MSI Vortex G25をチェック 一足お先にCore i7-8700を搭載した超薄型ゲーミングPC

MSIから超薄型ゲーミングPC「Vortex G25」が発表されました。これは2017年10月に解禁されたインテルの第8世代CPU、Core i7-8700をいち早く搭載したモデルとなります。さっそく見てみましょう。

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スペック

  Vortex G25
サイズ 279×43×331mm
重量 約2.5kg 
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Core i7-8700
(6コア12スレッド 3.2/最大4.6GHz)
チップセット Z370
メモリ 16GB(DDR4-2400)
ストレージ 256GB SSD(M.2)+1TB HDD
グラフィクス Geforce GTX1070(GDDR5 8GB)
インターフェース USB 3.1(Gen.2) Type-C
(Thunderbolt 3対応)、
USB 3.1(Gen.1) Type-C、
USB 3.0×4、SPDIF、
ヘッドホン出力、マイク入力、
LANポート(ギガビット対応)
HDMI(2.0)×2
光学ドライブ ×
Wi-Fi機能 IEEE 802.11 ac/a/b/g/n
Bluetooth 4.1
電源 ACアダプター
その他 ・DRAGON CENTER
・XSplit Gamecaster
・Nahimic 2

外観

最薄部わずか43mmのウルトラスリムモデル。似たモデルにG-Tune「NETGEAR-SLIM is100」がありますが、それよりも1cmほど厚いくらいです。

MSIといえば攻めたデザインが特徴的ですが、このモデルも形こそシンプルなものの、デザインはらしさ全開ですね。

特に吸気口側がすごいことに。エアインテーク部分がグラフィックボードを模したデザインになっており、中央にはドラゴンのエンブレム、さらにメッシュ部分からは赤色LEDが見えるギミックになっています。反対側の正統派のデザインとはまるで反対です。

ちなみに、吸気口側の四隅にあるビスは簡単に取り外すことができ、内部のパーツ交換しやすくなっています。このあたりの配慮は実にMSIらしいです。

ゲーミングPC、とりわけウルトラスリムともなると熱が心配になりますが、本体のいたるところに通気口がこれ見よがしにあいているので、そこまでの心配はなさそうです。

薄型モデルながらインターフェースは充実しており、超高速転送や大容量給電、画像出力に対応したUSB 3.1 Type-C Generation 2をはじめ、通常のType-Aポートも計4つ用意されています。ちなみに、USB 3.1 Type-Cは、40Gbpsの超高速転送ができる「Thunderbolt 3」にも対応しています。

画像出力専用端子はHDMI(2.0)が2ポートついています。VR対応モデルということで、(縦置きの場合)フロント部分にHDMIが1つ搭載されており、VRデバイスのケーブルの取り回しがしやすくなっているのもポイント。

内部

ご覧の通り、基盤はノート用っぽい特殊なものが搭載されています。反対側にはSSDやHDDがあり、さらにメモリの増設スペースが用意されています。もちろんSSD・HDD・メモリのいずれも交換や増設が可能で、SSDは高速のNVMeタイプもOK!

カスタマイズ方法を紹介した特設サイト icon-external-link まで用意されている力の入れようです。

搭載されているCPUとGPUはどちらもデスクトップのものということで、CPU側のヒートパイプが3本、GPU側のヒートパイプが4本の計7本となっており、冷却にはかなり気を使っているのがわかります。

煙突効果のような合理的なエアフローになっており、ボトムから吸気してトップ・サイドへスムーズに排熱するようになっています。

性能・機能

第8世代CPU搭載

CPUにはインテルの最新CPUとなる、第8世代「Coffee Lake-S」のCore i7-8700を搭載。

  Core i7-8700K Core i7-8700 Core i7-7800X Core i7-7700K Core i7-7700
コードネーム Coffee Lake-S Coffee Lake-S SkyLake-S Kaby Lake-S Kaby Lake-S
プロセスルール 14nm++ 14nm++ 14nm+ 14nm+ 14nm+
コア/スレッド 6/12 6/12 6/12 4/8 4/8
動作クロック 3.7GHz 3.2GHz 3.5GHz 4.2GHz 3.6GHz 
TB2.0クロック 4.7GHz 4.6GHz 4.0GHz 4.5GHz 4.0GHz
L3キャッシュ 12MB 12MB 8.25MB 8MB 8MB
対応メモリー DDR4-2666
2ch
DDR4-2666
2ch
DDR4-2400
4ch
DDR4-2400
2ch
DDR4-2400
2ch
内蔵GPU UHD 630 UHD 630 HD 630 HD 630
TDP 95W 65W 140W 91W 65W

