パソコン工房 LEVEL-R0X3-R72-RNRをレビュー ゲーミング性能が向上したRyzen 7 2700&GTX 1060搭載モデル

新チップセット登場により、販売終了しました
後継モデル【LEVEL-R0X4-R72-RNR】

今回パソコン工房の【LEVEL-R0X3-R72-RNR】をお借りしました。

AMDの8コア16スレッドCPU【Ryzen 7】がリニューアルし、2000シリーズに。ゲーミング性能が大幅に向上した、Ryzen 7 2700×GTX 1060のミドルクラスモデルをチェックしてみましょう。

スペック

後継モデル、【LEVEL-R0X4-R72-RNR】の変更点は3つ。価格は139,980円(税別)~

icon-check-circleX370チップセット→X470チップセット

icon-check-circle16GBメモリ→8GBメモリ

icon-check-circle 240GB SSD+2TB HDD→240GB SSD+1TB HDD

LEVEL-R0X3-R72-RNR
サイズ W190×D477×H432mm
OS Windows 10 Home(64ビット)
CPU Ryzen 7 2700
(8コア16スレッド 3.2/最大4.1GHz)
メモリ 16GB(8GB×2 DDR4-2666)
ストレージ 240GB SSD+1TB HDD
グラフィクス GeForce GTX 1060(GDDR5 6GB)
チップセット AMD X370 チップセット
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源 500W(80PLUS SILVER)
保証 1年(最大4年)
価格 156,980円(税別)~
付属品 ・各種マニュアル
・電源ケーブル
・キーボード/マウス

外観

カジュアルなデザイン

ゴテゴテした装飾や加工などはなく、シンプルなフラットボディを採用。赤のアクセントカラーがゲーミングPCらしさを演出しています。

また、フロントパネルの通気口はブロックパターンになっており、パネル前面はヘアライン模様のプリントがされているなど、細かいところのこだわりもグッド。

シンプルすぎず、くどすぎず、ちょうどいい感じのカジュアルなミドルタワーケースです。

高冷却ボディ

ゲーミングPCは発熱の高いパーツを多く搭載しているので、特に冷却性が重要となります。

このケースではフロント・底面・背面、そしてサイドに大きく通気口が設置されているので、通気性は◎。背面の12cmファンで前後へスムーズなエアフローを生み出し、冷却性能は申し分ありません。

ちなみに、底面とフロント部分には防塵フィルターが設置されており、ほこりの侵入を防ぐことができます。

とても充実したインターフェース

USB端子はフロント・背面あわせて堂々の11ポート!内容も充実しており、背面の2ポートは高速転送・大容量給電に対応した最新のUSB3.1 Gen.2となっています。また、最近普及し始めている小型&リバーシブルのType-Cポートも設置されています。

さらにレガシーなPS2ポートも付いているので、古いキーボードを再利用することもできます。

個人的にお気に入りなのが、フロントポート類の設置場所。真正面ではなく、上部に設置されており、特にパソコンをデスクの下に設置したときにアクセスしやすくなっています。

映像端子はGTX 1060ということで、DVI-D・HDMI・DisplayPort×3のオールスターのラインナップです。とりあえずどんなモニターでも使える万能さが魅力的。

内部

高い拡張性

電源下置きのオーソドックスなパーツ配置です。内部もしっかり黒塗装されており、全体的な統一感はバッチリですね。

ミドルタワーらしく拡張性も高く、5インチベイ×3、3.5インチベイ×4の計7基でSSDやHDDの追加もお手の物。内部の5インチベイは、3.5/2.5インチを別途購入してストレージ用に回すこともできます。

この拡張ベイですが、3.5インチベイはツールレスになっており、両端のつまみでかんたんに出し入れできます。

裏配線対応

BTOで珍しく裏配線に対応しています。

裏配線とは、ケース裏側の配線用スペースにかさばるケーブル類をきれいにまとめてしまうこと。ケーブルをスッキリさせることで、見た目もすっきりし、なによりエアフローがスムーズになります。

