DELL UP2718Qが発売 4K/HDR10に対応した27インチの次世代モニターをチェック

DELLから「UP2718Q」が発売されました。これは「U2718Q(国内では取扱なし)」の上位モデルで、なんと4K&同社初のHDR10に対応しています。時代を先取りしたハイスペックモニターをチェックしてみましょう。

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スペック

  UP2718Q
パネル 27インチ IPS ノングレア
解像度 4K(3840×2160)
明るさ 400 cd /m²(通常)
1000 cd /m²(ピーク)
最大表示色 10億7000万色
色域 sRGB100%、AdobeRGB 100%
Rec.709 100%、DCI-P3 97.7%
Rec.2020 76.9%
コントラスト比 1000:1(通常)
20000:1(HDR)
リフレッシュレート 60Hz
応答速度 6ms(GTG)
視野角 水平178°/垂直178°
入出力端子 ・DisplayPort(1.4)
・mini-DisplayPort(1.4)
・HDMI(2.0a)×2
・USB3.0×2(アップストリーム)
・USB3.0×2(ダウンストリーム)
・オーディオライン出力
スピーカー ×
VESAマウンタ 100×100mm
サイズ  W626.4×D64.4×H369.1mm
 梱包重量 約11.55kg
付属品 ・HDMIケーブル
・mini-DisplayPortケーブル
・USB3.0ケーブル
その他 ・チルト(-21°~+5°)
・スイーベル(-45~45°)
・ピボット(90°)
・HDR10対応
保証 3年(本体・パネル含む)

特徴

ULTRA HD PREMIUM認証取得

カラフルでなんだかすごそうなロゴですが、見たことはありますか?

これは「Ultra HD Premium」の認証ロゴで、4K/HDR(ハイダイナミックレンジ)を再現するための推奨性能ガイドラインを満たしたテレビやモニターに付与される業界規格です。Ultra HD Blu-ray対応プレイヤーや、コンテンツ配信業者にも付与されます。

認証基準のポイントは4つ。

  • HDR
  • 色深度
  • 色域
  • 解像度

ではチェックしてみましょう。

条件①:HDR

最大輝度(白):1000nit以上 最低輝度(黒):0.05nit以下

「HDR」とは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、カメラ・モニター用の新規格です。ざっくりいうと、肉眼で見る自然な明暗差・リアリティーを再現する技術のこと。

モニターの場合はより広い明暗差を表示する技術を指します。高輝度LEDバックライトを搭載することにより、輝度と明暗差を上げ、より自然に近い明暗差を表示することができます。イメージ写真を見てもその差は歴然ですね。

単位は「nit」。cd /m²(カンデラ毎平方メートル)の方がわかりやすいかも。1平方メートルの平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1カンデラであるときの、その方向における輝度とのこと…む、むずかしい。。

ちなみにHDRモニターの性能を引き出すには条件があり、HDRに対応した動画コンテンツやゲームが必要で、さらにマシン側ではHDR対応のグラフィックボードが必要になるので注意!

条件②:色深度

10bitの信号
「色深度」は、1ピクセルが表現できる色数の表現のこと。1ピクセル当たりのビット数で表現され、ビット数が増えるほど表示できる色が増えます。

主流の8bitが約1677万色なのに比べ、10bitだと約10億7000万色もの表示が可能になり、より正確な色が再現できます。

 

条件③:色域

DCI P3の90%以上

「色域」はかんたんに言うと、色の鮮やかさのこと。カバーできる範囲が広ければ広いほど、より鮮やかな色を再現できるようになります。

メジャーな業界規格、Rec.709・Rec.2020・DCI-P3の3種類をピックアップ。図を見ての通り、Rec.2020が1番広くなっていますが、あまりにも広いので、100%カバーはまだ先の話。

ならその中間地点ということで、DCI-P3の90%程度で手を打ちましょうということになっています。妥協のように見えますが、そのハードルも高く、対応モデルも少ないのが現状です。そう考えると、このモデルの優秀さがわかりますね。

条件④:解像度

4K(3840×2140)
解像度はかなり馴染み深いので、説明不要でしょう。フルHDの4倍の解像度を持つ4Kが必須です。
 

HDR10対応

「HDR10」は、HDR対応メディアとして先行したUltra HD Blu-ray(UHD BD/4Kブルーレイ)で採用されている規格のこと。Netflixの動画配信でも見かけるようになってきました。

色深度は10bitピーク輝度は10000にも達し、「人間が識別できる明るさの上限」といわれる20000nitに大きく近づきました。

Ultra HD Premium認証やHDR10対応だけでなく、発色に優れ、視野角の広いIPSパネルを搭載しているので、まさに死角なし。AdobeRGBも100%カバーしているので、プロの編集用途でも使うことができます。

 

ハイエンドらしくフル装備

見た目はシルバー&ブラック…まあ、いつものDELLですね。特殊な仕様からか、極細ベゼルではありません。

ポート類も充実。映像系はHDMI・DisplayPort・mini-DisplayPortと揃い踏み。USBポートも上下別で計4つ搭載しています。欲を言えば、映像入力・データ転送・給電までこなせる万能選手のType-Cコネクタがあればさらによかったか。

チルト・ピボット・スイーベルに対応しているので、使いやすいように調整が可能です。

価格

158,800円(税別・送料込み)

(2017/7/17時点 公式販売サイト)

まとめ

文句なしの性能ですが、価格がやはりネックですね。気軽に買える値段でないことを考えると、UHD BDの普及はまだまだといったところでしょうか。

とりあえずHDR対応モニターが欲しいということであれば、「S2718D」がおすすめです↓

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