パソコン工房のおすすめカスタマイズを、かんたんなパーツの説明とともにご紹介。自分好みの一台に仕上げて、快適なゲームライフを楽しみましょう!
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おすすめカスタマイズ
主要な項目に限って解説しています。周辺機器は割高なので、別に購入するのがおすすめです。
CPU冷却グリス
グリスとは、CPUとCPUクーラー(ヒートシンク)の間に塗布するペーストのことです。熱伝導率を高め、CPUの効率的な冷却に欠かせないアイテムです。
単体での冷却効果は控えめなので、デスクトップのCPUクーラーとセットでカスタマイズしてあげましょう。
・シルバーグリス Arctic Silver 5
⇒ノーマルグリスより2~3℃温度が下がります。
CPUクーラー
文字通りCPUを冷やすためのパーツですね。
標準の小型クーラーよりも、約10~20℃ほど低く冷却できますが、最近のCPUは発熱が少なめということもあり、基本的にカスタマイズ不要。Core i7クラスで、予算に余裕があればカスタマイズするのもありというくらいです。
・9cmラジエーターファン水冷CPUクーラー
⇒水冷式CPUクーラーは、空冷式クーラーを凌ぐ高い冷却性能が魅力で、高負荷時には最大20~30℃ほど温度が下がります。
メモリ
例えるのであれば「デスク」です。ゲームやインターネットブラウザを実際に動かすスペースですね。デスクが広ければ広いほど、つまりメモリの容量が大きければ大きいほど一度にできる作業量が増えます。
メモリが足りないと、動作が遅くなったり、停止したりしてしまいます。ブラウジングやオフィスなどの軽作業であれば8GBで十分ですが、ゲームや編集用途であれば16GBを積むようにしましょう。
・16GB(8GB×2) [DDR4-3200 / デュアルチャンネル] ・32GB(16GB×2) [DDR4-3200 / デュアルチャンネル] ・64GB(16GB×4) [DDR4-3200 / デュアルチャンネル] ⇒ゲーム+配信や4Kの動画編集であれば、32GBがおすすめ。さらに、3DCGの制作や3D CADなどヘビーな作業でも使うなら64GBがおすすめです。なお、別に高耐久メモリが用意されていますが、メーカーが不明なので、無理に選ぶ必要はありません。
ストレージ


例えるのであれば「本棚/収納スペース」です。Windowsやゲーム、データ類などを入れておく場所です。
種類は”HDD(ハードディスク)”と”SSD”の2タイプがあります。ハードディスクは聞いたことがあるのではないでしょうか。
■HDD
容量が大きい
価格が安い
データの転送速度が遅い
■SSD
データの転送速度がかなり速い
容量が少ない
HDDに比べるとやや割高
最近ではSSDの価格がだいぶ安くなり、SSDを搭載したモデルとSSD+HDDのデュアルストレージモデルが主流となっています。今ではHDDオンリーのモデルはまず見かけません。
なお、デュアルストレージ構成では、OS(Windows)やゲームなど処理スピードを求められるものは高速のSSDに、画像や動画類などかさばるデータ類は容量の多いHDDに入れるといった使い分けができ、SSD単体構成よりも便利です。
■SSD
256GB(ゲームなら512GB)以上
ちなみに最近のオンライゲームのクライアント(ゲーム本体のデータ)は50GB~級のものがざらです。容量が大きければ大きいほど、複数のオンラインゲームを楽しむことができます。
■HDD
編集用途なら2TB以上がおすすめ
写真や動画をほとんど保存しないということであれば、500GBや1TBでもOKです。 動画や画像編集でも使うなら、素材データが多くなるので、2TB以上入れておくと安心。
SSD
パソコン工房では、通常の”SATAⅢ SSD”と”NVMe SSD”の2タイプが用意されています。
NVMeタイプのSSDは、通常タイプよりも4~5倍ほど速く、画像出力など大容量データの転送で時短効果を発揮します。なお、体感速度はどちらも変わらないので、こだわりがなければ通常タイプでもOK。
ただし、SATAⅢタイプ搭載モデルでは、NVMeタイプを選択できず、その逆も同じということで、実質的にはSSDのタイプを選ぶことができません。
・480GB SSD / 2.5インチ Serial-ATA
・500GB SSD / NVMe M.2[PCIe 3.0×4] ・960GB SSD / 2.5インチ Serial-ATA
・1TB SSD / NVMe M.2[PCIe 3.0×4]・2TB SSD / NVMe M.2[PCIe 3.0×4]
HDD
パソコン工房では基本的にSSDを搭載しており、HDDはデータ保存などのサブストレージという扱いになっています。基本的には1TBで十分ですが、動画や画像など、かさばるデータ類を保存するのであれば、2TB以上は欲しいですね。
・1TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA
・2TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA
・3TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA
・4TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA
・6TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA
・2TB HDD [WD RED] / 3.5インチ Serial-ATA
・3TB HDD [WD RED] / 3.5インチ Serial-ATA
・4TB HDD [WD RED] / 3.5インチ Serial-ATA
⇒[WD RED]は、Western Digital製のREDシリーズのモデルです。サーバーグレードの高耐久モデルとして評判が高く、信頼性を重視するならおすすめ。
光学ドライブ
光学ドライブは、”DVDスーパーマルチドライブ”を標準搭載しているので、基本的にカスタマイズ不要ですね。Blu-rayを普段使用しているなら、カスタマイズするのもいいでしょう。
・記録型ブルーレイドライブ [LG BH16NS58/大容量BD-XL対応]
電源
例えるのであれば「変電所」です。コンセントから引っ張ってきた電気を各パーツで使える形式に変換し、電力を供給します。まさに大本の部分で、地味ながら重要パーツ。
ポイントは「容量(各パーツに供給できる電力の量)」と「変換効率(コンセントからの電気をどれだけロスなく変換できるか)」です。
まず容量ですが、最近のパーツは省エネなので、標準の450Wや550Wあれば十分です。もし購入後にハイエンドグラボへのアップグレードなど、パーツを追加・増設したいという場合には余裕を持って650W以上のものを選択しましょう。
そして変換効率ですが、これには”80PLUS認証”という規格があり、変換効率ごとに下はスタンダードから上はチタンまでの6段階でランク付けされています。上のグレードになるほど省電力・低発熱・高寿命になります。
・500W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源
・500W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源
・700W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源
・700W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源
⇒基本的には電源変換効率最大85%のブロンズクラス電源で十分。予算に余裕があれば、変換効率最大90%のゴールドクラス電源を選ぶのもあり。
ケースファン
ケースファンとはその名の通り、ケースの給排気に使うファンのこと。基本的にカスタマイズ不要ですが、静音性にこだわるならカスタマイズするのもいいでしょう。
・静音9cmケースファン
・静音9cmケースファン(山洋製)
⇒安定の山洋クオリティがおすすめですが、特にこだわりがなければ、通常の静音ファンでOK。
モニター
モニターは別売りです。種類が少なく、価格も割高なので、別に購入するのをおすすめします。
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