あまり内部を見ることはありませんが、配線もきれいで好印象ですね。

ASUS製X370マザーボード搭載

各種パーツを搭載するマザーボードには、高品質で信頼の高いASUS製の【PRIME X370 PRO】を搭載しています。ATX規格の上位モデルなので機能が充実しています。

まず拡張性ですが、マルチGPUに対応しており、SLIやCrossFireXといったグラボの2枚構成でさらに高いゲーミング性能を構築することができます。また、通常のSSDよりも4~5倍高速のPCIe接続SSDに対応したM.2スロットも用意されています。

機能面では、国産のオーディオ・コンデンサを採用したサウンドシステムに、安定した通信環境を実現するインテルのLANチップを搭載。さらに【AURA Sync】に対応したLEDイルミネーションも搭載し、PCのドレスアップも気軽に楽しめるようになっています。

もちろん耐久性もバツグン!【5X Protection III】とよばれる5つの機能では、過電圧や過電流対策、拡張スロットの強化などが施されてます。さらに拡張スロットは金属プレートで補強されているので、グラボの自重で破損することが無いようになっています。

なお後継モデルでは、さらに進化した【PRIME X470 PRO】を搭載しています。

LED仕様のWraith SPIRE搭載

CPUファンはAMD謹製【Wraith SPIRE】のLEDバージョンを搭載しています。所詮は標準クーラーでしょ…と思うかもしれませんが、標準クーラーのわりに冷却性能が高い優れものです。

イルミネーションがきれいに光るので、ちょっとトクした気分になりますね。ちなみにこのイルミネーションは上述の【AURA Sync】に対応しているので、マザーボードの付属ソフトで発光を自由自在に調整できます。

もちろんOFFにもできるので、LED苦手という方も安心。ただ一応おことわりしておくと、LEDはサイドパネルを閉めた状態だと通気口から見える程度です

ショート基盤のGTX 1060搭載

グラフィックボードはフルHDでのゲーミングに最適なGTX 1060です。グラフィックメモリが6GBなので、オープンワールドやFPSゲームなどフレームレートの振れ幅が大きいゲームでの安定感が抜群です。

ボードは定番のブロワファンタイプではなく、ボードの長さが短いショート基盤のものを搭載しています。ミニケースで使われることが多いタイプで、大口径ファンを搭載しており、冷却性能がとても高いのが特徴です。

なおPCの心臓ともいえる電源には、電力変換効率最大88%を誇る500Wのシルバークラス電源を搭載。コンセントからの電力を効率よく変換できる、省エネ・低発熱の優れものです。メーカーは定番のFSP製で、品質面も安心。

温度

こちらはFF14ベンチマークを実行した際の各パーツの温度です。なお、室温は25℃です。

CPUは標準ファンながら40℃後半とかなり冷えており、グラボも大口径ファンのおかげで70℃前後とこちらもよく冷えています。

ベンチマーク

CINEBENCH

CPUはインテルではなくAMDというのがポイント。最新の【Ryzen 7 2700】を搭載しています。

前世代と基本的な仕様はほぼ変わらず、8コア16スレッドはそのまま。ベース・最大クロックを引き上げ、さらに自動クロックアップ機能の“Precision Boost”をブラッシュアップしており、いわば【高クロック版Ryzen】というべきCPUです。

3Dグラフィックのレンダリングソフト「CINEBENCH」で、CPUのシングル・マルチでの性能をチェックしてみました。性能的にライバルとなるインテルのCore i7-8700(6コア12スレッド)を比較までにどうぞ。

さすがにRyzen 7は8コア16スレッドなだけあり、Core i7よりも性能が高いですね。ただ最新のRyzen 7が一味違うのは「ゲームの性能も高い」という点です。

