New Inspiron ゲーミング デスクトップをレビュー 青く光るRyzen 7搭載のミドルタワーモデル

今回DELL(デル)の「New Inspiron ゲーミング デスクトップ スプレマシー VR」をお借りしました。

Inspironのゲーミングシリーズでは初となるデスクトップタイプで、8コア16スレッドのRyzen 7 1700XにGTX 1060を搭載したミドルクラスのモデルです。青色LEDが光輝くDELLの意欲作をチェックしてみましょう。

スペック

  New Inspiron gaming 5675
スプレマシー
サイズ W216×D437.53×H458.86mm
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Ryzen 7 1700X
(8コア16スレッド 3.4/最大3.8GHz)
メモリ 16GB(8GB×2 DDR4-2400)
ストレージ 256GB SSD(M.2 SATA)+1TB HDD
グラフィクス GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
電源 460W
保証 1年(最大4年)
価格 【クーポン利用】
159,980円(税別・送料込)~
135,983円(税別・送料込)~

付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル
・キーボード/マウス

※2017年12月8日時点での内容です。製品仕様・販売価格については変更となる可能性があります。
※クーポンは販売ページに記載してあります。

外観

大胆なスリットデザイン

ミドルタワーサイズのケースですが、一般的なケースに比べ奥行きが短いので、のっぽに見えるのが特徴です。

そして特筆すべきはなんといっても大胆なデザイン。フロントとサイドパネルが大きくスリット加工され、フロントパネルのラウンドフォルムも相まって、とても躍動感があります。見た目だけでも買う価値がありますね。

これだけのスリットが設けられているので、エアフローは抜群。背面の9cmファンで前後にスムーズなエアフローを生み出し、内部に熱がこもる心配はありません。

ちなみにケースの素材は、特殊形成のため外側パネルがプラスチック、シャーシが金属となっています。

青色LEDで幻想的に輝く

このケース、なんと光ります。

フロントパネル裏側のスリット境界に、大型の青色LEDバーが仕込まれており、一本だけとはいえ、かなり明るく光ります。スリットから漏れる光はとても幻想的で、部屋を暗くするとよりいっそう美しさが際立ちます。

PCケースに電飾???と思うかもしれませんが、海外ではけっこう人気があります。光らせてナンボというものです。もちろん、付属のソフトで電飾の入り切りができるので、気分によって使い分けもできます。海外のトレンドを手軽に取り入れるチャンス!

それにしてもメーカー製ゲーミングPC、それも手ごろなミドルクラスで、電飾搭載モデルが出るとは時代も変わりましたね。感慨深いです…

非常に充実したインターフェース

従来の常識を打ち破る革新的なケースですが、インターフェースも非常に充実しています。

USBはなんと前後あわせて計11ポート!USB2.0×4、USB3.0×6、そして最新のモデルらしく、リバーシブルのUSB 3.1 Type-Cもついています。これだけあれば外部機器使いたい放題ですね。

さらにPS2ポートも搭載されているので、古いキーボードを再利用することもできます。フロント部分にSDカードリーダーもついているので、まさに至れり尽くせりです。

LANは有線LANに加え、無線LANも搭載しています。無線LANは高速通信が可能なac規格なので、有線環境が無くても快適にネットを楽しむことができます。もちろん無線LANに対応しているので、Bluetoothにも対応。まさにパーフェクト!

グラフィックボードの映像出力端子はDVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3とGTX 1060の仕様通りで、現在メジャーな端子は一通りそろっています。

内部

拡張性は最小限

最初の方で「のっぽ」と書きましたが、内部写真を見ると縦長であることがよくわかります。そのわりに拡張性が低いんですよね。5インチベイが1基、3.5インチが2基、DVD用のスリムドライブ1基のみと、ミドルタワーにしてはかなり少ないです。

というのも奥行きを削ったため、3.5インチベイを多くすると、グラボと干渉してしまうからですね。拡張性という点ではちょっと不便ですが、マザーボードに付いている2つのM.2スロットでカバーすることもできます。
 

ちなみに、ドライブベイは最近はやりのツールレスタイプではなく、従来のねじ止め式です。ただ、ねじさえ外せば簡単に交換できるシンプルなつくりなので、そこまで不便ではありません。

 海外メーカーらしいギミック

ケーブルをケース裏側に設けられたスペースに通してスッキリさせる「裏配線」には非対応です。しかし、ケーブルを束ねるホルダーが各所に設置されているので、ケーブル類がばらつかず、仕上げは非常にきれいです。

