Pavilion Wave 600-a150jpをレビュー HPらしさが光るオシャレなコンパクトデスクトップPC

今回HPの【HP Pavilion Wave 600-a150jp】をお借りしました。

スピーカーのレビュー…ではありません。こう見えてれっきとしたデスクトップパソコンです!そんな意表をつくデザインが光るHPの意欲作をチェックしてみましょう。

スペック

  HP Pavilion Wave 600-a150jp
スタンダードモデル
サイズ W174×D169×H259mm
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Core i5-7400T
(4コア 2.4/最大3.0GHz)
メモリ 8GB(8GB×1 DDR4-2133)
ストレージ 1TB HDD
グラフィクス HD630(CPU内蔵)
チップセット インテル H170 チップセット
光学ドライブ ×
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
電源 電源アダプター(150W)
保証 1年(最大3年)
価格 89,980円(税別)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプター/電源ケーブル
・キーボード/マウス

※2018年3月23日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観・機能

まるでインテリア

「デザインのHP」なだけあり、このモデルも個性が爆発していますね。東の横綱が【OMEN】なら、こちらは西の横綱というべきでしょう。

三角柱の独特なフォルムは、ぱっと見とてもパソコンには見えません。一種のオブジェクト、もしくはインテリアというのがしっくりきます。写真のように、木目調の机に置いて、電球シェードで照らしてあげると…それっぽく見えませんか?

ちなみに外装は布素材になっており、パソコン特有のヒンヤリ感が無く優しい感じ。写真ではわかりづらいかもしれませんが、天板部分はややグロスがかっています。

見た目は大きく見えますが、高さは約26cmなので、実はミニタワーPCよりも小さかったりします。ペットボトルと比べてみると一目瞭然、三角形も相まって置く場所には困りません。

付属品もオシャレ

凝ったデザインの本体ですが、付属品のマウスとキーボードもなかなかオシャレ。細かいところまでコンセプトが一貫していますね。

キーボードはこの通りとてもスリムでスタイリッシュ。キーボード本体は金属素材でカバーされています。キーピッチはしっかり19mm確保されており、見た目によらずキーストロークもあり十分実用的。こちらは付属のUSBケーブルで充電して使います。

マウスは流線型のフォルムとなっており、かぶせ持ちにちょうどいい角度で機能的。こちらは充電ではなく、電池式となっています。

スピーカー搭載

一目見てスピーカーか何かではないか!?と思った方は大正解。このモデルにはスピーカーが搭載されています。別途用意する必要もなく、まさにオールインワンモデルですね。

スピーカーは天板の下に設置されており、出力そのものは最大7W。音質そのものはどちらかというと中音~高音よりで、低音は弱めです。本職のスピーカー並みとはいきませんが、付属スピーカーにしては上出来。

デンマークの高級オーディオメーカー【BANG & OLUFSEN】のサウンドエンジンを採用し、付属アプリでイコライジングなど、自分の好みのサウンドにチューニングできるようになっています。

煙突効果のエアフロー

一般的なPCだと、フロントから吸気してリアから排気するというエアフローが一般的ですが、このモデルでは、ボトムから吸気してトップから排気するユニークなエアフローになっています。

いわゆる【煙突効果】というものですね。暖かい空気は下から上に流れるというあれです。ファンで強制的にエアフローを作るのではなく、あくまでも自然のエアフローになりますが、その冷却効果はかなり高い!

室温は25℃でドラクエ10のベンチマークを実行したところ、CPUは50℃台でしっかり冷却できています。省電力版のCPUと煙突効果の相乗効果は高く、内部に熱がこもる心配はありません。また、負荷がかかっても静かなのはグッドですね。

充実したインターフェース

ミニタワーPCよりも小さいサイズではありますが、インターフェースは必要十分な数がそろっています。

USB端子は計4ポート搭載され、そのうちの一つは上位規格のUSB3.1となっています。映像端子はDVIこそないものの、HDMI・DisplayPortの2種類が用意されており、大体のモニターで対応できるラインナップです。