最大の特徴は何といっても6コア12スレッドになったこと。とうとうメインストリームも4コアから脱却することになりました。長かった…。コア数が増えたこともあり、ベースクロックを控えめにして、TB時には大きく上昇するようになっています。

そのほか、キャッシュの容量が増えて12MBに、若干速いメモリーに対応、内蔵GPUのアップグレード…などなど基礎性能が強化されています。

前世代のCore i7との性能差をざっくりまとめてみるとこんな感じですー

  • シングルの性能は変わらず、マルチコアの性能は約30%向上(CINEBENCH R15)
  • エンコード時間も短縮し、Ryzen 7 1800 Xに匹敵するレベル
  • ゲームのベンチマーク結果はほぼ変わらない
  • 内蔵GPUの性能は約10~15%向上
  • 消費電力は約20%上昇

コアが増えた分順当に性能が上がり、ゲームのみならず、レンダリングやエンコードでもパフォーマンスを発揮するオールラウンダーになりました。同じく6コア12スレッドのエンスー向けCPU「Core i7-7800X」をも取って食う、恐るべきCPUです。

価格次第ではRyzen 7のポジションも危ういですが、もともとインテルはAMDよりも価格が高く設定されているので、おそらく大丈夫…なはず。

ちなみにゲームでのスコアが前世代とほぼ変わりないので、ゲーム用ということであれば最新CPUにこだわる必要はありません。しかし、ゲームのプレイと配信を同時にする場合にはコア数勝負になるので、最新CPUのほうが有利です。

GTX 1070搭載

グラフィックボードはGTX 1070搭載。WQHDの高解像度にも対応するスペックを持っていますが、やはりフルHDでの安定感が魅力的です。

16GBメモリ、SSD 256GB+HDD 1TBのデュアルストレージ構成で、ハイスペックマシンにとして最低限のポイントはおさえてあります。足りなくなったら増設すればOK。

VESAマウンタ対応

なんとNUCよろしく、VESAマウンタに対応しているので、モニターの背面に取り付けることができるようになっています。

これはなかなか画期的ですね。モニターさえ置ければ設置可能な、究極の省スペースマシンと言えます。

便利機能搭載

メーカー製パソコンということで、ゲーミングアプリが付属しています。

メインが「DRAGON CENTER」です。CPUやメモリの状態など、各種システムの状態確認や、イルミネーションの設定もワンタッチで可能。さらにオーバークロックもかんたんにできるとのことですが、冷却システムのことを考えると、ちょっと怖いです。

さらに、「XSplit Gamecaster」を搭載し、ゲームの録画や編集、配信までオールインワンでできるようになっています。

そのほか、VR環境で没入感の高い音響効果が得られる「Nahimic(ナヒミック) 2」や、ハイレゾ対応オーディオDACも搭載しています。

価格

パソコンショップarkで取り扱いがあり、価格は税込269,800円~となっています。

なお、カスタマイズができるようになっているので、ストレージやメモリの容量などを変更できるようになっています。

まとめ

場所を取らない魅力的なハイスペックマシンですが、やはり高い!

いくら特殊筐体&初物CPU搭載とはいえ、Core i7×GTX 1070モデルに変わりはなく、20万円後半はさすがに高すぎ。ゲームであれば最新世代のCPUである必要もないですからね。

どうしてもウルトラスリムモデルということであれば、現状G-Tuneがおすすめです。

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【公式】Vortex G25 icon-external-link 

【パソコンショップark】Vortex G25 icon-external-link 

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