デスクトップPCを選ぶなら、低価格で拡張性の高いミニタワーモデルがおすすめ。
5万円以上10万円未満は、ミドルクラスの価格帯ということで、モデル数はかなり豊富。Core i5からCore i7までの高性能CPU搭載モデルが登場し、まさにより取り見取り。とりあえずこの価格帯で選べば間違いありません。
予算重視のモデル
Inspiron コンパクトデスクトップ 3891(デル)
ワンランク上の拡張性と価格の安さが魅力のミニタワーモデル。
よりコンパクトなミニタワーケース
カテゴリー的にはミニタワークラスのボディですが、ボディサイズはW154×D293×H324.30mmと一般的なミニタワーケースに比べ、さらに一回り小さくなっています。特に奥行きが小さく、設置しやすいタワーモデルを探している方におすすめ。
デザインも一新されており、フロントパネルには非対称のスリット加工がされており、オシャレなイメージに進化しています。
ミニタワーケースにしてはコンパクトなので、ドライブベイは全3基と少なめ。ストレージ用のベイは2基となっており、通常サイズのHDDを搭載する3.5インチベイと、SSDや小型のHDDを搭載する2.5インチベイが、それぞれ1基ずつとなっています。
普通に使う分には全く気にする必要はありませんが、購入後にストレージを増設しようと考えている方は注意です。
- 光学ドライブ用スリムベイ×1
- 2.5インチシャドウベイ×1
- 3.5インチシャドウベイ×1
実機レビューはこちら

Inspiron コンパクトデスクトップ プレミアム[SSD+HDD搭載]
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-11400
■メモリ:8GB(DDR4-2933)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
■電源:260W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.1
■光学ドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■【クーポン利用】99,980円⇒64,724円(税・送料込)~
Core i5搭載の鉄板モデル
インテルの第11世代6コア12スレッドCPU・Core i5-11400を搭載したミニタワーモデル。6コア12スレッドの優れたパワーを生かし、動画や画像などヘビーな編集作業をサクサク快適にこなせます。
8GBメモリにデュアルストレージの便利な初期構成となっており、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用。デュアルストレージ構成なので、アプリは高速のSSDに、動画や画像などのデータ類はHDDに保存する使い分けができます。
なお、無線LANを内蔵しているので、有線環境が無くても使えるのはいいですね。
Inspiron コンパクトデスクトップ スタンダード
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i3-10105
■メモリ:8GB(DDR4-2666)
■グラフィック:UHD 630(CPU内蔵)
■ストレージ:HDD 1TB
■電源:260W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.1
■光学ドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■【クーポン利用】78,980円⇒48,344円(税・送料込)~
予算重視のベーシックモデル
インテル第10世代の4コア8スレッドCPU・Core i3-10105を搭載したベーシックモデル。8GBメモリに1TB HDDのシンプルな初期構成となっています。
Core i3といえども4コア8スレッドなので、ブラウジングやオフィスソフトなどの軽作業はもちろん、軽めの動画や画像編集などもこなすことができます。予算を抑えつつ、性能にもできるだけこだわりたい方におすすめ。
【関連モデル】Inspiron コンパクトデスクトップ プレミアム 3910
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
■電源:180W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.2
■光学ドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■【クーポン利用】99,981円⇒77,984円(税・送料込)~
第12世代インテルCPU搭載モデル
第12世代インテルCPUを搭載した最新モデルです。筐体は前モデルと同じですが、ブルーのフロントマスクになり、より洗練されたイメージに仕上がっています。
性能は大幅に進化し、Core i5-12400の性能は、Core i5-11400から約20~30%高くなり、Ryzen 5 5600Xを上回るほど。さらに、12コア20スレッドのCore i7-12700搭載モデルも用意され、性能にとことんこだわるなら、新モデルがおすすめです。
Magnate・Regulusシリーズ(ドスパラ)
予算を重視しつつ、拡張性にもこだわるなら、ドスパラがおすすめ。
ミドルタワーケースに比べ一回り小さく、ボディサイズはW190×D420×H360mmとそれぞれ5cmほどコンパクトになっています。より狭いスペースで設置できるのはもちろん、奥行きが縮まることで、背面のケーブルマネジメントもラクラクです。
また拡張性も高く、ドライブベイは下記の6基を搭載。購入後のHDDや各種ドライブの追加もお手の物です。
- 5.25インチオープンベイ×2
- 3.5インチオープンベイ×2
- 3.5インチシャドウベイ×2
奥行き40cmオーバーのボディなので、内部は広々しており、グラボの増設も可能です。ドライブベイが上寄りに設置されているので、長さのあるグラボでも干渉しません。
Magnate/マグネイト IM
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 250GB(PCIe NVMe)
■電源:450W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:有線のみ
■DVDドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■価格:69,980円(税込)~
人気No.1!Core i5搭載の格安モデル
インテルの第12世代の6コア12スレッドCPU・Core i5-12400を搭載したミニタワーモデル。6コア12スレッドのパワーを生かし、オフィスやブラウジングなどの軽作業から、動画や画像などの編集作業まで快適にこなせます。
8GBメモリに250GB SSDのポイントを押さえた初期構成となっており、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。ドスパラのデスクトップPCといえばまずコレ!
