DELL S2718Dが発売 高コスパなHDR対応27インチモニターのスペックや価格は?

DELLのコンシューマー向け液晶モニター「Sシリーズ」に27インチのHDR対応モニター「S2718D」が登場。最大の魅力は価格の安さ。肉眼に近い、リアリティーあふれる映像を表示できるHDRモニターのエントリーモデルをチェックしてみましょう。

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スペック

  S2718D
パネル 27インチ IPS
解像度 WQHD(2560×1440)
明るさ 300 cd /m²
最大表示色 1670万色
表示色 sRGB99%
コントラスト比 1000:1
リフレッシュレート
応答速度 6ms(高速)、8ms(通常)
視野角 水平178°/垂直178°
入出力端子 ・HDMI
・USB3.1 Type-C
 ※下記機能を代替
 Display Port1.2
 USB3.1アップストリーム
 最大45Wの電源供給
・USB3.0×2
・3.5mmイヤホン出力
スピーカー ×
VESAマウンタ ×
サイズ  W661.8×D180.4×H453.2mm
 梱包重量 約10.3kg
付属品 HDMIケーブル
USB Type-Cケーブル
その他 チルト(-21°~+5°)
スイーベル(45°)
HDR対応
保証 3年(本体・パネル含む)

特徴

HDR対応

そもそもHDRとは

「HDR」とは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、カメラ・モニター用の新規格です。身近なものだとiphoneのカメラに搭載されているので、知っている方もいるのではないでしょうか。

厳密に言うとカメラとモニターの規格は別物なのですが、肉眼で見る自然な明暗差・リアリティーを再現する技術であることはどちらも変わりません。

デジカメのHDR

デジカメ撮影のHDRは、自然界の明暗差を“圧縮”して記録する合成技術を指します。

逆光時に人物の顔が暗くなってしまったり、晴天時の風景写真で雲が白飛びしてしまったり、立体感がなく不自然になることがあります。

そこでデジカメのHDR機能では、露出の異なる写真を2枚以上撮影し、それぞれを合成することで、肉眼で見た感じに近い写真を作成することができます。下の例で言うと6段目までが露出の異なる写真で、一番下が合成写真です。

from:Wikipedia

モニターのHDR

こちらはより広い明暗差を表示する技術を指します。高輝度LEDバックライトを搭載することにより、輝度と明暗差を上げ、より自然に近い明暗差を表示することができます。

太陽の光であれ、夜景であれ、肉眼で見たままの映像を楽しむことができるわけです。

HDRモニターの性能を引き出すには条件があり、HDRに対応した動画コンテンツやゲームが必要で、さらにマシン側ではHDR対応のグラフィックボードが必要になります。気軽に使うにはまだハードルが高いのがネック。

S2718DはHDR×IPS

これは本モデルのイメージ写真ですが左右の差は歴然。WQHDの高い解像度と発色の良いIPSパネルで、実際の風景を見ているような感覚を味わうことができます。

用途としては映画鑑賞や動画・写真編集がぴったり。ただ8bit出力でsRGB99%とプロフェッショナル用モニターとしては力不足ですね。

ゲームについては応答速度が通常モードで8ms、高速モードでも6msと遅いのでおすすめできません。。

なお、画面の輝度やコントラストなどは、OSDで調節することが可能です。HDRを利用する場合は、この設定画面でプリセットモードから「ムービーHDR」または「ゲームHDR」を選んでおく必要があります。

スタイリッシュな外観

from:ASCII

いつもの大型台座に極太アーム…ではありません。コンパクトな台座や湾曲したアーム、極細ベゼルに薄型ディスプレイもあってDELLらしからぬスタイリッシュな印象です。

そして通常ポート類はディスプレイ背面に設置されていますが、このモデルでは台座背面に集約されているので一層美しく、機能的です。

台座はコンパクトながらも必要なポート類はしっかり搭載されています。HDMIUSBハブ、そして映像入力・データ転送・給電までこなせるType-Cコネクタを搭載しており、狭いスペースを有効活用する工夫が見られます。

いまいちな基本機能

最近の上位機種では標準搭載されている、ブルーライト軽減機能フリッカーフリーは非搭載です。価格が価格なだけにこれは非常に残念…。

価格

75,800円(税別)

(2017/5/13時点 公式販売サイト)

まとめ

決して安くありませんが、ポジション的にはHDRモニターのエントリーモデルといったとこです。とりあえずHDRを試してみたいということであれば購入もあり。

プロフェッショナル用ならBenQ「SW320」がおすすめ。4Kの10-bit IPSパネルを採用し、Adobe RGBカバー率99%、Rec. 709/sRGBカバー率100%で、DCI-P3‎‎に対応しています。さらにハードウェアキャリブレーションにも対応し、遮光フード付きの本格派。価格は198,000円(税込)~也。

関連リンク

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