パソコン工房 STYLE-14HP012-C-CEをレビュー お値段以上の完成度を誇る3万円台の格安ノートPC

今回パソコン工房の「STYLE-14HP012-C-CE」をお借りしました。3万円台とは思えない完成度が魅力の14モデルをチェックしてみましょう。

スペック

  STYLE-14HP012-C-CE
サイズ W340×D244×H32mm
重量 約1.7Kg
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU インテル Celeron N3450
(4コア 1.1/最大2.2GHz)
メモリ 4GB(DDR3L-1600)
ストレージ 500GB HDD
グラフィクス HD 500(CPU内蔵)
ディスプレイ 14インチ、HD(1366×768)、グレア
インターフェース USB3.0 Type-C、USB3.0 Type-A、
USB 2.0、HDMI、D-Sub
マイク入力、ヘッドフォン出力、
LANポート(ギガビット対応)、
SDスロット(XC対応)
光学ドライブ ×
カメラ 100万画素
キーボード 日本語キーボード
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
保証 1年(最大4年)
価格 36,980円(税別)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源アダプタ(150g)
・電源ケーブル(50g)

※2018年4月3日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。

外観

お値段以上にスタイリッシュ

厚さ32mmのスリムボディに、ガンメタリック&ブラックのカラーリングでとてもスタイリッシュ。見た目だけでいうと、とても3万円台のパソコンとは思えません。格安モデルといえばやたら厚く、野暮ったい感じのモデルが多かったのですが、いい時代になりましたね。

電源ボタンのデザインも凝っており、このあたりの造形もなかなか憎いです。

持ち運びもOK!

スリムボディということで、重さも約1.7Kgと軽くなっています。重さについてもお値段以上ですね。

電源アダプタとゲーブル込みでも2Kg以下、さらに15インチよりも一回り小さい14インチボディなので、カバンへの収まりもよく持ち運びもラクラク!

リフトアップヒンジ搭載

このモデルではなんと、【リフトアップヒンジ】を搭載しています。リフトアップヒンジとは画面を開いたときに、ボディがせり上がるギミックのことです。

適度な傾斜ができるためタイピングしやすくなるほか、接地面とパソコンの間にすき間が空くことで、給排気がスムーズになり、冷却能力もアップします。

ちなみにこのギミックは上位モデルに装備されることが多いですが、エントリークラスに装備してくるとは驚きです。

スタンダードなインターフェース

格安モデルながら、インターフェースは充実しています。

USBはUSB3.0とUSB2.0の計3ポート搭載。USB3.0のうち一つは、リバーシブルのType-Cポートとなっています。最近ではスマートフォンにもType-Cポートが搭載されるようになっているので、これは便利。

そして、画像出力端子は標準的なHDMIとD-Subを搭載し、デジタル・アナログどちらにも対応しています。さらにLANポートはもちろんSDスロットまで搭載する徹底ぶり。ac規格の高速無線LANにも対応しており、まさにパーフェクト。格安モデルとは思えません。

しかし残念ながらコンパクトボディなので、光学ドライブは非搭載です。ただ、オンラインコンテンツが充実し、USBでも一部機能を代替できるので、実際そこまで困ることはないでしょう。かくいう自分もほとんど光学ドライブを使っていません…

ディスプレイ&キーボード

HD&グレアパネル

ディスプレイは標準的な15.6インチよりも一回り小さい14インチで、解像度はHD(1366×768)と、現在主流のフルHDよりもワンランク下の解像度となっています。

発色そのものは淡白でコントラストは低めですね。上から、横から見ると色むらがあり、こればかりは価格なりといったところでしょう。しかし、光沢のあるグレアパネルなので、それなりに綺麗に見えます。欠点をうまくカバーする工夫は◎ですね。

フルHDと何が違うの?

ちなみに解像度で何が変わるのかというと、まず表示領域が変わります。写真を見れば一目瞭然で、液晶のドット数が多くなれば、それだけ表示できる情報量が多くなるということです。これはまさにオフィス作業などの効率に直結します。

また、液晶のドット数が多くなれば、それだけ精細できれいな映像を描写できます。フルHDでの配信サービスも当たり前になってきているので、動画鑑賞などを楽しみたいのであればフルHDのほうがおすすめ。

ただフルHD搭載モデルは価格も高くなるので、とにかく安くということであればHD一択

完成度の高いキーボード&タッチパッド

縦6列の配列で、各キーが独立したアイソレーションタイプの標準的なキーボードです。14インチボディなのでテンキーは非搭載です。ちなみに、基本的にテンキーは15インチ以上のモデルについてきます。

この通り配列も素直で、よく使うキーが大きくなっており、誤爆することはまずありません。個人的には【Enter】キーがお気に入り。これ見よがしに大きく、わけもなく押したくなりませんか?