また、カードキーパーも装備されています。グラボを金属製のパーツで支えることにより、グラボが自重でたわむのを防ぐだけでなく、輸送中の破損を防止することもでき、まさに一石二鳥。

このあたりの細やかさは、いかにも海外メーカーらしいです。

オーソドックスなパーツを搭載

メーカー製ゲーミングPCということで、オーソドックスなパーツを採用しています。

グラフィックボードはフルHDに最適なGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を搭載しています。グラフィックメモリが6GBなので、FPSやオープンワールドなど、フレームレートの振れ幅が大きいゲームでは、3GBよりも安定してゲームをプレイできます。

よくあるブロワファン搭載の外排気タイプです。大型のファンを搭載したいわゆる「オリジナルファン」タイプより冷却性能は弱いですが、ダイレクトに外部へ排気できるのが強み。

CPUファンはAMDではおなじみの小型CPUファンを搭載しています。インテルの標準ファンとは違い、ヒートパイプが付いているので冷却性能はやや上。小型ファンではあるものの、ゲーム時ではそこまでうるさくなりません。

電源はノーマルの460W電源を搭載。BTO各社では省エネ・低発熱の80PLUS BRONZE電源を搭載するのが標準となっているので、やや寂しいです。

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは50℃前後なので、熱いRyzenにしてはよく冷えているほうです。やはりヒートパイプがあるだけでも全然違います。

グラボは80℃台前半と、外排気タイプのGTX 1060では標準的な温度となっています。SSDやHDDもしっかり冷えていることから、エアフローが非常にスムーズで、内部に熱がこもっていないことがわかります。

ベンチマーク

ゲーム系のベンチではCore i7-7700×GTX 1060(グラフィックメモリ6GB)搭載モデルと比較しています。

CINEBENCH

CINEBENCHは3Dグラフィックのレンダリングソフトで、CPUのシングル・マルチでの性能を測ることができます。

Ryzen 7 1700Xは8コア16スレッドのRyzen 7シリーズでは2番手のCPUです。Ryzenはインテルを意識したラインナップとなっており、Ryzen 7のライバルCPUはCore i7です。

結果はご覧の通り、圧倒的なマルチコア・スレッドで非常に高いマルチ性能を発揮します。ダブルスコアとまではいかないものの、Core i7は足元にも及びません。一方でシングル性能はCore i7を下回る結果に

どちらかというと、マルチコア・スレッドの性能が特に要求される、レンダリングやエンコード、ゲーム+録画配信などのマルチタスクで高い性能を発揮します。

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

現在主流の「Fire Strike」と「Time Spy」のスコアをチェックしてみましょう。

ミドルクラスのGTX 1060らしく、GTX 1080 Tiの半分のスコアに落ち着いています。

Ryzenの性能ですが、マルチコアでの性能の高さ(画像でいうとCPU score/Physics score)がしっかりと反映されており、スコアはCore i7よりも高くなっています。

ゲームの性能についてはインテルよりも下という評価が一般的ですが、条件さえそろえばインテルテルと互角かそれ以上のパフォーマンスを発揮することがわかりますね。

FF14

ゲーミングPC業界において、ある意味「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。

DirectX 11・フルHD解像度・最高品質という重量級のグラフィック設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

  WQHD フルHD
New Inspiron 7224 10299
Core i7×GTX 1060 7639 12157

圧倒的なマルチコア性能を発揮するRyzenですが、Core i7に大きく差をつけられています。それもそのはず、FF14は4コア8スレッドに最適化されたゲームだからです。

8コア16スレッドだとうまくその性能を使うことができないため、スコアが伸びないということですね。これは同じく8コア16スレッドのインテル製CPUでも同じことが言えます。

しかし、「Call of Duty: WWII」や「PUBG」などマルチコア・マルチスレッドに最適化されたゲームが増えてきているので、従来のゲームよりも、これからリリースされるゲームを主にプレイするのであればRyzenを選んでもOKです。

なかなか性能を発揮できないRyzen 7ですが、60 FPSをキープしつつ、「非常に快適」にプレイすることができます。

PSO2

こちらは軽めのゲームです。エピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。

スコア5000以上が快適にプレイできる目安です。フルHDではどちらも非常に高いスコアをマークし、快適にプレイできますが、スコアの差がかなり大きいですね。

ドラゴンズドグマ オンライン

このゲームもPSO2と同じく、軽めのゲームです。スコア7000以上で「とても快適」となります。

フルHDでのスコアは、Ryzen 7モデルが8017と苦しい結果に。Core i7モデルとはPSO2同様、大きく差が開いています。

モンスターハンターフロンティアZ

こちらはさらに軽いモンハンZのベンチマークスコアです。特に目安となるスコアはありませんが、どちらも高いスコアをマークしています。しっかりCPUの性能を使えているようで、Ryzen 7モデルの方がスコアが高くなっています。