基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うのであれば、HDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。
Regulus/レグルス AR5
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 5 5600G
■メモリ:16GB(DDR4-3200)
■グラフィック:Radeon Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 500GB(PCIe NVMe)
■電源:450W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:有線のみ
■DVDドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■価格:99,980円(税込)~
高性能のコスパモデル
AMDの第5世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 5600Gを搭載したミニタワーモデル。16GBメモリに500GB SSDの充実した初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。
Ryzen 5 5600Gは、ミドルクラスCPUながら性能がとても高いのがポイント。8コア16スレッドのCore i7-11700に匹敵する高いパフォーマンスを発揮し、グラフィック性能もUHD 750よりも約50%高くなっています。予算を抑えつつ、性能にもこだわりたい方におすすめです。
基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うのであれば、HDDを追加してデュアルストレージにするのがおすすめ。
タフさが自慢の高耐久モデル
ThinkCentre Neo 50t(レノボ)
耐久性重視ならレノボの”ThinkCentreシリーズ”がおすすめ。
ビジネス用モデルということで、かなりタフ。ハードに使い倒すことを想定しているため、設計開発段階から厳しい品質テストを繰り返し、”MIL規格(アメリカの軍事規格)テスト”をクリア。他社製モデルとの大きな差別化を図っています。
よりコンパクトなミニタワーケース
ボディサイズはW145×D297.1×H346mmと、海外メーカーらしく、一般的なミニタワーケースによりも小ぶり。特に横幅と奥行きが小さく、設置しやすいタワーモデルを探している方におすすめ。
もちろん、ThinkCentreのモデルということで、MIL規格に対応しています。
控えめな拡張性
コンパクトなミニタワーケースということで、ドライブベイは全3基とかなり控えめ。ストレージを収納する3.5インチベイは2基と少なく、普段使いでは気にする要素ではありませんが、ストレージを多く増設したいという方は注意。
- 光学ドライブ用スリムベイ×1
- 3.5インチシャドウベイ×1
- 2.5インチシャドウベイ×1
なお、グラボの追加にも対応した構造ですが、電源容量が260Wとかなり少ないので、カスタマイズがおすすめ。エントリークラスのグラボでも、最低300W以上は確保したいところです。
ThinkCentre Neo 50t パフォーマンス
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-12400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
■電源:260W(80PLUS GOLD)
■無線LAN:IEEE 802.11ac+BT 5.1
■DVDドライブ搭載/有線キーボード&マウス付属
■【クーポン利用】148,500円⇒75,735円(税・送料込)~
Core i5搭載の鉄板モデル
インテルの第12世代6コア12スレッドCPU・Core i5-12400を搭載したミニタワーモデル。
8GBメモリに256GB SSDのポイントをおさえた初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用するほか、最大90%の電力変換効率を誇るゴールドクラス電源を搭載するっ徹底ぶり。ブラウジングやオフィス作業はもちろん、動画・画像編集もサクサクこなせるオールラウンダーマシンです。
ThinkCentreはカスタマイズに対応しており、自分好みの内容に変更できます。このままでも十分使えますが、編集用途でも使うなら、メモリを16GBに増やしたり、データ保存用のHDDを追加したりするのがおすすめ。
・タワー型 380W 92%
⇒グラボを追加する予定があるなら、カスタマイズがおすすめ。最大92%の電力変換効率を誇る、省エネのプラチナクラス電源となります。なお、容量的にGTX 1650など、エントリークラスのグラボが限界です。
・16 GB DDR4-3200 MHz (UDIMM) (8 GB x2)
・32 GB DDR4-3200 MHz (UDIMM) (16 GB x2)
⇒編集用途なら16GBはまず押さえておきたいところ。
・1 TB 7200rpm HDD 3.5″ SATA
・2 TB 7200rpm HDD 3.5″ SATA
⇒データ用のHDDを追加して、SSD+HDDのデュアルストレージ構成にすることができます。
・512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応
・1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応
⇒初期構成のSSDを大容量タイプに変更できます。アプリをインストールするくらいなら、256GBあればOK。デュアルストレージ構成にすればなおさらです。
・インテル Wi-Fi 6 AX201 2×2 & Bluetooth
⇒最新のWi-Fi 6(802.11ax)は、現行のWi-Fi 5(802.11ac)よりもさらに速くなり、最大約9.6Gbpsと約1.5倍の高速通信を実現。速度重視ならおすすめです。
充実したサポート&保証が魅力のモデル
mouse DTシリーズ(マウス)
保証&サポートで選ぶなら、マウスコンピューターがおすすめ。