さらにSDスロットやac対応の無線LAN、Bluetoothまで搭載される至れり尽くせりの内容。使い勝手という点では、ミニタワーPCよりもむしろ使い勝手は上といってもいいでしょう。

内部

分解行為に当たるので、詳細については今回省略します。あくまでも自己責任にはなりますが、メモリやストレージのアップグレードは可能です。

ボトムのゴム足3か所を外すとネジがあるので、そこから内部にアクセスします。外側のカバーを外す前に、本体と接続されているケーブル4本を外しましょう。かなり繊細なケーブルなので破損に注意!これさえクリアすればあとはカンタンです。

おおざっぱすぎて何が何やらかもしれませんが、最初からアップグレードの必要が無い構成にするのがおすすめ

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトでパソコンの性能をチェックしてみましょう。

このモデルではCPUにインテルのミドルクラスCPU【Core i5-7400T】を搭載しています。型番の末尾に「T」が付いていますが、これは省電力版をあらわ記号です。コンパクトボディの熱対策として、発熱の低い省電力CPUを搭載しているわけですね。

8GBメモリに1TB HDDの大容量構成で、しっかり使えるスペックに仕上がっています。

PCMark 8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャットなど、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

スコアそのものよりもグラフを見た方がわかりやすいですが、現行のPCとほぼ同等の標準的な性能となっています。実際に動かしてみましたが、ブラウジングやYoutubeもサクサクで快適です。省電力CPUですが、通常のCore i5との差はほとんど感じられません。

ドラクエ10

3Dゲームのベンチマークもチェックしてみましょう。軽めのゲームから順にチェックしていきます。

天下のドラクエシリーズということで、根強い人気がある【ドラクエ10】。グラフィック品質にこだわらなければノートPCでもプレイできるほど軽く、スコア5500以上で平均60fpsをキープし、滑らにゲームを楽しめます。

フルHDでは厳しいものの、HD(1280×720)に落とせば最高品質でもプレイできます。さすがに軽い3Dゲームなだけありますね。

PSO2

エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア2700以上で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・では設定3でもスコア1148とカックカク。HD(1280×720)・設定3でスコア3448となり、ようやく動かせるようになります。さすがにドラクエ並みとはいきません。

モンスターハンターフロンティアZ

ある意味国民的ゲームともいえるモンハンのオンラインゲームです。こちらも軽めのゲームとなっており、スコア6000で平均60fpsをキープできますが、HD(1280×720)でもスコア3212どまりで快適に動かすことはできません。

FF14

毎度おなじみDirectX 11の重量系ベンチマークです。DirectX 11・フルHD・最高設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

最高でもHD(1280×720)・標準品質でスコア2701(やや快適)でした。さすがに最新のゲームは無理です。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

CPU内蔵グラフィックの性能指標として参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

このモデルは1TB HDDのみ搭載したシンプルモデルです。メーカーは東芝製のド定番モデル。

「CrystalDiskMark」でストレージの転送速度をチェックしてみましたが、やはりHDDということで遅いです。実用上は問題ありませんが、体感速度も遅く、ちょっともどかしいですね。

おトクな後継モデル登場!

実は今回紹介したモデルは完売となっています。その代わりに、128GB SSDを追加したおトクな後継モデルが登場しました

高速ストレージのSSDはHDDよりも2~3倍速く、転送速度もさることながら、体感速度が段違いに速い!Windowsの起動や、ブラウジング・アプリの動作もサクサクで快適そのもの。別途1TB HDDも搭載しており、データ類の保存先として活用できます。

HP Pavillion Wave 600[スタンダードモデル]

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i5-7400T
■チップセット:H170チップセット
■メモリ:8GB(DDR4)
■グラフィック:HD630(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 128GB+HDD 1TB
■価格:93,900円(税別)~

まとめ

とてもパソコンには見えないオシャレなデザインが光るモデルです。また見かけ倒しではなく、しっかり使える性能に仕上がっているのも◎。さらにスピーカー・キーボード・マウスもこみこみで何かとおいしいですね。

Core i5モデルにしてはちょっとお高めですが、何よりも見た目重視ということであればおすすめです。

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