ちなみに現在では「High Grade Edition」という高グラフィックバージョンがリリースされていますが、GTX 1060で十分プレイできます。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で「すごく快適」の評価となります。

当然といえば当然ですが、どちらのモデルも非常に高いスコアをマークしていますが、Ryzen 7モデルの落ち込みが目立ちますね。

CrystalDiskMark

ストレージ速度を測るソフト「CrystalDiskMark」で、転送速度をチェックしてみました。

このモデルはSSDとHDDを搭載したデュアルストレージモデルとなっており、ゲーム類はSSDにインストールし、データ類はHDDに収納するといった、便利な使い分けができます。

SSDはhynix製のM.2タイプ(SATA接続)となっており、マザーボード上のM.2スロットに搭載されています。拡張性の低さをカバーする親切仕様です。

肝心の速度はSSDのランダム転送がちょっと遅いですが、体感はできず、快適そのもの。ゲームのロード時間が短く、ブラウジングもサクサクなので、やはりHDDとは比べ物になりません。

まとめ ~どんな場面で選ぶべき?

従来のゲームではイマイチ性能を発揮できませんが、スコア自体は快適にプレイできるレベルなので、そこまで神経質になる必要はありません。それどころか8コア16スレッドに最適化されたゲームが出てきているので、今後さらにゲーム面で輝く可能性も秘めています

ということで、非常に高いマルチ性能を生かした動画編集や実況配信など、ゲーム+αのマルチタスクを重視する方に強くおすすめします。

また、価格が非常に安いのも魅力的。仮にCore i7モデルでこの構成をやろうとすると、税別・配送料込みで13万円台はまずムリです

ということで、下の2点にピンときたらおすすめ!

  • 実況配信に強く、Core i7よりも安いフルHDマシン
  • 光る

兄弟モデル

New Inspiron ゲーミング デスクトップには派生モデルが多くあります。

CPUはRyzen 7のほか、Ryzen 5を搭載。Ryzen 5はインテルでいうとCore i5に相当するミドルクラスのCPUです。

Ryzen 5には1600X/1400がありますが、全くの別物。Ryzen 5 1400は4コア8スレッドのうえ、クロック数が低いので、クロックも重要な要素の一つになるゲームではやや不利です。

グラボはGTX 1060(GDDR5 6GB)のほか、Radeon RX580を搭載。性能はほぼ互角となっています。

SSDの容量に目をつむることができれば、プレミアムモデルがおすすめ

スタンダード

■主なスペック
・CPU:Ryzen 5-1400(4コア8スレッド 3.2/最大3.4GHz)
・グラボ:Radeon RX580(GDDR5 8GB)
・メモリ:8GB
・ストレージ:1TB HDD

■価格
クーポン利用
119,980円
101,983円(税別・送料込)

プレミアム

■主なスペック
・CPU:Ryzen 5-1600X(6コア12スレッド 3.6/最大4.0GHz)
・グラボ:GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
・メモリ:8GB
・ストレージ:128GB SSD+1TB HDD

■価格
クーポン利用
129,980円
110,483円(税別・送料込)

プラチナ

RX 580×256GB SSDモデル

■主なスペック
・CPU:Ryzen 7-1700X(8コア16スレッド 3.4/最大3.8GHz)
・グラボ:Radeon RX580(GDDR5 8GB)
・メモリ:8GB
・ストレージ:256GB SSD+1TB HDD

■価格
クーポン利用
154,980円131,733円(税別・送料込)

GTX 1060×256GB SSDモデル

■主なスペック
・CPU:Ryzen 7-1700X(8コア16スレッド 3.4/最大3.8GHz)
・グラボ:GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
・メモリ:8GB
・ストレージ:256GB SSD+1TB HDD

■価格
クーポン利用
149,980円127,483円(税別・送料込)

GTX 1060×128GB SSDモデル

■主なスペック
・CPU:Ryzen 7-1700X(8コア16スレッド 3.4/最大3.8GHz)
・グラボ:GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
・メモリ:8GB
・ストレージ:128GB SSD+1TB HDD

■価格
クーポン利用
139,980円118,983円(税別・送料込)

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