前世代のRyzen 7ではCore i7にゲーミング性能が劣る…という残念な結果だったのが一転、Core i7に迫る性能になりました。

以下Core i7-8700×GTX 1060モデルと比較しつつ、チェックしてみましょう。

FF14

ゲーミングPC業界において、ある意味「標準ベンチマークソフト」ともいえるFF14ベンチマーク。

DirectX 11・フルHD解像度・最高品質という重量級のグラフィック設定で、スコア7000以上の「非常に快適」をマークできれば、現行オンラインゲームを幅広くプレイできるスペックだと判断することができます。

フルHD WQHD
Ryzen 7 2700 11536 7617
Core i7-8700 11862 7508

いずれも最高品質での結果となります。フルHDならスコア10000オーバーの安定した動作が可能です。WQHDでもスコア7000を超えますが、60fpsをキープできないので、快適にプレイするのであれば、やはりフルHDですね。

FF14は前世代のRyzen 7が特に苦手にしてきたゲームではありますが、Core i7とほぼ互角のスコアをマークしており、クロックアップがしっかり効いているのがわかりますね。

FF15

「ファイナルファンタジー」シリーズ第15番目の最新作「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」のベンチマークです。スコア6000以上で【快適】評価で、平均60fps以上でプレイできます。

FF14と同じくDirectX 11ですが、オープンワールド&4K/8K解像度に公式対応していることもあり、ケタ違いに重くなっています。推奨GPUにGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を要求してくるレベルです。

高品質 標準品質 軽量品質
Ryzen 7 2700 4620 6561 8582
Core i7-8700 4658 6424 8476

グラフィックメモリ6GB版なだけあり、フルHD・標準品質でしっかりスコア6000を超えてきます。さすがに高品質は厳しいですが、高品質と標準品質との差は、テクスチャがやや少なっているくらいなので、基本的には標準品質でOK。

こちらもCore i7とほぼ同等のスコアをマークしています。

PUBG

人気沸騰中のバトルロイヤルゲーム【PUBG】のスコアも測ってみました。重量級のグラフィックでゲーミングPC泣かせのタイトルです。

測定条件

 解像度はフルHD

 時間帯は日中、快晴

 パラシュート降下後、1分間のダッシュ&屋内探索

ウルトラ
平均fps 60fps
【63fps】
95fps
【93fps】
115fps
【118fps】
129fps
【130fps】
最低fps 48fps
【54fps】
82fps
【80fps】
92fps
【92fps】
100fps
【95fps】
最高fps 71fps
【76fps】
114fps
【112fps】
132fps
【128fps】
143fps
【142fps】

※下段がCore i7-8700のスコアです

競技性が高いので、スムーズに動作する60fpsは絶対にキープしたいところ。

やはりグラフィックメモリが多いだけあり、fpsが伸びますね。高設定でも100fps近くをマークしており、まさにド安定。高リフレッシュレートモニターを使うなら中設定がおすすめ。

こちらもCore i7とはほぼ互角といっていいでしょう。最新のゲームに関してはどちらも大差ありません

PSO2

以下従来の軽いゲームをチェックしていきましょう。

PSO2はエピソード4にてグラフィック描写が「設定6」に引き上げられましたが、それでもやはり軽いことに変わりありません。スコア4500で平均60fpsをキープできます。

結果はフルHD・設定6でスコア32709と高いスコアをマーク。十分快適にプレイできる性能ですが、Core i7よりもスコアがかなり落ちてしまいます

原因の一つとしては、CPUのシングル性能が低いためと考えられます。従来のゲームはマルチコア・スレッドに最適化されておらず、シングル性能が重要視されてきました。Ryzen 7はCore i7よりもシングル性能が約30%ほど落ちるので、スコアも伸びないというわけです。

ドラゴンズドグマ オンライン

スコア7000以上で「とても快適」となります。フルHDでスコア8592と問題なくプレイできますが、やはりこちらもCore i7に比べスコアが全く振るいません

モンスターハンターフロンティアZ

スコア6000で平均60fpsをキープできますが、フルHDでスコア29731とこちらはCore i7以上のスコアをマークしています。もちろん高グラフィック版の「High Grade Edition」も余裕です。