それはともかく、キーピッチもゆとりがあり、デスクトップキーボード並みの19mmを確保しています。キーストロークも浅すぎず深すぎずちょうどいいですね。打鍵感もあるので、タイピングも快適そのもの。

分離式のタッチパッドもグッドです。クリックボタンが独立していることで、ボタンの精度が高く、操作性が高くなっています。タッチパッドはプラスチック製ですが、こちらもスムーズで操作性は上々。

この通りキーボード・タッチパッドの完成度が高く、よく使う部分なだけにかなり好印象です。

ベンチマーク

各種ベンチマークソフトで実際の性能をチェックしてみましょう。

主なスペックですが、CPUはエントリークラスのCeleron N3450搭載。4GBメモリに500GB HDDとシンプルながらポイントをおさえた初期構成となっています。

PCMark8

PCMark8は動画再生やブラウジング、ビデオチャット、画像編集など、一般的なノートパソコンで想定される用途での性能を測るソフトです。

グラフを見るとイメージが付きやすく、性能そのものは数年前のノートパソコン並みといったレベルです。あくまでも入門中の入門レベルのCPUですからね。

ブラウジングやメールの送受信、オフィス作業など基本的なタスクはしっかりこなせる性能なので、その点はご安心を。

実際の使用感は?

実際の使用感ですが、シングルタスクに強く、マルチタスクに弱いという感じです。

ブラウジングやオフィス作業などの単一作業は快適にこなせますが、それぞれを同時進行となると動作がとたんに遅くなってしまいます。

さらにいうと瞬発力も弱い。例えばブラウジングだと、クリック→ページの表示がシームレスにいかず、クリック→文章の表示→画像の表示とそれぞれワンテンポ遅れて表示されます。

そして、大容量ファイルの転送やアプリのインストールにも時間がかかります。たまにあるWindowsの大型アップデートなどもかなり時間がかかり、もどかしいですね。

たしかに基本的なタスクはこなせますが、そこは価格なりといったところ。快適さ・効率性を求めるのであれば、ワンランク上のCore i3モデルを選びたいところです。

ドラクエ10

3Dゲームのベンチマークもチェックしてみましょう。

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴のドラクエ10。スコア5500以上で平均60fpsをキープし、滑らかにゲームを楽しめます。

結果は一番下の設定となる、640×480・低設定でも歯が立ちません。3Dゲームを動かすのはかなり厳しいですね。

3DMARK

【3DMARK】は、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)と、重量級から軽量級まで、それぞれの条件で測定することができます。

内蔵グラフィックの性能指標として、参考までにどうぞ。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは500GB HDDのみ搭載していますが、やはり転送速度は遅いですね。ただ、速さを求めるのでなければこれで十分。容量も多いのでまず困ることはありません。

豆知識ですが、格安モデルを少しでも快適にするにはSSDがおすすめ。HDDよりも2~3倍高速ということもあり、キビキビ動くようになります。実は、速度を一番体感しやすいパーツがSSDといわれるだけあり効果テキメンですよ。

温度

ドラクエ10実行時の温度を測定してみました。なお、室温は25℃です。

CPUはピーク時でも70℃台前半と安定して冷却できています。HDDも30℃前半となっており、理想的な温度に収まっています。

ファンの動作音は通常時だとほぼ無音といっていいレベルですが、ピーク時は豪快にファンが回ります。

バッテリー持続時間

「bbench」でバッテリーの持続時間を調べてみました。

条件は4つで、実際の使用感に近い設定にしています。

  • 電源設定:バランス
  • バックライト:40%
  • 10秒ごとにキー入力
  • 1分ごとに無線LAN経由でネット接続

結果は約3時間30分でした。大体どのモデルでも3~4時間くらいなので、標準的なもちといっていいでしょう。メーカーのうたい文句よりも短い…と思うかもしれませんが、実際使ってみると大体こんなものです。

さらにバッテリーの持ちを長くしたいのであれば、省電力モードにしましょう。

まとめ&おすすめモデル

デザインも機能も洗練されており、格安モデルとは思えない完成度ですね。とにかく快適!とはいきませんが、基本的なタスクをしっかりこなせる性能なので、とりあえずパソコンが欲しいという方はまずこのモデルがおすすめ。

おすすめの兄弟モデルも参考までにどうぞ!

STYLE-14HP012-C-CES

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
14インチ HD グレア
■CPU:Celeron N3450
■メモリ:4GB(DDR3L)
■グラフィック:HD 500(CPU内蔵)
■ストレージ:SSD 240GB
■価格:42,980円(税別)~

おすすめポイント

実機モデルのストレージを240GB SSDにしたモデルです。HDDよりも転送速度が2~3倍速く、サクサク快適になります。

STYLE-15HP012-C-CE

【スペック】
■OS:Windows 10
■ディスプレイ
15.6インチ HD ノングレア
■CPU:Celeron N3450
■メモリ:4GB(DDR3L)
■グラフィック:HD 500(CPU内蔵)
■ストレージ:HDD 500GB
■価格:39,980円(税別)~

 icon-info-circle 240GB SSD搭載モデルはこちら>>>STYLE-15HP012-C-CES icon-external-link 

おすすめポイント

こちらは15インチ版です。+3,000円で大画面&テンキー付きモデルが手に入りますが、大型の15インチサイズなので基本的には据え置きで使うことになります。

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