24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準メニューとして用意されており、万が一でも安心。また、+5,000円で加入できる”安心パックサービス”では、最短当日修理返却や、豊富な知識を持つ専門スタッフがそろった専用ダイヤルなどが用意され、より手厚いサポートを受けることができます。
ボディサイズはW170×D403×H360mmと、ミドルタワーケースに比べ一回り小さいサイズとなっています。設置のしやすさだけでなく、スリムタワーよりも横幅がある分、拡張性にも優れており、購入後のパーツの増設にもしっかり対応できます。
また拡張性も高く、ドライブベイは下記の6基を搭載。購入後のHDDや各種ドライブの追加もお手の物です。
- 5.25インチオープンベイ×2
- 3.5インチオープンベイ×1
- 3.5インチシャドウベイ×2
- 2.5インチシャドウベイ×1
奥行き40cm近くのボディなので、内部は広々しており、グラボの増設も可能です。ドライブベイが上寄りに設置されているので、長さのあるグラボでも干渉しません。
実機レビューはこちら

mouse DT5
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Core i5-11400
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:UHD 730(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB
■電源:350W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.0
■光学ドライブオプション/有線キーボード&マウス付属
■価格:76,780円(税込)~
Core i5搭載の定番モデル
インテルの第11世代6コア12スレッドCPU・Core i5-11400を搭載したミニタワーモデル。8GBメモリに256GB SSDのポイントをおさえた初期構成となっています。
6コア12スレッドの高いCPUパワーを生かし、オフィスやブラウジングなどの軽作業から、動画や画像などの編集作業まで快適にこなせます。
基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うのであれば、HDDを追加してデュアルストレージにしたり、メモリを16GBに増やしたりするのがおすすめ。
mouse DT6
【スペック】
■OS:Windows 11
■CPU:Ryzen 5 5600G
■メモリ:8GB(DDR4-3200)
■グラフィック:Radeon Graphics(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 256GB(PCIe NVMe)
■電源:350W(80PLUS BRONZE)
■無線LAN:IEEE 802.11ax+Bluetooth 5.0
■光学ドライブオプション/有線キーボード&マウス付属
■価格:93,280円(税込)~
高性能のコスパモデル
AMDの第5世代6コア12スレッドCPU・Ryzen 5 5600Gを搭載したミニタワーモデル。8GBメモリに256GB SSDのポイントを押さえた初期構成で、SSDは通常タイプよりも4~5倍高速のNVMeタイプを採用しています。
Ryzen 5 5600Gは、ミドルクラスCPUながら性能がとても高いのがポイント。8コア16スレッドのCore i7-11700に匹敵する高いパフォーマンスを発揮し、グラフィック性能もUHD 750よりも約50%高くなっています。予算を抑えつつ、性能にもこだわりたい方におすすめです。
基本的にカスタマイズ不要ですが、編集用途でも使うのであれば、SSD+HDDのデュアルストレージにしたり、メモリを16GBに増やしたりするのもありです。
あわせて知りたい
価格別おすすめデスクトップPC
その他のおすすめモデルを価格&タイプごとにまとめました。
ミニタワーモデル
イチオシ!価格の安さと拡張性の高さに優れたコスパモデル
5万円未満 | 5~10万円 | 10~15万円 | 15万円以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ミドルタワーモデル
圧倒的な拡張性の高さを誇るモデル
5万円未満 | 5~10万円 | 10~15万円 | 15万円以上 |
ー | 〇 | 〇 | 〇 |
スリムモデル
省スペース&拡張性を両立したモデル
5万円未満 | 5~10万円 | 10~15万円 | 15万円以上 |
〇 | 〇 | 〇 | ー |
コンパクト&ミニモデル
どこにでも設置できる小ささが魅力のモデル
5万円未満 | 5~10万円 | 10~15万円 | 15万円以上 |
〇 | 〇 | ー | ー |
一体型モデル
ディスプレイとモニターを統合したスタイリッシュなモデル
5万円未満 | 5~10万円 | 10~15万円 | 15万円以上 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
おすすめショップBEST4
Dell
ポイント
他社を圧倒する価格の安さが武器のメーカーです。ラインナップも豊富で、一体型モデルのほか、高性能グラフィック搭載モデルまで用意されています。予算重視なら、Dellがまずおすすめ。
ドスパラ
ポイント
Dellに迫る価格の安さに加え、追加料金なしで最短翌日出荷を実現しており、そのスピードは文句なしの業界No.1。また、拡張性に優れたPCケースを採用しており、購入後のパーツの交換・増設に対応しているのもポイントです。
レノボ
ポイント
Dellに近いメーカーで、モデルの価格が安く、ラインナップも豊富。中でも、アメリカの軍事規格に準拠した”ThinkCentre”の高い耐久性には定評があり、タフ&高コスパなデスクトップPCが欲しい方におすすめ。
マウスコンピューター
ポイント
手厚いサポートメニューが特長のメーカーで、24時間365日の電話サポート&96時間以内で修理完了が標準で用意されているほか、+5,000円でより手厚いサポートを受けられる”安心パックサービス”に加入できます。モデルの価格も割安なので、サポート重視の方におすすめ。
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