ドラクエ10

グラフィック品質にこだわらなければ、ノートPCでもプレイできるほどの軽さが特徴です。スコア5500以上で平均60fpsをキープできます。

結果はスコア17530(すごく快適)をマークし、まさに朝飯前ですが、Core i7ほどのスコアは出ません

3DMARK

3DMARKは、グラフィックボードやCPUを含めたグラフィック能力を総合的に測定するベンチマークソフト。

DirectX 9(Ice Storm)・DirectX 10(Cloud Gate)・DirectX 11(Sky Diver/Fire Strike)、そして最新のDirectX 12(Time Spy)それぞれの条件で測定することができます。

現在主流のテスト3種をピックアップしてみましたが、CPUのスコアはほぼ互角。やはりマルチコアにしっかり対応されているゲームであれば、Ryzen 7の性能をしっかり引き出せることがわかります。

CrystalDiskMark

【CrystalDiskMark】は、ストレージの読み書きの転送速度をチェックソフトです。ポイントはランダムデータ(4Kと書いてある項目)の転送速度。これが速いほど、ブラウジングやアプリの動作が速くなり、実用的なストレージといえます。

このモデルは240GB SSD+2TB HDDを搭載した便利なデュアルストレージ構成です。ゲームは高速のSSDに、データ類は大容量のHDDに入れるという使い分けができるので、とても便利。

SSDはコスパ重視のKingston製です。ランダムの書き込みがやや遅いかなというくらいで、ベーシックモデルにしてはしっかり速度は出ています。ゲームのロード時間も早く、ブラウジングなどもサクサクで快適そのもの。

Ryzen 7 2700は結局どうなの?

このグラフは動画のエンコード(変換)作業の所要時間を表したものですが、この通り、Ryzen 7 2700はCore i7-8700どころかCore i7-8700Kよりも早く変換できることがわかります。

以上をまとめてみるとー

Ryzen 7 2700はレンダリングやエンコードといった動画・画像編集に強く、Core i7に迫るゲーミング性能を持つCPUということができます。

ただ、編集用途でもRyzen 7とCore i7で大差があるわけではなく、なによりゲーミングPCはゲーミング性能が高くてナンボなので、基本的にはCore i7搭載モデルがおすすめモデルの価格が安くコスパが高いのでなおさら

ゲーム+録画配信、さらに編集作業までガッツリ使い倒すのであれば、8コア16スレッドの総合力光るRyzen 7 2700や最上位の2700X搭載モデルを選ぶようにしましょう

おすすめカスタマイズ

基本的なポイントをおさえているので、メモリやストレージの増量はあくまでも用途・予算次第です。ただ、メモリをガッツリ使うゲームが増えていることを考えると16GBあった方が安心です。

icon-check-circleパソコン工房のおすすめカスタマイズを徹底解説

まとめ&おすすめモデル

内容が重複してしまいますが、サクッとまとめを。

もともと実況配信や編集用途に強いRyzen 7でしたが、クロックアップによりCore i7に迫るゲーミング性能を手に入れ、万能CPUに進化しました。

ただその分モデルの価格が高いので、編集目的がメインであればおすすめ

LEVEL-R037-i7-RNR

【スペック】
■OS:Windows 10
■CPU:Core i7-8700
■チップセット:Z370チップセット
■メモリ:8GB(DDR4-2400)
■グラボ:GTX 1060(グラフィックメモリ6GB)
■ストレージ:SSD 240GB+HDD 1TB
■電源:500W(80PLUS SILVER)
■価格:132,980円(税別)~

Core i7-8700とGTX 1060(グラフィックメモリ6GB)を搭載したミドルタワーモデル。特にこだわりが無ければ、これでも十分です。

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