,980円(税込)~
※実機モデルではCore i5-12400を搭載しています。
先に紹介したドスパラのモデルをRTX 3050にしたバージョンで、フルHDでのゲーミングに最適。DLSSに対応したゲームであれば、フレームレートを底上げできるのがポイントです。なお、5,000円の価格差ということであれば、性能が大きく向上するRTX 3060搭載モデルがおすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
GTX 1660 SUPER搭載モデル
フルHDでのゲーミングに対応した入門モデル
GALLERIA/ガレリア RM5C-G60S 第13世代Core搭載(ドスパラ)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-13400F
■チップセット:B760チップセット
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラボ:GTX 1660 SUPER
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:550W(80PLUS BRONZE)
■大型空冷式CPUクーラー搭載
■価格:149,980円(税込)~
先に紹介したドスパラのモデルをGTX 1660 SUPERにしたバージョンで、フルHDでのゲーミングに最適。15万円以下のゲーミングPC入門モデルとしておすすめ。
基本的にカスタマイズ不要ですが、最近のゲームは容量そのものも増えているので、SSDは1TBあると安心。また、HDDを追加してデュアルストレージ構成にすると、ゲームとデータの保存先を分けることができ、さらに便利になります。
【番外編】G-Master Spear Z790/D5(サイコム)
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i7-13700K※要カスタマイズ
■チップセット:Z790チップセット
■メモリ:16GB(DDR5-4800)
■グラボ:RTX 3060
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe Gen.4)
■電源:750W(80PLUS GOLD)
■大型CPUクーラー搭載
■価格:289,360円(税込)~
【上級者向け】自由自在にカスタマイズできる本格派モデル
ベースとなるモデルでは、12コア20スレッドのCore i7-13700KとRTX 3060を搭載し、WQHDでのゲーミングに最適な性能となっています。もちろん、CPUはアップグレードする必要があります。
本格派のメーカーということで、初期構成もなかなかの充実ぶり。
まず、ケースはおなじみクーラーマスター製のミドルタワー【MasterBox CM694】を採用。フロントパネル全面はメッシュ加工がされ、通気性は抜群です。拡張性も高く、ツールレスなのでパーツの交換や増設もラクラク。さらに、グラボの固定ツールも装備しているので、マザーボードのスロットに負荷がかかりにくくなっています。
マザーボードは、AsRockの【Z790 Pro RS】を搭載。消費電力がさらに増大した第13世代CPUですが、VRMは16電源フェーズ設計となっており、CPUに安定して電力を供給できます。
また、グラボ用のPCIeスロットは金属で補強され、破損に強くなっているほか、熱くなりがちなM.2スロットには金属のヒートシンクを標準装備する徹底ぶり。もちろん、最新規格にも対応しており、グラボ用のx16スロットは”PCIe 5.0”規格となっています。
そのほか、ゲームで安定した通信環境を実現する”Dragon 2.5Gb/s LAN”や、迫力&臨場感のあるサウンドを楽しめる”Nanimic Audio”を採用するなど、ゲーミング要素もしっかり押さえているのもいいですね。
冷却の肝となるCPUクーラーは、世界屈指の空冷最強メーカー・Nocture製の【NH-U12S redux】を採用。4本のヒートパイプでしっかり熱を吸収し、12cmの大型ファンで強力に発散します。ただし、発熱が高いので、24cmラジエーターを装備した水冷式CPUクーラーがベターですね。
また、電源も高品質のSilver Stone製750Wゴールドクラス電源を搭載。最大90%の電力変換効率を誇り、省エネ・低発熱の優れもの。全ケーブルが脱着可能なフルモジュラー式なので、使わないケーブルは取り外すことでケース内はスッキリ。エアフローもスムーズです。
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