ゲーミングPCが欲しいけど、置くスペースが限られている…そんな方におすすめなのがコンパクト・スリムサイズのゲーミングPCです。
今回はミニタイプのゲーミングPCをまとめてみました。
ミニゲーミングPCのメリット・デメリット
究極の小型ゲーミングPC
ゲームパッド並みの小ささということで、置けない場所などありません。また、片手で持てるので持ち運びもとてもラク。LANパーティーにはコンパクトゲーミングPCよりも、むしろこちらの方が向いているかも。
ただし、その小ささゆえ拡張性はほぼ無く、特殊規格を採用していることもあり、特に保証期間外での修理が難しいのがネックです。万が一に備え、延長保証への加入がおすすめ。
なお、現在パソコン工房のみ取り扱っています。
I-Class(パソコン工房)
【ケーススペック】
サイズ:W221×D142×H39mm/重さ:ー/拡張ベイ:×
このモデルは、一般的なCPU+グラボ(GPU)の構成ではなく、グラフィック機能を統合したCPUを搭載する異色のモデルです。少し掘り下げてみましょう。
I-Classのポイント
ポイントを3つにまとめてみました。
Kaby Lake-G搭載
Core i7-8809G | Core i7-8705G | |
コア/スレッド数 | 4/8 | |
プロセッサー・ベース周波数 | 3.1GHz | |
プロセッサー・ターボ周波数 | 4.2GHz | 4.1GHz |
キャッシュ | 8MB | |
対応メモリ-/チャネル | DDR4-2400/2ch | |
最大メモリー帯域幅 | 37.5GB/s | |
プロセッサー・グラフィックス | HD 630 | |
グラフィックス動作周波数 | 1.1GHz | |
ディスクリート・グラフィックス | Radeon RX VEGA M GH | Radeon RX VEGA M GL |
Radeon・ベース周波数 | 1190MHz | 1011MHz |
Radeon・最大周波数 | 1063MHz | 931MHz |
コンピューティング・ユニット | 24 | 20 |
グラフィックス・メモリー帯域幅 | 204.8GB/s | 179.2GB/s |
Kaby Lake-Gは、インテル第8世代Core i7とRadeon RX Vega M GL Graphicsという、インテルとAMDのライバル企業がコラボしたCPUです。
グラフィック機能のRadeon RX Vegaはグラフィックメモリに広帯域の”HBM2”を搭載し、インテルの高性能CPU・Core i7との相乗効果で、高いゲーミングパフォーマンスを発揮するというのが売り文句です。
ただ、実際の性能はCPUがCore i5-8400、グラフィックがGTX 1050 Ti+αレベルと低めで、価格も15万円~からと高く、コスパはいまいち。この価格だとRTX 2060 SUPERクラスのハイスペックマシンが手に入るので、あまりおすすめできないのが本音です。。
片手で持てる小型ボディ
幅221mm × 奥行142mm × 高さ39mmのコンパクトボディなので、持ち運びもラクラク。LANパーティー用として、メインマシンとは別にサブマシンとして使うのもよさそうです。
ちなみにVESAマウンタが付属しているので、モニターの裏に設置することもできます。
デスクトップを凌駕するインターフェース
ご覧の通り、インターフェースが前後に所狭しと並んでいます。並みのデスクトップを優に超えた充実のラインナップです。
まずUSBは計9ポート!2.0・3.0・3.1、さらに最大40Gbpsの転送速度を誇る”Thunderbolt 3”まで搭載したフル規格で、ポートの形状も通常のType-Aはもちろん、リバーシブルタイプのType-Cを搭載しています。
そして画像出力もMini display portとHDMIがそれぞれ2つずつ、計4ポート搭載されています。フロントにもHDMIがあるので、VR機器を接続するのに便利ですね。
さらにLANが2ポートにSDスロットまで装備し、まさに至れり尽くせり。
おすすめモデル
LEVEL-IN7N-i7-VHXI
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-8705G
■メモリ:32GB(DDR4-2400)
■グラフィック:Radeon RX Vega M GH graphics
■ストレージ:SSD 500GB(NVMe)
■電源:ACアダプター(230W)
■価格:158,980円(税別)~
上でも触れた通り、価格のわりに性能が物足りないので、コスパはイマイチ。選ぶとしてもこのエントリーモデルで十分です。
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