タブレットの出荷台数が9四半期連続で減少 その現状と今後は?

米IDCの調査によると2016年の第4四半期(10~12月)におけるタブレット端末の出荷台数が、20.1%減少の5290万台にとどまり、9四半期連続の減少となりました。2016年の年間出荷台数は前年比15.6%減の1億7480台となり、2年連続で前年を下回りました。苦境に立たされているタブレット端末の現状についてまとめました。

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メーカー別出荷台数とタブレットのいま

  メーカー/台数 前年同期比
1位 Apple/1310万台 -18.8%
2位 サムスン/800万台  -11.4%
3位 Amazon/520万台 -0.6%
4位 Lenovo/370万台 +14.8%
5位 Huawei/320万台 +43.5%

上記は同じく2016年の第4四半期のメーカー別出荷台数をまとめたものです。とりわけ台数の多いツートップが軒並み10%を超える減少となっており、Appleにいたっては20%近くまで減少しています。人気のiPadですらこのような状況なので、いかにタブレットが不振なのかがわかります。

原因の一つとしてはやはり、タブレットのポジションがあやふやになっていることが挙げられます。最近のスマートフォンは大型化が進み、5.5インチ以上7インチ未満の「ファブレット」といわれるモデルが出回るようになり、その姿はさながら一回り小さくしたタブレットのよう。わざわざもう一台・・・とはいかないでしょう。

そして本格的な作業ということであれば、パソコンにもタブレットにもなる2 in 1 PCがありますからね。

また先日LGとサムスンが折り曲げられるスマホを年内に発売するというニュースがありました。折りたためばスマホに、広げればタブレットにもなるというモデルが普及すれば、今後ますますタブレットの立場はあやうくなりそうです。

まとめ

通常のストレートタイプも2 in 1タイプも強力なライバルがいるので状況は厳しいですね。極端な例ですが、ドン・キホーテの「カンタンPad」のような質素で割安なストレートタイプなら、気軽にネットを楽しめるワリキリ端末として、一定の需要はありそうです。

ただいまいち決定打に欠ける現状をみると、今後もこの流れは続きそうな気がします。

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