【記録更新】タブレットの出荷台数が10四半期連続で減少 厳しい状況の中、光も…

米IDCの調査によると2017年の第1四半期(1~3月)におけるタブレット端末の出荷台数が、8.5%減少の3620万台にとどまり、なんと10四半期連続の減少となりました。タブレットの縮小はとどまるところを知りません。調査結果や原因、今後の展開を見てみましょう。

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調査結果

  メーカー 2017Q1
出荷台数
  2017Q1
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 2016Q1
出荷台数
  2016Q1
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前年同期比
1位 Apple 890万台 24.6% 1030万台 25.9% -13.0%
2位 サムスン  600万台 16.5% 600万台 15.2% -1.1%
3位 Huawei 270万台 7.4% 200万台 5.1% 31.7%
4位 Amazon 220万台 6.0% 220万台 5.6% -1.8%
5位 Lenovo 210万台 5.7% 220万台 5.5% -3.8%
その他 1440万台 39.8% 1690万台 42.7% -14.7%
トータル 3620万台 100.0% 3960万台 100.0% -8.5%

昨年同期比ではサムスン・Amazon・レノボが-1%~-4%なんとか踏ん張っているものの、13四半期連続でトップを維持しているAppleとその他陣営が軒並み二桁の減少率というのが痛いですね。

唯一の救いはHuaweiでしょうか。台数としてはそこまで多くはないものの、+31.7%と孤軍奮闘しています。コスパの高さで評判のいい「Media Pad」シリーズを積極的にリリースしていることが功を奏しているようです。

原因と今後のタブレットのあり方

これは以前の記事でも書いたとおり、スマートフォンとパソコンの使い勝手が良くなり、タブレットのポジションが中途半端になっているのが大きな原因です。

なによりスマホは1台で通話からブラウジングまでなんでもこなせる万能選手。さらに、iPhoneのPlusシリーズなど、5.5インチ以上7インチ未満の「ファブレット」と呼ばれる大型の端末が普及するようになりました。

そして「Surface Pro 4」をはじめとする2 in 1タイプのパソコンの爆発的な普及の影響も大きいです。画面も大きく、パソコンモードもタブレットモードも思うがまま。最近では4~5万円程度のものも発表されるようになり、価格もこなれてきています。

ライトユースではスマホ、レポート作成や仕事ではパソコン。こう見てみるとタブレットはかなり厳しいことがわかります。

ただその中途半端さを逆手に取り、Huaweiのような1万円台から買えるお手軽さをウリにすればまだまだ可能性はあるような感じがします。手元にあるとちょっと便利…みたいな感じで。

また、出先でちょっとしたイラスト制作に使えるドスパラの「raytrektab DG-08IWP」のように、クリエイター向けのモデルというのも面白いですね。

まとめ

いかんせんアップルが絶不調なので、しばらく減少の流れは止まらいでしょう。反面Huaweiがここ最近躍進しているのを見ると、キーポイントはやはり価格の安さと言えそうです。

今後どこまで伸びるか見ものです。

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